僕はどうしたと言うのだろう
誰もが帰宅した夜の事務所
好きなOLさんのいすに座り
彼女のカーディガンを匂いながら果てた

その後始末のティッシュの処理を
思い出せないでいる
ちゃんとトイ ....
ちょっとフラッとしよう

って誘う、そんな君の声が

なんとなく少しシャープ気味で

僕はなんだか嬉しくなるだけ
涙をながした後気持ちが
すっきりするのは目にゴミが入った時
洗い流したり目の乾燥から守る為だそうだ
なぜ人は悲しくなると涙が出るのだろうか?
それは悲しいと言う気持ちが体の中にためて
置けな ....
心臓が低い位置にあり第三ボタン 高度経済成長期に
私鉄沿線のベッドタウン
緑道が貫き中流以上の人が住む
静か過ぎる町
老いた犬を乗せた乳母車
継ぐもの無き屋敷は更地に
時代の趨勢だと傍観する私の
心は産廃のトラックの荷 ....
まいにち目にわかるほど大きくなっていくのに、娘はきちんと娘のかたちをしている。一日にすくなくとも一度はどうしようもないほど叫ぶ娘を抱いて、鏡や暗い窓にうつる自分のすがたを見せてやると、泣きながら( .... 夾竹桃 馬酔木 ダチュラ
それぞれ煎じてアルカロイド毒を
成分からして苦いものだ
1?も飲んでみ給え
すなわちめまいや嘔吐悪心
意識は混濁し幻覚幻聴
「ああ、死ぬんだな」と感じる
精神は ....

あなたはあなただった
はじけるようにわたしたちは

なにひとつ
必要ではなかった
女の嗤う声がする真夜中の三時
この部屋の時計はどれも狂ってる
一年ほど開けたことないカーテン風に揺れ
玄関のドア閉め忘れたことに気づく湿り気
秋の長雨がすべて腐らすって
何かのせいにできたら ....
これだけ飲んで
これだけ腹を割って

笑えているのだから
明日は明日の風が吹く

野生を奪われずに行きたいね
  積まれた雑誌のうえに
  毒茸がひとつ置かれていたはずだが
  きょうは、かげもかたちもない
  隠したのが彼女だということはわかるが
  肝心の方法がわからないから憤懣やるかたな ....
パッとしない人生を
お送りの貴女にだって
ふとしたきっかけで
一人の男の一生に
大きな影響を与えることが
出来るかも知れません

ズバリ、友達のお母さんになればいいのです

オナニー ....
SMバーへの支出が問題なのか
一般的にバーへの支出が問題なのか
ハッキリさせてくんねえか
どうもSMをつけることで
倫理的なことをプラスしようと
思ってんじゃねえだろうな
SMに対する偏見 ....
ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
雨上がりのテラスで飲むレモネードが喉に優しい。
ぼんやりと周りを囲む白樺の林にはうっすらと霧が出て、
まるで夢の中に現れたクロード・モネの傑作みたいだ。
静かな幸せが辺りを包んでいる。

 ....
くすっ
と いたずらに笑う
秋が好き
付け足しが不得意です
彫り込むのが好きです

刃物が一つあれば良い
抉ったり削ったりする

素材にめがあり沿って
たちまち現れる形こそ

刃物で撫でる度に艶を
嬉しいのだ時間の妙が ....
傍らにつづくきみの面影に
いつか忘れようとした秋のいのちを
頑なに重ねることを覚えた日もあった

掬いあげた水溜まりの渇きに
助けられずにないた小鳥のさえずりを
音符に変えることも ....
“散文と詩歌は繰り返され予言は成就する”

古い書物を胸に抱き
金平糖のような星が散らばる
空を見上げた
きっと宇宙は
ちっぽけな存在が考えるより
遠くて近い
きみなんて
もっと ....
気まぐれな猫のつま先にのっかりたいと思ったんだ

スクランブル交差点
いったりきたり繰り返す僕の背中に
でっかく、でっかく、「バカ」って書いてさ

誰か笑ってくれるかな?

エスカレー ....
自身の毒を舐める夜更け、魂は闇の予感に馴染んで、点滅する蛍光灯は否が応にも近い未来を思わせた、意味を成さない呟きのような電気機器のノイズ、心拍はそいつらと同期しようと試みていた、一度小 .... 僕はさみしすぎてネットで
友達を探してしまう
こんな時に君が僕を
許して約束を破ってくれたら

のたうちまわる時間ばかりで
一体何をしてきたのか
生きることその中に目的など
ないと誰か ....
昨年、天寿を全うし、肉体の衣服を脱いだ
山波言太郎先生の御魂に捧ぐ手紙を綴り
我が家の神棚に、お供えした。

妻が蝋燭に、火を点けた。
少しして、じいぃ・・・と言って
火は、消えた。  
 ....
若い美容師が器用な手つきで私の髪を切りながら、高齢化社会について熱心に喋っている。けれども気になるのは桜のこと。鋏を入れて、はらはらと床へ散ってゆく髪よりも。散髪後少し軽くなった頭で、私は春を満喫する .... きみ、という名の女の子がいた
綺麗な瞳が自慢で、視力も良く、
そして、恋をしていた

だが、問題があった

きみ、は躰が、丸いのだ
太っているわけではない。
ただあまりにも、球いのだ。 ....
夜の帳が緩やかに下りてくる頃
わたしの踏みしめたつま先から伸びた
ひかりの波は町をのみこんでゆく
「展望台」の駐車場の淵は
(世界の淵)

『ほら あの向こうのほうは』
『あの子のなみだ ....
嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで


きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい


気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね ....
新しいノートに書いた恋の詩潤った心湧き上がる想い

気紛れな冬の寒さに左右され厚着のままで軽く汗をかく

押し寄せる会話に心傾ける初めて聞いた君の思い出

鞄には収まりきらない幸せは減るこ ....
忘年会わざと忘れたピルとゴム 木を切って誰も得をしない
こひもともひこさんのおすすめリスト(3437)
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