空を目指して 山道をゆく
土を踏みしめ 前を見据えて 
太陽を背に 進みゆく

蹴り飛ばしたのは 昨日の言葉
放り投げたのは 明日の行方
崖下は遠く落ちていく中
あのいつかだけが 消えず ....
合コンで虫の話や年の暮 アホカト ちがう
アボカト ちがう
アホガト ちがう
アホカド ちがう
ア゛ホカト ちがう

ア゛ボガド ちかい
(明日世界が終わっても) #pw冬組
ドミノ倒しのように難しい言葉から滅び始める。
ひび割れた空から失われた声が漏れ、
抱えた純粋が白い息となって冬に紛れる。
花は色を失い、太陽は光を失った。

ああ

おなかはすく

 ....
姿は見えず

言葉を伝え
物を破壊し
美しい歌を運ぶ

空気中で秒速344メートル
水の中は秒速1500メートル
鋼鉄の中は秒速5000メートル
堅い環境の中程速いスピードで突っ走る ....
賢者の道を外れても蝶の舞う春は来る 小さい花は
自分が小さいことを知らないんだろうなあ

花より
大きい小さい私もてあます

師走にかたづけたい
かたづかない
昨日今日
私自身のこころ
人を愛そうと思ったよ
よく晴れた12月の朝だった

人は誰しも
美しい面と
醜い面を持っている
それを知ったとき
恋は萎えそうになった
だけど
あの人は人を愛している
その事実を知 ....
一言が大きく響く
一人 夜中にソファーの上にいる
テレビの光と そこにいる人の影
どちらが温かいのか知っているのに
理由もなく大事な助言をさえぎってしまう

気がついて我に返ると
始めて ....
なんでもない、ただのつまらないけし粒みたいになって死んでいきたいから、もう一度あなたに出逢いたい。夜空を見あげてしまう理由を、星が綺麗だから、なんてありきたりな台詞に終わらせたくない。もっと個人的な、 .... 冬の肌は
こわれもの

夕餉の火を落とし
手にたっぷりと
クリームを塗る
ひび割れから
そっとしみこむように

日常というものは
重力がある限り
何処に行ったとしても
そう変わ ....
 ロケットが帰ってくるとき熱で燃えてめくれ 一本の花になり地球に刺さった その地点から波打ち拡がる花の生命は一気呵成に大地を満腹フラワー地帯へと脈打ち変化させる 驚き飛び立つ鳥たち .... 原始の地球で生命が誕生するかのように
うなりをあげ ドボドボと音を立ててそれは始まった
新しく生まれる世界の器が満ち足りるのが待ちきれず
私はひざまずき成り行きを見守る

器の底はあっという ....
ざらざらの掌で
温められ
擦られ
撫でまわされて
摩耗した挙句
まるく つややかな光を放つ
表面に一点の翳りもない
器が
轆轤の上に
遂に生成し得たとしても
掌の持ち主の
荒れた ....
乳ぽつり なぜだか私は卑怯者のように口を閉ざしてしまった。
まるで描写に値するものを失ってしまった画家のように。
よもや今に始まった訳でもあるまいに。
そう、私は穴蔵の鼠で人知れず格闘しているのだ。
 ....
今日を
空へ投げたら
落ちてこなかったので
僕の今日はきっと
地球的失敗で
宇宙的成功だ
なんて
いつか
覚えていないが
あのとき
大きく投げられてしまった僕は
くるくると回転し ....
【車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに 】


なんでかしらないが
あなたとわたしには
おなじ「なにか」が ある気がする

その「なにか」が なんなのかを
知 ....
女神だって救われたい 父は厳格な農夫だった。私は子供のころから農作業を手伝っていたが、効率の悪いやり方や、やる気のない態度、失敗に対して、父から厳しい叱責を受けた。収穫された桃を運搬する際にあやまって桃を落としてし .... あれは
花の散る音だよ
花びらの儚くはがれ
地に落ちる音
砂に擦れる骨片の
乾いた軋みのようだろう

あれは
時の流れる音だよ
流砂のさらさら崩れ行く
風と波の造る音
私の体を通 ....
会社を辞めることとなりました
ご迷惑をおかけし申し訳ありません

うなだれる青年は小さい声ではっきり言った

心の病

自殺未遂

離婚

子供との別れ

この半年間どんなこ ....
昨晩は大雨が降り今朝はもう穏やかに晴れ雨寄せつけず

別荘が同じ間隔で建てられて夏は賑やか冬はひっそり

赤ちゃんは何でも全て見えている「見る」「聞く」「感じる」能力凄い

冷房がよく効き ....
不眠症のユウコは今夜も大量のクスリを飲んでは
ヘロヘロ状態

潔癖症のさなえは自分の周りが汚れているのには我慢できないくせに
もう1週間も頭を洗っていない

マユミは食べることを抑えら ....
歴史上の人物の名前は
タンスにしまった反物に似ている

たまにタンスを開けてみて
その知識がねむっていることに
自分が満足するだけだ


本に書かれた花の名前は
空っぽの宝箱に似てい ....
逐一 イライラッて 出していたら
大爆発しなくて 済む

いや、場合によっては 爆発しちゃっても
仕方ない

仕方ない、ってのは
諦めて、の発言じゃあ なくって、

今 現 在 の  ....
たとえばきみが何もかもを
小文字から始めてしまうひとだとしても、
両方の足を水の中に沈めて
砂の肌触りがずっと流れていく日のこと
生き物たちは、朝になれば。

とてもよく乾いたシャツの中に ....
しー
しーっ

ひとさしゆびをたてた
この世界のすべてに
ないしょにするみたいに
にやにや
歯列のすきまから
秘密がこぼれる


便利になりすぎて困るわ
いまは
ネットと ....
ぼくのこころに根をはって
大きくなった老木が
公園の散歩道をゆく

墨絵のような老木から
枝が生えて
格子状に柔らかく伸びて
その先に花が咲く
躑躅の紅い花
ハナミズキの白い花
菫 ....
うまいこと言おうとして舌を噛む
こひもともひこさんのおすすめリスト(3437)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
燃え残る声- 自由詩313-12-27
合コンで虫の話や年の暮- 北大路京 ...俳句413-12-26
(明日世界が終わっても)_アボカドVersion__#pw冬 ...- 北大路京 ...自由詩313-12-26
(明日世界が終わっても)_#pw冬組- 北大路京 ...自由詩613-12-26
音のように- ichirou自由詩9*13-12-26
賢者の道を外れても- 駒沢優希俳句313-12-25
背くらべ- 朧月自由詩213-12-25
愛の深度- 渡辺亘自由詩113-12-25
サナギ- 加藤自由詩2*13-12-25
星の爆発- ユッカ自由詩4*13-12-24
こわれもの- そらの珊 ...自由詩2213-12-24
花を食べる- ヨルノテ ...自由詩313-12-24
take_a_birth- Neutral自由詩413-12-24
会わぬが華- Lucy自由詩20*13-12-23
乳ぽつり- 北大路京 ...自由詩413-12-22
粉糞- ヒヤシン ...自由詩9*13-12-22
投げる- めー自由詩5*13-12-22
ふうてん_とばそ- るるりら自由詩19*13-12-18
女神だって救われたい- 北大路京 ...自由詩613-12-17
老い- 葉leaf自由詩713-12-17
散華- salco自由詩1113-12-16
がんばれ- ichirou自由詩11*13-12-16
別荘- 夏川ゆう短歌113-12-16
彼女たちの事情_〜愛しすぎる女たちのうたう詩〜- 涙(ルイ ...自由詩213-12-16
わたしの不毛な知識の庭- ハーブ園自由詩713-12-16
今_現_在- 藤鈴呼自由詩2*13-12-16
easy- Debby自由詩513-12-16
タルタル- オオカミ自由詩213-12-15
宝物 - 殿岡秀秋自由詩7+13-12-15
うまいこと言おうとして舌を噛む- 北大路京 ...自由詩813-12-15

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