ごはん多めに炊いて誰も来ない
冷蔵庫にジャムや
ピーナッツクリーム
スライスチーズがあるとき
知らぬ間になくなってしまう
誰だ食べた奴は
と言ってみたところで
夜起きて
半睡状態で何かを食べたのは
私に違いない ....
一 世界の終わり
世界が終わるという予言を
紹介するテレビ番組を見て
下の娘が心配している
「ねえー、終わらないでしょー?」
ぐずぐず絡む娘をあしらいながら
妻は蒲団を敷いている
....
大王の庭の千年実のカカオを使って、美ら海の風薫るサトウキビの黒糖を溶かして、天使の涙を一雫。ペンギンが滑り台した氷山から作ったパウダーシュガーをかけたマウント・ショコラ
(大口を開けて
歯を ....
「泣かないで、僕のみなしごはっち」
父に見放された子は
戦いを憎むだろう
愛が足りずに火は燃えず
太刀傷を受け続ける
美しい容は育たない
ばらばらになったそれを
繋ぎ止める為の強 ....
覆面してても君だとわかった
あったかいひざにはにゃんこ足元にも猫が寄り添う冬の寒い日
今もなお大きな体でひざに乗る重たいけれど嬉しいにゃんこ
移動するたびにどこでもついて来るストーカーだねほんとに君は
引っかか ....
鶴は千年亀は万年と申しますが、その寿命を
この目でしかと見たというご仁はおられます
まい。それでもなにかにつけ千年万年と口に
したがるのは世の常人の常。これも永遠なる
ものへの憧れでございまし ....
公園のふざけた大理石像などは小鳥達に啄ばませておけ。大規模な淘汰が近づいている。バッタが千年樹を飛び越えていくぞ。モグラがマグマに沈み込んでいくぞ。酸性雨だ、傘などは無意味。金持ちどもの膨れっ腹の脂肪 ....
百貨店の前で
手相を見ているおばちゃんがいる
人の手の皺の数に
虫眼鏡を当てて
その人の人生まで
当ててしまうのだそうだ
いっぺんだけ
占いの店に行ったことがある
女とだ
....
タクシーは
熱帯植物園の前で止まって
僕らを降ろす
片方の手で
美香の腰を抱き
もう片方の手で
傘を差す
小走りに肩をすくめ
ロビーへ飛び込むと
横殴りの雨は
彼女 ....
羊
羊が1匹 最初の一匹が囲いの中へと
羊が2匹 友達増えたねよかったね
羊が3匹 仲良く走り回っている
羊が4匹 むしゃむしゃ草を食べている
羊が10匹 風が草原を駆け抜け ....
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
色んなモノを
溜めている
小瓶にちょっとずつ
溜めている
今日は
朝出したモノを
小匙一杯溜めた
昨日は人差し指に
付いたモノを
溜めた
明日はティッシュに
付いたモノを溜めるつ ....
洋子は旅立った
蛍光グリーン一色ビシギメ
聖子ちゃんカット逆風になびかせ
ラメの瞼で睨みをきかせば
誰もが慄き道を開ける
(くそ親父のラジカセくそ重いし)
ハラジュクにた ....
見たか?
見た見た!
聞いたか?
聞いた聞いた!
それで どう思う?
ま ここは
見なっかったこと
聞かなかったことにして…
はさみこまれた、ひる、そらぞらしいアンバランス、ゆれたえだ、について、まだ、なんのこたえもみつからないはなし、などが、ばらばらと、あかるいみち、はだしであるくあしのうら、にささり、予想天気図の気圧 ....
烏龍茶あたためますか
あた貯めますか、そうですか
ただ今あたが四つであたシになります
あた詩に交換するなら受付はあチラです
こチラの用紙に青年月日をどうぞ
ピーターのご友人なら空欄でも((チ ....
飛ぶときに必要なものがあるとすれば決心ではなくて、飛んでいる「当然」なのだと思う。決心なんて、どれほどもろくて役に立たない(でもそれなりに美しい)だろう。
娘が壁に手を置いて、しゃんと背をのばし立つ ....
浴室に伏せて、日常という連続を流す
選べない明日になれないもの
排水溝手探りに口へ
盲目、目を剥いたら蟻が群がる黒い塊
窓の外には誰に泣くわけでなく呻く風
取り繕いか浴槽のシミに似た愛
....
心臓は崩れながら歪み、実体の判らぬビートを作り出す、ああ、脳天から逆さまに降る、死、詩、私!降り積もったさまはまるで賽の河原の石積みのようだ、鋭利なナイフのような真冬の空気、肉体をすり ....
記号にからまってもう神に戻れない
今年から時間的、気持ち的に余裕があるときにこんな感じでまとめてこちらにて。
公開年、監督などは割愛させていただきます。
なるべくネタバレはないようにいたしますが、その限りではないことも。
....
今回は詩を書くためのツールの紹介です。
▼TeraPad
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/
詩を書き出した頃はワードを使っていましたが ....
◯ 梅ヶ枝餅→花餅→(雪見だいふく→さくらんぼ餅→安倍川餅)→玉椿→花びら餅
枝垂れ梅の下
並んで歩く
梅のかむざし染まるほほ
(初恋は梅ヶ枝餅の味がしたような、
しなかったよ ....
公園に若いお母さんと小さな女の子がいた
お母さんはベンチに座ってスマホをいじっている
女の子は傍をちょこまか歩きまわる
女の子がお母さんに話しかけても
お母さんはスマホに夢中で返事をしない ....
春の目覚めに
ひとひら 揺れた
美しすぎる
瞳 重なる
夜のツキ
芽吹きも イイ
はらはらと 散る様を
連想など したくないと
希(こひねが)う
歌う いつまでも
....
君が落ち込みヘコんだときを狙う妄想膨らます
一人一人が
一人一人であることを超えて
一つの波打つ連合となり
一人であることを忘れる
言葉は言葉を呼び
笑いは笑いを呼び
そこに何の抵抗もなく
めまぐるしく連鎖する
四人 ....
ふと誰かが呼ぶ声にはっとして玄関に出てみた。やや関西訛りのする初老の胡散臭い中年が立っていた。薬売りだという。昔ながらの熊の謂だとか、小さなガラス瓶に入った救命丸など、まったく利きそうもない薬をずら ....
こひもともひこさんのおすすめリスト
(3429)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ごはん多めに炊いて誰も来ない
-
北大路京 ...
自由詩
5*
15-2-13
犯人は私だ
-
灰泥軽茶
自由詩
9
15-2-12
World's_End_Rhapsody
-
やまうち ...
自由詩
5*
15-2-12
バレンタインpoem
-
とよよん
自由詩
7*
15-2-12
みなしごはっち
-
衣 ミコ
自由詩
3
15-2-12
覆面してても君だとわかった
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-12
猫溜まり
-
未有花
短歌
18*
15-1-23
千年樹/即興ゴルコンダ(仮)投稿.7
-
こうだた ...
自由詩
4*
15-1-23
淘汰
-
竹森
自由詩
2
15-1-23
占い師
-
オダ カ ...
自由詩
6*
15-1-23
美香抄2
-
オダ カ ...
自由詩
2*
15-1-23
羊
-
itukamitanij ...
自由詩
4*
15-1-23
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
-
北大路京 ...
短歌
4
15-1-23
少しずつ溜める
-
花形新次
自由詩
1
15-1-22
恵女羅流怒・洋子
-
平瀬たか ...
自由詩
8*
15-1-22
日光三猿
-
イナエ
自由詩
10*
15-1-21
hot_oolong_tea
-
阿ト理恵
自由詩
6*
15-1-20
hot_oolong_tea/即興ゴルコンダ(仮)投稿.6
-
こうだた ...
自由詩
5*
15-1-19
当然のこと
-
はるな
散文(批評 ...
10
15-1-19
朦朧詩
-
北井戸 ...
自由詩
2
15-1-19
ストレンジ・バット・トゥルー
-
ホロウ・ ...
自由詩
2*
15-1-19
記号にからまってもう神に戻れない
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-1-19
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと①(1/1〜1/18 ...
-
平瀬たか ...
散文(批評 ...
5*
15-1-18
詩作をするときのお供2
-
殿上 童
おすすめリ ...
7*
15-1-18
お餅バリエを盛り込みながらの_餅→宇宙_スペクタクル連詩風味
-
とよよん
自由詩
8*
15-1-18
【_スマホと女の子_】
-
泡沫恋歌
自由詩
17*
15-1-17
さくら
-
藤鈴呼
自由詩
1*
15-1-17
君が落ち込みヘコんだときを狙う妄想膨らます【都々逸】
-
北大路京 ...
伝統定型各 ...
3
15-1-17
宴会
-
葉leaf
自由詩
2+
15-1-17
薬売り
-
山人
自由詩
5+*
15-1-17
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
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18
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