薬が旨い 大きな鬼と琵琶湖に入りブラックバスを食べ尽くす フライドチキン骨ごと喰う コスモスできらいすきすきだいきらい

赤とんぼフレフレ赤勝て白が勝て

今秋も流行りは赤だと鷹の爪

本年の出来はどうだと柿に聞き

もう少し渋いようだと鵯が鳴く

火恋し抱えて帰 ....
2匹の獣の舌
イチゴの舌
軽い接触
その後
からみ合う

荒い息×荒い息
発汗する
白い肌×黒い肌
交差する
上目遣いの視線

勃起した乳首と乳首
膨れる乳輪
犬のように舐 ....
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。

みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。

干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ....
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
私に優しいあなたは 
私じゃなくても優しい
それが悔しくて 
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は 
心を{ルビ蝕=むしばむ}む

胸が苦しいの 
肌が紅く染まっていく
女の身 ....
私は決してめげない。
どんな事があっても
前を向いて歩いて行く
自分の進むべき道を行く

夢と希望を諦めない。
夢が必ず現実になる。
そう思わずいられない。
自分が否定されても、
立 ....
人を
ただしい場面で
ただしい順序で
ただしい角度に
揺すると
泣く

そのただしさを
習得することを
愛とか技とか
呼ぶ人びとを
軽蔑し
憎んでいるわたしも

ただしい角 ....
発酵と腐敗は兄弟で
人間生活に有用なものは発酵
有害な場合を腐敗というらしい

母の遺産のふるーい缶詰がある日でてきた
台所のすみで静かに時を過ごして
僕と対面したわけだ

すでに缶は ....
日系の建造物を守るため毛沢東の顔写真貼る 望遠鏡を覗いたら小さなレンズの町を見つけた
わざとらしく咳き込んでみる
もしかしたら誰か見ているかもしれなかったし

星と僕の距離にもいくつかの歴史が並んでいて
無理やり重ね合わそうとしても ....
よほど不在が気になるらしい。
忘れたころには必ず電話がかかってくる 。
それもきまって夕食を済ませた後か、食事の最中にである 。
べつに何かあるわけでもなく、何も無いのがわかっているから* ....
ほかでもないあなたと
どうしようもなくなりたい
雨の日に雨だれを数えながら飢えていくのもいいし
乾いた日に蟻をつかまえて拷問するのもいい
湿った毛布のなかで賞味期限の切れたひき肉みたいに絡 ....
鎌倉を
ビデオ撮らせて
歩いたら
グルメロケと
思われタダに



焼きそばに
ちょろっと入った
豚肉を
おかずにごはん
三杯いける
最後の最後にジャンケンで勝つために蟹のキャラでいる 馬鈴薯や手描き友禅訪問着 輪郭をなぞると見た目より長くなる

そんな事を思った
稲雀お風呂お先にもらいます 手がふれる、という覚悟と、手がふれた、という諦念の間には、ほんのわずかの隙間があって、わたしはだいたいそこいらへんに住んでいるのじゃないかと思う。わかっていながら、実在に達しない、その、なんとも。 ....
かまきり が袖を引く
貧弱な鎌をカフスに突き立て
出勤する私を引き留める
そんな鎌じゃ 草も刈れまい
まして人間なんて 狩るもんじゃあ ないよ
生地がいたむから 
その鎌 どけておく ....
これ飲むと悪い夢見るんや 酒を飲む

 
いたや
おめだば
しばらく
まちでくらしたからだか

そったらに
あやつけて
しゃべんなや

はっちゃきこいて
ぜんこめあてで
うたばうたって
こっぱずかしくねぇが

白岩 ....
なないろの架け橋から
ダムが嘔吐している
あじさいが
潤んだ目を擦り合わせ
ねむたげな林道
葉うらで演奏される口琴
耳をすます野池
水面の波紋に
意識が吸い込まれ
蛙の呼吸に同調した ....
病んでいる
悩んでいる
身心ふたつ
ふたつはひとつ

止んでいる
悔んでいる
雨降る悼み
涙の痛み

澄んでいる
霞んでいる
朝もやの空
初秋の大気

噛んでいる
 ....
老人ホームでは
いねむりするひとが多い
あっちで うとうと
こっちで こっくり
いっしょうけんめいに
ねむっている

そのしずかな風景は
さなぎの待機のようだ
白い髪にときが重なりあ ....
筆先を紙上に置く
まだ、なにも見たことのない
目のことを思う。
インクがにじみ
黒点が生まれる。

筆先を右に移動させる
まだ、なにも聞いたことのない
耳のことを思う。
ふたつの黒点 ....
◆ 果たされないまま思い出になろうとしている幾つかの時間を夢に見る。


黒い鳩がこちらを睨みつけており、私はそれから逃れるために海辺の街へ向かうことに決めた。
乗り込んだバスに無かっ ....
街中で知らない人と沢山すれちがう

わさわさ人

つつつ つつつ
つつつ つつつ

つらなる人と私

駅につきすれちがう視線

電車に乗り窓の外を眺めていると

つつつ つつ ....
こひもともひこさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日も元気だ- HAL自由詩5*12-9-29
琵琶湖【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...1012-9-29
フライドチキン骨ごと喰う- 北大路京 ...自由詩812-9-27
秋は色づく- 亜樹俳句512-9-27
レズビアン_プライド- 和田カマ ...自由詩1*12-9-27
&_bottle- アラガイ ...自由詩14*12-9-26
きみ、ジブリがそんなに好きなの- 阿ト理恵自由詩12*12-9-24
【_柘榴_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-9-24
前を向いて歩こう- ペポパン ...自由詩5*12-9-23
ゆらす- はるな自由詩2412-9-23
台所のかたすみで- 梅昆布茶自由詩10+12-9-22
ジレンマ- 和田カマ ...短歌1*12-9-18
かたまりあっている- カマキリ自由詩612-9-17
古い電話- アラガイ ...自由詩7*12-9-17
- はるな自由詩1212-9-16
メタボリック短歌7___望郷編- 花形新次短歌112-9-15
最後の最後にジャンケンで勝つために蟹のキャラでいる- 北大路京 ...自由詩1112-9-14
馬鈴薯や手描き友禅訪問着- 北大路京 ...俳句412-9-14
ポエム- 自由詩11*12-9-14
稲雀お風呂お先にもらいます- 北大路京 ...俳句7*12-9-13
届くとか届かないとかのこと- はるな散文(批評 ...812-9-11
かまきり- りす自由詩16*12-9-11
これ飲むと悪い夢見るんや_酒を飲む- 北大路京 ...自由詩3*12-9-10
白岩のまっこうくじら- 板谷みき ...自由詩1*12-9-8
釣れないな- sample自由詩412-9-7
病みを癒やして- シホ.N自由詩312-9-7
しずかな午後- 朧月自由詩9+*12-9-5
空白- sample自由詩5*12-9-4
夜を溶かした数だけ抒情は真実味を増す- 青土よし自由詩5*12-9-4
かずのこ- 灰泥軽茶自由詩8*12-9-4

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