もし――凸凹な
パズルのピースである、僕等が
舞台の上でスクラムを組んだら

明日へ光を放射する
一枚の絵画になるだろう  
片道のキップ
行き先は知らない
窓の外あっという間に流れて
急いでなんかないのにね

行きたいところなんてなくても
進まないわけにもいかないから
必死で景色を追いかけるよ
幻みたいに消 ....
赤、白、ピンクのツツジ
青い空
白い日傘

母は日傘をくるりと回しながら
私を日陰に入れようとする

真っ黒に日焼けした幼い私は
傘の影から飛び出して
「そんなの、必要ないよ!」
 ....
戻ってくるはずだったブーメラン かあさんの化粧濃くなる日が増えたまた新しい春が来ました 残念、今日はどこへもいきたくない気分なのにリニューアルオープン大わらわなあなたとわたし休日特快でスイスイたちがわらの合戦グウグウたちながらの八県スヤスヤねれるほどに眠たくって名字が同じでメガネが同じで .... 大切なことよりもっと大切なことをゴミのように廃棄しながら
僕らは国道を突き抜けては風景を浪費しました
行動に対しては成果が次々と返され労働に対しては報酬が返され
今人生の一つの舞台が ....
眠りに落ちる前に君のことを考えていた
この部屋を出ていってもう二度と戻ってこなかったもののことを
僕たちの窓の外にはいつでも夏の青い空があって
そこには輪郭の濃い白い雲がただ浮かんでいた
君は ....
公園の遊具が拘束を解かれ
子供たちを纏い始めると
桜は突然咲くのだ
短い季節に燃え上るいのち
追いかけてはみるものの追いつけず 
去り往く姿 あっというま
廻り来る姿 あっというま
あっ ....
ベランダにテルテル坊主だった物体 眠れないという寝言 教室では
四十名近い生徒が
ひしめきあっている
各々が心の中に
深海魚を飼っている
十数年教壇に立っていて
唯一発見したことだ
このせまい教室の中で
信じられない形の魚が
一つとして ....
「朝の祈りを夜まで持ち越すわけにはいかない」ときみは美しいキャンドルを叩き壊してご満悦、でもおれはそんなきみの姿にこっそり吐気をもよおしている…インディペンデントのスピリットを取り違えているき .... すべてに
意味を求めようとした
危なげな季節は遠い、遠い、遠い夢のよう


期限つきの時間 
今日も、昨日も、明日も


わかっているようで
本当は全然わかっていなかった
認めた ....
へんな語呂合わせでケータイ番号を教えてきた 君の残り香 追いかけて

さまよう鼻に とまどいを覚え

君の足音 追いかけて

さまよう耳に ねぎらいを与え

君の視線 追いかけて

さまよう瞳に 嫉妬をなぞらえ

君の言 ....
取り返しのつかない
言葉や行動に
叫びだしたいほどに
悔やんで
落ち込んで
自分の心を
痛めつけているけれど
そのことを
上手く
表現できないことだって
あるのです

どうか
 ....
喋っても一緒にいてもさみしさがゆっくり体を貫いていく

愛でられる桜は嫌い ぼろぼろに踏みつけられる花びらが好き

裏切った人をそれでも憎めずに悲しいんだよ何か言ってよ

あなたには軽い気 ....
ひとつ
ずつ

とても
はかなくて
やみにのまれて
きえてしまいそうな
ちいさなあかり
よりそったり
はなれたり
するのは
ひとつ
ずつ

きっと
たいせつな ....
金属探知機が首を傾げている 一度もボールに触らず体育の時間終了 五本指ソックスを履く男だし(浮気防止に履かされている?) 道徳はいらない
融通はきかない
マニュアルをくれ
規律だけを愛している

犯罪も厭わない
命だって捨てよう
従属は快楽
命令を待ち侘びる

鎖で縛ってくれ
考えるのは面倒だ
薬 ....
本当に
忘れられないのは
あの人ではなく
あの人以外の
すべてを無視して
恋をしていた
私の姿
いつもきみがそばにいる
振り返っても
両手を差し出しても
鏡を覗いても
分からないけれど
気配と洗った髪の匂いがする
僕の周りの空気が
温かく澄んでいる
それはきみがそばにいる証拠でし ....
私の中にいる
魂が
何度生まれ変わろうと
私の心は
一度だけ

私と共に生まれ
死んでいく

魂には
私の生きた時間が
記録され
心は
私と一緒に
消えていく

決して ....
もう少し咲いてたいよね夜明けまで歩く 雨のドライブ

雨降りて街角の路ぬれてゆく車に乗りて行く私達

若葉づく四月半ばの堅田雨音がしてやや温き日に

愛という言葉が在りてクリスチャン開けゆく未来

琵琶湖には琵琶湖大橋近 ....
聞き捨てた
島へ渡る船なんて知らないから
僕らは港を探しに歩いていたんだ
見たこともない白い浜辺
ただひたすら国道のガードレールに沿いながら下る
海は眩しくてずっと近かったから
額から ....
逆光であったが君とわかったよムーンウォークで改札を出た
こひもともひこさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Vision_- 服部 剛自由詩515-4-29
hopeless_train- 捨我自由詩215-4-27
白い日傘- もも自由詩215-4-27
戻ってくるはずだったブーメラン- 北大路京 ...自由詩315-4-27
かあさんの化粧濃くなる日が増えたまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌215-4-27
シティポップで今日はいこうよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.30- こうだた ...自由詩5*15-4-27
速度のある風景- 葉leaf自由詩215-4-26
祈り- ソリッド ...自由詩3+15-4-26
春ぼんやり- ただのみ ...自由詩15*15-4-26
ベランダにテルテル坊主だった物体- 北大路京 ...自由詩615-4-26
眠れないという寝言- 北大路京 ...自由詩715-4-26
ホームルーム- やまうち ...自由詩6*15-4-26
アー・ユー・パッショネイト?- ホロウ・ ...自由詩1*15-4-25
透明にすんだ東京- komasen333自由詩2*15-4-25
へんな語呂合わせでケータイ番号を教えてきた- 北大路京 ...自由詩315-4-25
さまよう恋心- 佐白光自由詩3*15-4-25
僕という人間- 緑かな自由詩3+15-4-24
ゴミ3- メンヘラ ...短歌415-4-24
あかり- アンテ自由詩215-4-23
金属探知機が首を傾げている- 北大路京 ...自由詩1015-4-23
一度もボールに触らず体育の時間終了- 北大路京 ...自由詩515-4-23
五本指ソックスを履く男だし(浮気防止に履かされている?)- 北大路京 ...短歌115-4-23
パラノイド- 捨我自由詩215-4-23
残像- 緑かな自由詩315-4-22
「自称詩」こんなにも愛しい- 花形新次自由詩315-4-21
私の心- 緑かな自由詩215-4-21
もう少し咲いてたいよね夜明けまで歩く- 北大路京 ...自由詩615-4-20
雨のドライブ- 生田 稔短歌115-4-20
海をわたる「残光2015」- アラガイ ...自由詩18*15-4-20
逆光であったが君とわかったよムーンウォークで改札を出た- 北大路京 ...短歌215-4-19

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