よろしかったら めしあがってください

食堂で 派遣社員のおばちゃんが
らっきょうを振る舞ってくれた

とてもおいしい

そういえば
近頃
食べ物でおいしいと意識したことがなかったな ....
       生まれたね
       やさしい手で研がれ
       水をたっぷり
       ふっくらつやつやと
       今日は卵にしようか
       それとも納豆 ....
あともう少しと思うところで
火を止めるのよ
もう薪はくべなくていい
蓋をあけてはだめ
後は鍋ごとさめるのを
待つの
ゆっくりさめながら
ジャムはだんだんジャムになるから
リスの母さんは ....
叫ぶことには理由はつけられない、それが真理に近ければ近い分だけ構造は複雑化していく、考えちゃいけない、頭で何とかしようなんて思っちゃいけない、そんな思案をしている間に果てしない遠くまで離れ .... 山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
誰もケガしなくて
よかったね

冗談じゃない!
愛車を路肩でこすったじゃないか


こんなにボーナス出て
よかったね

冗談じゃない!
あれだけがんばったのに これっぽっちか
 ....
 


にわか雨の気配に慌てて
息を切らして
額に汗を滲ませて

は、と息を吐くベランダで
からりと笑う太陽に
力が抜ける

平凡すぎる何かを守ること

小さな願いと
安堵 ....
 3 足のある眼鏡

わたしの仲間は誰でも言うのだが
決して信じてはいなかった
「眼鏡には足がある」など

だが 今朝 眼鏡が消えた
確かに洗面台の横に置いたのに
顔を洗っている間にど ....
誕生日いがいは
お祝いの日じゃない
なんでもない日が
ずっと
毎日続いているけど
グッと耐えて生きていく

    🌼

私は今
自分という人間を
ふるいにかけて ....
ぎりぎりの範囲でありがとうと言
う。
裏返え
って

 目
  で
   飛び退く
       から
驚いてい
るよ


けど
実は
一人だ
 同人誌と関わるようになって、もうずいぶんになります。最初は、ノートに手書きでした。味があるといえばありますが量産できないのが致命的です。その後、ガリ版や青コピーにも手を出しましたが、思うような本が作 .... 各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬 愛を込めて野菜を育てる
すくすく育ち嬉しさが込み上げる

育ててみたい野菜がいっぱいある

水をあげながら
話しかける
色んな言葉が帰ってくる

感謝しながら頂く よく噛んで味わう
 ....
わたしはあなたを咀嚼する
わたしのためのあなたのために

わたしはあなたを消化する
わたしのためのあなたのために

あなたの中身、知っているか
どろどろに溶けあったそれから
ひ ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
運命の赤い糸は1本だけだろうか?
僕はこう考える
小指からは透明な糸がたくさん出ている
世界中全ての人と繋がっているんだと・・・。

たくさんの人と出会い
糸の色が決まっていくのだ ....
   透明な空に
   透明な鳥が
   飛んでいる

   草を蹴って
   跳ねる子供が
   捕まえようと
   手を伸ばす

   晴れた空は入口
   空想の世界への入口 ....
 久しぶりだよね
 日曜日お父さんと二人でいるの
 何よその目
 なんか警戒してるっぽい
 あ、いっしょにお風呂入ろっか
 なぁんてうっそ冗談
 慌てちゃってかわいいんだから
 え、親を ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
優しい言葉を書き殴る
恨みの滲むペン先で
心を繕う紙切れで
爛れた肌は隠せない

冷たい文字を書き流す
泉に溜まった涙から
紙を流れる心の小河
運ぶ落ち葉に ....
しなしななのに なんという瑞々しさよ 冬のほうれん草 おひたしの濃緑よ 言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく スープ付きの秋はとうに横切って 手にしたスプーンの冷たさに思わず手を離してしまった


ありふれた夏、紺色に吐き出された雲のなかでバスに押し込まれた午前七時 見上げる彼女の表情は水色 ....
階段によりかかる

壁がつめたかった

壁がつめたかった

それが気持ちいい

祈るように見つめる

祈り見つめる

いい気分で眺めてるかな

煩わされることなんて

いっさい霧散してるかな

祈り見 ....
ほんとうをひとつ石のしたに埋めた
約束をひとつ鏡の裏にかくした

退屈がちょっと窓からのぞいた
懸命がぼくのしりをたたいた

月は宙ぶらりんで柳のしたを通りがかった
杜甫と李白がちいさな ....
テレンバッハは言う
われわれは
かおりに気づくことによって
雰囲気に関与していると

ブラザーアンドレは知っていた
やさしい愛撫が苦痛を和らげ
人々を助ける
奇跡を起こすことを

 ....
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密 誰かによってすでに忘れ去られ
行き場を失ったおもいでが
枯葉のように不規則な落下をして
ぼくの背中に貼りついた

軒の低い屋根
が向こうまで続いた商店の群れ
の隅のうす暗がりからやはり
 ....
生き恥を晒し合って空が青い 直そうとして潰した
こひもともひこさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
らっきょう- ichirou自由詩5*13-11-28
生まれたての朝- 石田とわ自由詩15*13-11-28
さめるまで- Lucy自由詩23*13-11-26
高速回転は余計なものを弾き飛ばしていく- ホロウ・ ...自由詩3*13-11-25
消えるには少し速い- るるりら自由詩19*13-11-24
幸せと不幸の境界値- ichirou自由詩5*13-11-24
いとなみ- 祥希いつ ...自由詩8*13-11-24
年を取るとはこういうことか2- イナエ自由詩17*13-11-24
【_なんでもない日_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-11-24
- 佐藤伊織自由詩213-11-24
コピー本が作りたくなったら- 殿上 童おすすめリ ...8*13-11-24
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬- 北大路京 ...短歌413-11-23
家庭菜園- 夏川ゆう自由詩413-11-23
うつくしいあなた- 青井とり自由詩3*13-11-23
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
糸の色- 龍九音自由詩3*13-11-21
霊感の鳥- まーつん自由詩9*13-11-21
レインボーお父さん- 平瀬たか ...自由詩513-11-20
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
鏡の前の詩人- まーつん自由詩6*13-11-20
しなしな(自由律)- そらの珊 ...短歌9*13-11-20
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく- 北大路京 ...短歌813-11-19
ベビーベッド- ayano自由詩313-11-19
階段の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-11-19
そんな花見- 梅昆布茶自由詩1813-11-18
きっと言葉でも感じ合える- ichirou自由詩413-11-18
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密- 北大路京 ...短歌213-11-18
9- きるぷ自由詩4*13-11-18
生き恥を晒し合って空が青い- 北大路京 ...自由詩1913-11-17
直そうとして潰した- 北大路京 ...自由詩213-11-17

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