トータルでいうと
良くも悪くもないんだけど

タートルでいうと
やっぱちょっと平均より小さいっつうか?

そんな感じ?

そりゃあ
トータスでいっても
一緒よ
やっぱちょっと小さ ....
かくべきでない言葉を
のみくだせずにいる夜

また消化不良になって星をみる
あんな風に
あんな風に

その先の言葉もまた
のどの奥へながしこむ

底辺なんてありはしない
まるい世 ....
走った 走った
走った
久しぶりに

からだが重い
足が前に出ない
遅い 遅い
苦しい
苦しい 苦しい

苦しい!
でも
走る 走る
もう少し

もう少し
あそこまで
 ....
ひつじが
にくになって
スーパーで
うられていて
これは
きっと
生前は
毛が
はえていて
メリノ種
       みぎの手で
       みぎの乳房
       ひきちぎり
       この空が
       とわでなくて
       よかったと
       ふかい ....
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)


僕の部では合唱曲を一から作り上げて行くとき、必ずと言っていいほど、最初の一週間は
絶対に苦労する。その曲が難しければ難しい程。

なぜなら ....
うろ覚えの
歌詞が
思い出せない

メロディーだけは
何度も
浮かんで

あわせて
口ずさんでしまうのに

きみを
憎んで
だったか

きみを
煮込んで
だったか
 ....
【はじめに】

 2月15日をもちまして、HHMは完全に閉幕します。ご投稿くださった皆様、投稿作を読んでくださった皆様、現代詩フォーラムやTwitterでリアクションをとってくれた皆様、ありがとう ....
まばたきには
ばね がついていて
どれだけ
すばやく
まぶたを
弾ませられるか
競いあっている
{ルビ双子=シンクロ}

持ち主に
気づかれてはだめ
そんなに
凝視しても
真 ....
冷たい水で髪を洗う
まだ群青に満ちてる部屋の
片隅で猫を抱く
爪をそろそろ切ってやらなくちゃ
金色の目が私を見返す
あなたはあたたかいね
雪解けの匂いがする
小さく鳴いて
するりと闇に ....
あのね って 声が 響いた
振り向いたら 誰も 居ない

ここまでは 良く有る話
ここからが 良く効く話

だけど 良く聴ける話では無いの

耳を 欹てても
そこいらじゅう 凝視して ....
帰る家があって蹴れる石ころ いつものように鍼を打ってもらった

冷たさが首の後ろから忍び寄って
私の頭を痛ませるんだそうだ
肺を弱らせて
肌を凍みつかせ
私の心にまで風邪をひかせる

たくさんの鍼を体に刺されると ....
海とよく似た青いパンプスが欲しい
女の子は 愛に生き 愚痴を喰らう

すこし綺麗でいたいと思う
化粧をおぼえて 誘うことをおぼえる
何処で習ったのかは 自分にもわからない

遺伝子のなか ....
言葉を貰うのは

贈り物よりも嬉しい。。。
「ありがとう。」の一言で

大事が大切に変わるから。。

「どういたしまして。。」
当たり前の事から

労りの瞬間が

また一つ生ま ....
      賽の目に
      切りながら
      豆腐一丁ぶんの
      愛がほしいと
      てのひらで
      哀しみが
      揺れる夜

 ....
生きる術がもうないというなら
生きることなど考えずに生きりゃあいい
すべてを賭けたつもりでもどこか妥協があるように
すべてなくしたはずの時でもどこかに余りがあるものさ


路面 ....
僕が思う現代詩と合唱の関係について(3)


(1)(2)は僕がこの文章を書こうと思うようになった動機について書いた。

そして、今回からいよいよ「関係」の部分について言及していこうと思う。 ....
僕が思う現代詩と合唱の関係について (1)


僕は文章を書くのが苦手なので、練習の意味も込めて、少しだけ文章を書いてみることにする。(あ、最近詩しか書いていないので、なんとなく書いてみたくなっ ....
夢なんて

もうかっこよく 明るい道を歩きたいなんて思えないぜ
あの頃に一度 諦めた道の上に今更戻ってきて
どんな面をぶら下げて のこのこと戻ってきたんだ
耳をふさいでも聴こえる声は まぎれ ....
人間の脂肪を燃料にして
走る自動車が開発されたら
きっと
デブ狩りが始まる

俺は
追われる身だ
男は毛まで立っている
口の周囲を
まるで鉱物よろしく皮膚を押し上げて伸び
 (しかしありがたい事に
  神はそれを顔下半分のみに留めて下さった)
陽に透け腕を覆っている
何と安物の古毛布の ....
     ひいらぎの葉蔭にて
     にたりと嗤う貪りに
     肩を叩かれ
     身をふるわせる              
     夜廻りのいわしの
     潰れ ....
 児童公園に入っていくと、女の子がブランコに腰掛けていて、
「コイで」
 と言った。
「ボートとか、自転車じゃないんだから、オシて、って言うんだよ」
 そうは言ったが、コグとも言う気がして ....
難しい言葉を並べるのだけが詩ではない
と陽だまりに抱かれたばあちゃんが言った

ちょうど春の終わり頃
小学校で書いた詩を先生に褒められたあとだった

知っている言葉をずらずらと
 ....
{画像=130205162833.jpg}

憧れる対象は神格化されて

そぞろ歩きの視点の先が

固く寒さを耐えて

一枚

また一枚と

開くを待つ蕾に


わたくし ....
胸焼けする位 食べちゃイケナイと思って
自制する瞬間と

胸焼けなんか する筈ない! と
本気で若ぶっている場合と
どちらが痛いかなぁ・・・
いずれにしても 痛いのは 胃の方だって?

 ....
元は「さかな」を保存する技だった

「さかな」と「うお」は等号で結べない

本来の「さかな」は

わたくしの馬鹿な脳では

さか・な



分解される

酒と菜であるとす ....
もう少ししたら
野焼きの季節になりますね
ふるさとの枯れ野に
火がつけられ
冬がおしまいになるでしょう

あなたには見えないけれど
焼け焦げた残骸の下には
根が生きているのです
春に ....
海の見える場所に
足を止めた
海岸線は弓なりに身をそらせ
波を抱えてふるえている

少女が砂に座っている
束ねられた長い髪
白い顎の輪郭が
背景の蒼を深めている

(うまくいってる ....
こひもともひこさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トータルでいうと- 花形新次自由詩1*13-2-18
星にたずねて- 朧月自由詩613-2-18
走った- 三田九郎自由詩2*13-2-18
メリノ種- 6自由詩413-2-16
ひきちぎられたよるの歌- 石田とわ自由詩7*13-2-16
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)- 赤青黄散文(批評 ...4*13-2-16
煮込み切れない- 花形新次自由詩113-2-15
HHM講評- 香瀬散文(批評 ...713-2-15
ばね- そらの珊 ...自由詩20*13-2-15
箱庭- Mélodie自由詩513-2-15
その声は_かぁ- 藤鈴呼自由詩3*13-2-14
帰る家があって蹴れる石ころ- 北大路京 ...自由詩713-2-13
冷たさは針となって- Mélodie自由詩413-2-13
女の子- 川上凌自由詩9*13-2-13
懸け橋- 梓ゆい自由詩113-2-13
賽の目- 石田とわ自由詩18*13-2-11
小さな音だけがはっきりと聞こえている- ホロウ・ ...自由詩4*13-2-11
僕が思う現代詩と合唱の関係について(3)- 赤青黄散文(批評 ...6*13-2-11
僕が思う現代詩と合唱の関係について_(1)- 赤青黄散文(批評 ...3+*13-2-9
夢なんて- itukamitanij ...自由詩1*13-2-9
人間自動車- 花形新次自由詩413-2-7
毛と肉について- salco自由詩7*13-2-6
夜陰- 石田とわ自由詩7*13-2-6
恋を夢見る女の子- オキ自由詩5*13-2-5
羅列- 川上凌自由詩5*13-2-5
春の女神- ドクダミ ...自由詩2*13-2-5
痛いのは- 藤鈴呼自由詩1*13-2-5
お寿司- ドクダミ ...自由詩2*13-2-5
風のたより- そらの珊 ...自由詩1513-2-5
海の破断面- 佐野権太自由詩5*13-2-5

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