一人にやけて 窓ガラスに姿を映せない真昼間
一人企んでいる その後の人生設計を ニタニタ気味悪い
にやけているから そのままにして置く 放置プレイさ

 肉体が保っている間に 主演しなければ  ....
思考と感情機能



わたしが
ふたたび
世界をもつために
陥ってはならないことは
まとまらない衝動で
突き動かされてしまう前に
感情を別けて考えるのではなく、
感情を読み取り
 ....
生前の祖父のことをよく覚えてはいない
祖父はわたしが物心つく前には亡くなっていた
抱かれた話を聞いても
、抱きおとされた怖さを聞いても
、色の剥げた写真に並ぶしわくちゃな姿だけが写る
 ....
「one person, two persons, three persons」と数えてしまう人がいたら、
おしえてあげよう
「違う、one person, two people, thre ....
二枚目と三枚目を繰り返すあいつ
独自のその衒う6フィートの天才
いつもダンクシュートの鳴神が木霊する

 惚れてたまるか5フィート6インチとヒールつきの上から目線で
 こっちだって バスケで ....
吐きたい
ということは
感動したい
ということだ
けれど
どちらも
口にはだされない
低い
紫色の空から
隕石が
落ちるのを
待つことはできない

朝に濡らした手で
夜まで ....
小ぶりのスイカみたいにも 見える 
これが ウリ

今が 売りどき
いえ 買い時ですよ と 声がする
 
スーパーでは 細長いヤツが
微笑んでいる

似たような 色合いで 
去年あ ....
 8月上旬に水島さん(と呼ばせていただきます…)から、新詩集の「小さなものの眠り」を送っていただいた。1ヶ月越しとなってしまったが、その感想を述べたい。

 まず、一読して感じたことは、私が飯島耕 ....
ありのままをみせる蟻はいないけど、わたしたちはあるがままに暮らす人だったので、ゴシック体でゴシップ斜め微笑み返しでお互いの口の中へウィスキーボンボンを放り込み、舌べらで潰しあった。薄っぺらな唇を噛んで .... さんずいと林の狭間をうろつきながらハンドルを握っていると
「もうすぐひがくれます。ライトをつけませんか?」
壊れたはずのナビがしゃべる無機質な声に、さんずいのよこで立ちくずれそうになった。
だいじょうぶ

気持ちで言っても伝わらない

数字で言ったら伝わるのかな

数字で言うならいまのこと

みらいではなくていまのこと


ひとはいつの世も雰囲気にながされて

 ....
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ 「リンゴの味覚はリンゴそのものには無く、 リンゴ自体は味をもたない、 リンゴを食する者の口のなかにも無い、 両者の接触が必要である 」。
これはアルゼンチン出身の著名な作家で、また詩 ....
羽矢と霧矢は まゆみの木を みずからの眼力で選び
切り落とし弓と成し、その矢を射る。
深い霧の中に 白百合が群生している
この村には いまは おなごしかおらんけんど さすけね

 ....
その崖のほとりに
一輪咲いているはずの花は
どうしても一目見たくて
見ると 手折りたくなって
手折ると持ち帰りたくなり
持ち帰ると
さて どうしても
挿した花瓶から引き抜き
力任せに叩 ....
ヘイ、ユー!
竜、巻いてるう?
えっ、もう巻いてるんだ!
さっすがあ
さ・い・せ・ん・た・ん
なんだからー
じゃあ、あたいも
竜、巻いてみよう
丁度相模線に乗ってるし
今電車ごと
 ....
5年前の手帳に いつ正体を明かすか考えるというメモがあった

いったい何の事 疑問以前に笑いしか来なかった

果てし無い自分の浮遊感の頭を撫でる
結界を創っているわりに 網目の粗いザルで環境 ....
この男いいなと思っても
八分待って
性欲が80%まで上昇しなければ
その男とは性交渉を持っては
いけないと言われる
八分以下の気持ちなのに
性交渉を持った場合
ヤリマンと呼ばれ
村中か ....
あたしが何を見たって?
6月27日の夜
そうね、雨だったわ。
2AM
裏通り、濡れて光る外灯の下に
若く、美しい男が立っていた

男がいるのはこの世界の真ん中で
これから男に降りかかる ....
眼鏡をはずし
目の前を水中に沈めれば
外灯は滲み
ひとびとは陽炎になって
せかいはちいさくちかく、まるくなると
おもっていたけど
無限のひろがり

おとこもおんなもなく
泳ぐような身 ....
ボクは
全力投球することに
全力投球したいんだ

ワタシは
運命を変えることに
運命を使いたいの

オレは
誰かを愛するために
誰かを愛したいんだ

アタシは
自信を持つため ....
空の彼方に
雲がすばやく流れている時は
家のほうが動いているような気がする
そう考えると足元がぐらついて
ああでもないこうでもないと
心臓に暗い汁が溜まってきて
余計なことを考えないように ....
最近友達になったTは
昨夜の平城京跡における
奈良県の生んだ歌姫
青山テルマのLIVEが
急遽中止になったので
代わりにまりお流に行ったと述べた

変わったネーミングではあるが
まりお ....
解る人には解る
本当にそれでいいの

語と心との一致に合掌し魂をさする 流離わずにとどまり 踏ん張る
揺るぎないものを沿革と共に 出る芽に頼らず 誰にも

直球に食らう 自身と 

  ....
祝日は朝から
気分転換のドライブに出かけました

久し振りの好天気で片道2時間ほどのドライブでした

途中 1車線に切替わるところで20分程渋滞しましたが
渋滞の際 前をゆく車が古いベンツ ....
     くっぴんに雨浅く

    猫っかぶりで畳遊泳

     主張弁解の昨日より

   謂われなき明日を詠いたい

      六法全書を枕にすると

窓の向こうに{ルビ ....
無表情な父に声をかけると
その霧深い意識のずっと奥の
宇宙のかなたから
帰ってくるのかと思うほど
遠いところから
ゆっくり
微笑みが皮膚の上に戻ってくるのが
見える

「おとうさん」 ....
頂上から
山の斜面にある
噴火口のくぼみまで
火山岩の砂利を踏んでくだる
植物のない荒涼たる大地

坂の途中で
凹んでいるところは
地球のえくぼだ
そこからあがったところは瞑った目
 ....
  鳶という鳥の
  名前を覚えたのもこの街だった
  アキタケンホンジョーシゴモンチョウ
  蜜柑色の陽射しにひたされた夢の形



  パーマ液の匂いがするこの街
  ここ ....
王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる
こひもともひこさんのおすすめリスト(3437)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
酔いとボケの狭間に来てくれたら- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-10
思考と感情機能- はなもと ...自由詩513-9-10
青黄黒緑赤- アラガイ ...自由詩18*13-9-10
青黄黒緑赤- るるりら自由詩8*13-9-9
あいつは美男子- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-9-9
- イシダユ ...自由詩913-9-9
響きが_楽しくって- 藤鈴呼自由詩3*13-9-9
水島英己「小さなものの眠り」を読んで_〜引用を生きる〜- 中川達矢散文(批評 ...2*13-9-9
WORD+L=WORLD - 阿ト理恵自由詩19*13-9-9
夏が終わる、それは、不意打ち - 阿ト理恵自由詩6*13-9-9
だいじょうぶ- 吉岡ペペ ...自由詩413-9-8
母の手を握り階段一歩ずつ降りる子供の足の小ささ- 北大路京 ...短歌513-9-8
小さな視点(詩評)- アラガイ ...散文(批評 ...6*13-9-7
羽矢と霧矢- るるりら自由詩15*13-9-7
崖のほとり- Lucy自由詩11*13-9-4
竜、巻いてるう?- 花形新次自由詩113-9-4
正体と齢- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-9-4
日本のエロ風習6__ムラムラ八分- 花形新次自由詩313-9-3
若く、美しい男- うめバア自由詩6*13-9-3
近視の夜歩き- 凍湖(と ...自由詩1013-9-3
全力投球する方法- イオン自由詩3*13-9-2
人形劇- 春日線香自由詩413-9-2
まりお流- 和田カマ ...自由詩5*13-9-2
解る人には解る寂しさ- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-9-2
気分転換のドライブ- 佑木自由詩3*13-9-2
くっぴん- ただのみ ...自由詩18*13-9-1
父を見舞う- Lucy自由詩20+*13-9-1
地球の顔を踏む- 殿岡秀秋自由詩713-9-1
S62- 草野春心自由詩513-8-31
王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる- 北大路京 ...自由詩613-8-31

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