ポイントはころも
薄いハムのほぼ倍
サクサクなのが良いです
安いハム 薄いハム
それで結構なのです
自分で作らず
懇意の肉屋で買っても良い
どんぶりに八分目のごはん
キャベツの千切りな ....
眉上ちゃんは
モンブランが好きだ

この前近くの美術館の
帰りに寄ったケーキ屋で知った

“パスタみたいで可愛いよね”


眉上ちゃんは
よく質問をする

物理の授業中 ....
宝箱にかかった閂が外れる、おと
乾いた止め木の、音
十字であったり
星であったりする、乙の葉
鳥居の下に積もってゆく
儚いアルペジオ

秋は「寂しい」だなんて
冬の温かさを知らない ....
風邪をひいたら

寝るしかないや

死ぬのがこわかったら

胸に手をおくしかないや

そうやって愛おしむしかないや


晴れた日の西の空が

不安だらけのこの地球に

美しい夕暮れをおく


風邪をひ ....
そらが ぬけて
やまが 切り取られたかのように くっきり 
やまぎわの空はしろく 天頂は限りがない

あきいろの あかねは
だ円のつぶらな目で ぬけたそらをみている

なんて  ....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた


母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
なんどでも振り返り
なんどでも悔やむ
選ばなかった道のこと
なりえたかもしれない自分のこと
なにひとつ定かな記憶もないのに
分かれ道の向こうの小さな光が
やけに瞬いてまぶたに刺さる

 ....
ふゆうするkawaiiを集めるには
どれぐらいおおきい虫取り網が必要なのでしょう
商店街をうおうさおうしていても
それらしいものはみつからなくてなんだか
ゆいいつの収穫といえば今
目の前の店 ....
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文

追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
残像が鮮やか過ぎて現実が認識出来ない、通過したものだけが確実だ、通過したものだけが確実で、そいつらがどこに行くのかはまるで理解出来ない、次々と生み出される命の遺産、明日までがそ .... 風車は大好き 
道すがら 白い羽根を発見すると 
ハンドル握る手が 歪むくらいに 嬉しくなっちゃって 

視線を逸らしては 危険なんだけれども 
くるくる クルル 廻る気持ちに 
 ....
なんだかむしゃくしゃしてしまって

ごめんね
そんな風にするつもりは
全くなかったんだよ

僕のハサミが
丁度君の心臓の裏に刺さったから
スイッチが入ったと思ったんだよね
扉を開 ....
「そのレコード貸して欲しいって言ってたよね」
嘔吐に近い感情
寂しいからメールしたと思われたくない
寂しいけど

「どれくらい愛してる?」
その質問の模範解答を ずっと探している
開けた ....
小学校の運動会を前にして
白いハイソックスを 母にねだった

白の靴下を 履くことに違和感を
感じたのはいつからだろう

アルバムを覗いてみると

慣れないスーツを着こんで すました顔 ....
シャボン玉1000個
一息で出せますって
書いてあるシャボン玉を買った
入り口は一つで出口は5個
あの子がいくら吹いても
523個が最高
なんどやってもね
なにが1000個だ
嘘つき
 ....
立派な事を 書いたって
無感動じゃ いけないね

立派な事を 言ったって
無行動じゃ 伝わらない

こんなにも熱く こんなにも痛い
南部鉄器で沸かした湯の 飛沫が

とても 元気良く ....
逢いたいという気持ちは
雨風に擦りきれ
いつの間にかぼろになった
継ぎもあてられないほどに
擦りきれたこの気持ちを
もうこれきり
引き裂いて
わたしは 織ろう
愛しいや あこが ....
海底が隆起し水位が下がって
エベレスト界隈が空中に生えた頃
ナマズは汽水に放り込まれて
激烈な減圧に体を硬くしていた

それから雨が際限なく降り
雷鳴をも呑むほどの洪水が引いた頃
ナマズ ....
黙ってはいけない
布団の中の
タツノオトシゴ
外は深い夜
または海の底
徘徊する
神や泥棒
黙って二体で
寝転んでると
動物みたいな気がしない
だから呪文ぐらい
言わねばならない ....
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの 【青が崩壊する。】題名は あまさらさんです。


こんこんと 混沌
どくどくと 清濁入り乱れ
大地と空が 激昂する
相容れない物どうしが交信しようとして
雨戸を叩く

夜の闇に
 ....
隅田川より低い千住の街を
駆けていく幼い日のぼくの
こころの隙間に
川風がはいりこむ

湿気を含んだ重い風は
低い街並みをよぎり
川辺から離れた神社に
ぼくを連れていく

友だちは ....
僕の帰りを待つ妻と子のため自転車飛ばす

一人きり歌いながらお腹空いたと呟きながら


街灯で薄明るい公園の脇 自転車飛ばす

何処かから漂ってきた誰かのためのカレーの匂い


片 ....
羊歯の葉を滑り落ちた雨垂れが棄てられたショッピングバッグに落ちる
夜は街の明かりに隠れながらいつの間にか途方も無い闇となり
僕は雑草の生えふさぼったベンチひとつだけの公園の ....
爪を切るときに
深爪しないようにするのと一緒で
なにか喋るときには
何も考えないようにする
世界の果てで
自分が待ってるんだ
名も無い鳥にも
名前はあるんだよ
自分で名乗ったりはし ....
上京して赤信号で渡ったら 叱られた
コンビニにまで 「並びなさい」の、
足型マークが付けてある

お金を払わなければ 何処にも行けない街が
嫌いになるまで 居たかったのは
この街 ....
日々の暮らしの
吹き溜まりから
洒落た記号を
掘り出して
綺麗に並べても
何処にも響かない

吹き溜まりに
手をつっこみ
すくった想いを
雪玉にして
無防備な背中に
ぶつけ ....
{引用=その日ぼくは一人称を失うために身投げした。自我を持たな
い想いだけが純粋であり得るから「得た経験はみな繋がれて
いる、輝けるという常套の科白を盲信し、原石だったぼくは
自らを気前よく ....
僕は見たけど黙っている こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく


はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました


泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
こひもともひこさんのおすすめリスト(3437)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハムカツ- ドクダミ ...自由詩214-10-21
眉上ちゃん_その2- 瑞海自由詩7*14-10-20
乙葉のロンド- 衣 ミコ自由詩314-10-20
風邪をひいたら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-10-20
あかね- るるりら携帯写真+ ...22*14-10-20
正座__/__想い出した情景- beebee自由詩2414-10-20
「きざむ」- 小夜自由詩714-10-20
kawaii(so)- Seia自由詩314-10-19
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」- nemaru散文(批評 ...4*14-10-19
ランド(瞬きも出来ないほどの)- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-18
くるり_くるりと_ゆめごこち- 藤鈴呼自由詩2*14-10-17
赤い夢- 瑞海自由詩3*14-10-17
レコード_(詩のレシピ8)#pwGT組- 北大路京 ...自由詩8*14-10-17
白い靴下- 佐白光自由詩2*14-10-17
シャボン玉- こいち自由詩314-10-16
立派な事- 藤鈴呼自由詩3*14-10-16
裂織- フユナ自由詩1214-10-16
ナマズ- salco自由詩1714-10-15
魔法- やまうち ...自由詩114-10-15
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの- 北大路京 ...短歌214-10-15
とりつくしまという名前の島での物語_オムニバス三篇- るるりら自由詩8*14-10-15
風の問いかけ__- 殿岡秀秋自由詩714-10-15
寒い夜道を自転車飛ばす- 中村 く ...自由詩6*14-10-15
真夜中にあれこれのかたちをどうのこうの- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-15
オイルと- 竜門勇気自由詩114-10-14
ネズミ- 為平 澪自由詩13*14-10-14
おもいのおと- nonya自由詩21*14-10-14
七年目のグノシエンヌ- もっぷ自由詩414-10-14
僕は見たけど黙っている- 北大路京 ...自由詩714-10-13
風のはじまりをあなたは知っていますか?_ - 阿ト理恵短歌12*14-10-13

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