眠れない夜は光を引き寄せてくれる女の腕で泣きたい 生きたいと願う父が死んだとき死にたいと思う私が産声あげる

サヨウナラサヨウナラって粉になるでんぷんみたいに翔ばされる骨

肉体の元素記号を燃やしても軽くならない質量 タマシイ

立 ....
あの火、
「ほ」が
やって来て
声も、血も、涙も、
水も、空気も、
ぜんぶ苦くなった

タ、タ、タ、
バ、バタバタ、
しんで
薄暗くなって寒い

カタチのない
「ほ」が
じ ....
粗大ごみ置き場に 無造作にブリキのバケツにすてられ
つったっている木刀
それは僕たちである

僕は木刀をひきぬき
大声を出して空を切り おもいきり振り回した
それを見て子供たちが笑っている ....
あなたにうがいを教えたことはないけれど
あなたはうがいを体得していた
言葉で教えられるよりも
見て覚えることのほうが
きっと何倍も簡単なんだと思う

それでもあなたが
うがいってなんなの ....
ゆれている頭をとおくに見ていたさ春風みたいな声で笑うな


そのひとの爪のまるさが正しくてくやしい。完成されてるんだね


肯定をする気もないのに目と口がやさしくてしね、死 ....
雨が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は辺りを水浸しにしないし
視界を霞ませたりはしない

日が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は全てを明らかにしないし
辺りを温 ....
ただ頷いている風合いでいいのです
経年変化に経年風化なく
裏地にでも縫い付けてください

西のまちは
貴族により栄え
東のまちは
西洋により栄えた

その北みちのくは
辺境の地とし ....
四番目の息が聞こえる。
父の息。
母の息。
私の息。
そして、聞こえる。
他には居るはずがない誰かの息が。

まだ幼かった私は、父母に挟まれ、狭い二階の一室で、毎夜訪れる暗闇と遭遇してい ....
三日前のビニール袋に入ったままの新聞
チラシくらいは見たかった

 日々 育児に追われている
 はい 喜んで追われている

トイレにハイハイでついてくる
ドアを少し開けていないいないばあ ....
ねぇ、わたし
恋をしよ?
新しい恋をしよ?

心が弾むよな
ワクワク、ドキドキな
恋を

(懲りもせず
こんなにツライノニ?)

そうだよ
だって、あなた
じっとしてられない ....
長いまつ毛 切れ長の目じり

吸い込まれそうな 笑窪

でも あなたの横に座りたい

膝の上に手を置いて見つめられると

言葉が見つからないの

でも あなたの横に座りたい

 ....
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない 俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか 玩具売り場の前から幼児の泣き声が
人の溢れた地下街広場に響いて
若い夫婦の困惑が子供を叱る

幼児と親と対立する主張は
地下街の雑踏を立ち止まらせ 
黙らせる

  己の主張が通らない ....
何もかも
原則的に敵だから
僕は今日も肩で風を切って歩く
すると思いもかけない温かい風が吹いてきて
僕にあいさつするものだから
戸惑いながらもあいさつを返すと
風は微笑みながら ....
春のゆたんぽ
ぽぽぽと踊る草の匂い
たんぽぽ色の光は
そっと鼻をなでる
なでなでゆたんぽ
ほころぶこころは暖まる
ゆっくりとほぐし
軽やかな跳躍
すういすいっと風は
私をどこか遠くへ ....
それはモノゴトとの距離の問題
モノゴトが遠くにあれば小さく感じて
モノゴトが近くにあれば大きく感じる
時間もひとつの距離だ

あるいは他のモノゴトとの比較の問題
モノゴトの傍にもっと大きな ....
押して上げる、寄せて上げるみたく。
押して揚げる、寄せて揚げるみたく。
押してアゲル、寄せてアゲルみたく、
飛び込むなら、今。

八の字跳びが、
跳べなかった前の人に続いて飛び込め
なか ....
{ルビ子供=ガキ}の頃はよく褒められた
「聞きわけのいい子」だなんて
言いたいことが無かっただけで
やりたいことが無かっただけで

歳を食ってそれに気付いて
今さら何をする気もねぇ
とり ....
詩はシワが多いほどいい
珈琲はサトウが多いほどいい

すいもあまいも知っているなら
愛と平和のために
甘い方をえらぶだろう

水くみに7キロ歩く友がいてもだ






 ....
ビー玉みたいでキレイな目
この目がほしくて
飼い猫を見つめる

猫の光る目と見つめ合うと


この目の奥の世界は
この猫の頭蓋骨以上の広がりがあるようだ

この目の奥に広がる暗い光 ....
1

冷えた容器を手に リビングへ行くと
あなたは爪を切っている
手がふさがっているので
スプーンですくったむきピース
口に入れてあげる

一昨日とった出汁に
気持ち良さそうに浸かっ ....
さあ歌え光を喰らえ夢を喰えサナギになんてならせやしない 終電のライト眩しく目を閉じた綺麗な恋ばかりじゃなかった 騙し絵と思い逆さにして読んだ俺睨み付けてる自称詩人  今年の桜は早かったようで、娘の高校入学式にはすでに満開を過ぎて、けれどもかろうじて花は残っていた。この季節、日本は桜の国になる。わたしたちは桜の国の住人になる。お祝いごとがそんな時期と重なるのは、 .... 恐ろしく過酷でも
愛のため
信念を貫く人々がいる

混乱の中でも
平和を求め
自ら活動する人々がいる

シリア
南スーダンでの混乱
西アフリカでのエボラ危機
兵士として徴 ....
公園を彩る花に癒やされる親も子供も楽しめる場合

公園は禁止事項が多過ぎる子供心を擽る遊具

宇宙見て星の輝き強い夜宇宙は常に星を見ている

花屋には良いエネルギーが溢れてる人の幸せ色づけ ....
【 流石の沢蟹】


沢蟹は、歩く
沢を 歩く
さわさわとした沢を歩く

沢蟹も 花見をする
タンポポの花が 咲いている
その花弁を
器用に 切り取り
 ....
こひもともひこさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠れない夜は光を引き寄せてくれる女の腕で泣きたい- 北大路京 ...短歌115-4-19
- 為平 澪短歌5*15-4-19
あの火、- atsuchan69自由詩7*15-4-19
木刀- 島中 充自由詩315-4-19
うがい- そらの珊 ...自由詩21*15-4-19
グッバイしんきろう- 初谷むい短歌6*15-4-19
降る言葉- 葉leaf自由詩1015-4-18
染め織- 黒木アン自由詩1415-4-18
四番目の息- 宣井龍人自由詩19*15-4-17
もうすぐ赤ちゃんを卒業する- 朝焼彩茜 ...自由詩15*15-4-17
むずむず- 中原純乃自由詩4*15-4-17
横に座りたい- 佐白光自由詩1*15-4-16
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない- 北大路京 ...短歌5*15-4-16
俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか- 北大路京 ...短歌315-4-16
自己主張- イナエ自由詩16+*15-4-16
- 葉leaf自由詩515-4-16
ゆたんぽぽ- 灰泥軽茶自由詩815-4-15
モノゴトのはなし- ただのみ ...自由詩14*15-4-15
オシアゲ- こうだた ...自由詩4*15-4-15
これが私の卑しさです- 捨我自由詩215-4-15
ラブ&ピース- 黒木アン自由詩7*15-4-15
見つめ合う- 南川きま自由詩6*15-4-15
ラブ&ピース- とよよん自由詩9*15-4-14
さあ歌え光を喰らえ夢を喰えサナギになんてならせやしない- 北大路京 ...短歌115-4-14
終電のライト眩しく目を閉じた綺麗な恋ばかりじゃなかった- 北大路京 ...短歌115-4-14
「自称」短歌1- 花形新次短歌215-4-14
夜更けの紙相撲・チルチル_サクラ- そらの珊 ...散文(批評 ...11*15-4-14
無名のヒーロー- 黒木アン自由詩8*15-4-14
公園- 夏川ゆう短歌215-4-14
流石の沢蟹- るるりら携帯写真+ ...21*15-4-13

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