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去年の朝の
球根が
臓器のように
どしんどしん、と
土の表皮で呼吸した

高く鳴る
拍動に
ためらう闇が
蒼く余韻し
彼の路を隠しゆく

慣れぬ夜を呼吸して
水路を拓き
彼 ....
嵐かぜが激しくて

風鈴の絶え間ない動きは

趣も何もあったもんじゃない

それでも開け放した窓を

騒がしくて仕方ないのに閉められないのは

わたしたちこそこうして

うるさ ....
そのときが来たら
必ずいってしまう
わかっているのに
訪れるのは唐突で
待って、と言って
新芽をのばすのに
青く繁るようにと
その場をゆずられ
未熟な葉桜は枝を
ざわざわとゆらす
 ....
「休学することにしたんだって」


悩む顔も
丸めた体も
涙も

しらない

割れてるのでいいでしょ?てくれたお土産のかぼすゴーフレットしか
じゃまだといって押し退けた肉付きの ....
乱太郎さんのポッケさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
再生- ポッケ自由詩4*08-7-15
風と風鈴- ポッケ自由詩4+*07-7-15
いってしまう- ポッケ自由詩4*07-4-23
はる風- ポッケ自由詩4*07-4-19

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