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忘却の城そこに幾千の鳥がみえた
ハスキーボイスの列車の合図がよなよな光っている
あてのない景色に空白の深呼吸が漫ろにわすれさられても
息を飲むようなリグレットに寝汗がとめどなく流れる 青 ....
レモンあじの ドロップ 空にきえた それでも青い鳥は唄いつづけている
ギンガムチェックはみどり 黒いニットキャップの男は氷を口に含んで車を走らせた
赤毛のルルは今日も刺繍でマーガレットと四葉のクロ ....
おまえの魂は月光が迸る
碧の烈火であろう
古の名を吼えている熱情の
その喉仏に銀のナイフを握る
その手の痺れに 月が無邪気に笑う
大樹の影はざわざわ踊り ....