肉の奪い合い
  ひっぱりあい、
    女の奪い合い
 殺しあう日々が
       だんだん
      つまらなくなってきて、

 //夜
  まっくらな空にうかぶ星たち ....
一期一会のその時を
誰よりも大切に
互いに互いを認めあい
その時を尊び
行く末を見守る心を結びたい

一期一会のその時が
何よりも大切に
人を人として分かりあい
その場を敬い
共に ....
長い間
{ルビ棚=たな}に放りこまれたままの 
うす汚れたきりんのぬいぐるみ 

{ルビ行方=ゆくえ}知らずの持ち主に 
忘れられていようとも 
ぬいぐるみのきりちゃんはいつも
放置され ....
 案外と生きることを難しく考えることはない
 その場その場でやることに懸命になって
 たまには息をぬいて

 人生はすばらしい
 苦しみも訪れるけど
 高望みをしちゃいけない

  ....
{引用=
  日の涼しいころ、
  白い開襟シャツを着て家を出る
     それでも蒸した空気が
      まだ動こうとしないな ....
誰のためにでもなく
ひたむきに
がんばる人がいる限り
自分もがんばれる限り
がんばれると思う

結果が大事というけれど
結果にならない結果だって
大事なんだということを
がんばる人は ....
{ルビ吃水=きっすい}の切り拓く直線に
弾け、昂ぶる蒼波の振幅も
いつか、{ルビ理=ことわり}を{ルビ纏=まと}い
穏やかな泡波の
幾重にも沁みわたる

船側をすり抜ける速さに
戸惑い、 ....
ぼくから見えるこの空は
広いというよりも大きい

首を回すだけでは
すべてを見ることができない
空の中に包まれてゆくようだ

ぼくから見えるこの空は
高いというよりも太い

そばの ....
夢をみていました
真夏の午後の熱い眼差しをうけて

そこに僕はいました
日常の変わらぬ生活を送ってます
満員電車にも最近は慣れました
そこに君もいました
いつもと変わらぬ愛らしい表情をし ....
晴れのち曇り 雨 みぞれ

空のほんとは
どの日でしょうか

わたしたちには
空を知るすべが少なくて
たまたま覗いたその日の空を
強くこころに
留めがち
です


吹雪  ....
五山の文字の
ゆえんなど知りません
それでも私は
わずかに香る炎が尽き
夜が少し涼しくなるのを
ただ待っているのです

まだきっとどこかで生きているだろう
あなたを見送っているのです
 ....
五月晴れの代わりに雨だれを聴いていた

灰色の鬱屈が繭のように気分を丸め込む

長過ぎた梅雨の間に熟成され黴びた心は

あおく澄み切った夏空に溶け出していく

剥き出しの感受性は些 ....
ぼうや

物事には
三種の仁義と いうものが あるのよ。

バブル全盛期
汗も 涙も 散りばめて
狂ったように 踊っていても

楽しくて しかたない 振りをして
頭は 遣っていたも ....
幼い少女の顔は蒼白で呼吸も浅い
傍らには少女の父親と母親が涙を堪え
白い小さな手を握りしめていた

少女は朧げな目で天井を見上げていた
そこには黒髪、黒装束、黒い翼の少年が
宙に浮いて少女 ....
風が穏やかにゆっくりと
空へと舞う朝
葉がかすかに揺れ
鳥が一日の生の活動を歌う

空は青色のまますべてに渡りきり
今日一日の大地を見守る

風がゆるやかに高く
空へと向かう朝
葉 ....
きれいに消し去って欲しい
あなたの腕で
わたし自身では消せなかった
こころのなかに棲みついたもの
胸騒ぎのようなもの
きっと消せる あなたなら
その腕でわたしを抱き上げて
森の奥深く連れ ....
 獰猛な夜が
        虹の谷を蔽う、
         ラベンヌの香りを
           「あっ
          という間に消し、

        タムナスをこえて
 ....
「純粋」と「不純」の間で 
へたれた格好をしている私は 
どちらにも届かせようとする 
執着の手足を離せない 

一途に腕を伸ばし開いた手のひらの先に 
「透明なこころ」 
( 私は指一 ....
 まどろみの中目を覚ます
 生温かい部屋の中はきれいに整ってる
 昨日の続きの今日が訪れる
 なんの成長もないまま
 しがらみだけに囚われて
 未来の予想図は鉛筆で書いて
 すぐ消える ....
短い糸を紡いでいくの
細いから、切れないように

いつか太い糸になりますように
祈りながら紡いでいるのに

そんなにも簡単に仕上がりはしない
紡いだ後から ほつれてくから

縦糸紡い ....
地下につくられた大きく広い駅
地上に出るまでの小さく細い通路
急ぎ足ではないと
後ろとぶつかってしまう

機械から出される熱い風を
暑いと錯覚する
めまぐるしくファッションと経済が
身 ....
飛ぼう
思い信じることが大事
目を閉じれば私は大空を自由に飛んでいる

風に吹かれ
青い空に抱かれて
自然に包まれ穏やかな心地

そういつだって飛べるのだ
思ってさえいれば
香ばしい匂いがして
私を育ててくれた人が
パンになってる
押せばふかふかするくらい
焼きたてだった
少し離れたところに
積まれた下着に向かって
丁寧にお辞儀をしている
どこが手か足 ....
畑の真ん中から
どっしりと重い夏をもいで
両手で抱えた
なんだか地球を抱えている
そんな気がした

畑の真ん中から
重い夏を汗を流しながら運んで
丸い大きな宇宙の中にそっと入れた

 ....
夕やけを食べたいという君のため買い物かご手に西日へダッシュ


ハミングでハンバーグ焼くママを見てままごとセットで真似するムスメ


お日さまに愛でられコロナより赤いトマトを煮こんで子の皿 ....
 なにげない言葉がこの胸に突き刺さる
 悪気はないんだろうけど
 明日への扉を閉じられた気分

 なにもする気になれず
 時の流れを傍観する

 僕は逃げない
 この苦しみをかみし ....
ひっそりとした山の中に
一筋の銀色の水が
きらきらと輝きを放ちながら
そばに開く大きな葉に
花を咲かせるように
静かに脈をうつ

時折り光が流れの中で止まり
うたかたとともに消えてゆく ....
私はカフェオレが飲みたかった
いつもなら簡単に飲めるのに
なぜこうも少し事情が変化するだけで
シンプルではなくなるだろう

ある時突然、目覚めるかのように
人の思惑が人の数だけ違ってる事に ....
見栄は ある
だけど

そろそろ勘弁してもらえませんか
質の善し悪しの問題じゃ
 ないんですよ

牛乳が飲めない私は
不良ですか

{引用=
「先生も
昔は牛乳 飲めなかった ....
誰かが歩いたその道は
とても綺麗で心地よく
一つ一つが細やかな
心を配る安らぎに
できればじっと止まりたい

誰かが歩いたその道が
通行止めと閉じられる
一人一人が大切な
心の中の入 ....
こめさんのおすすめリスト(5567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そして幾つもの夜が過ぎ- atsuchan69自由詩4*06-8-20
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がんばる人がいる限り- ぽえむ君自由詩9*06-8-19
望洋フェリー- 佐野権太自由詩9*06-8-19
ぼくから見えるこの空は- ぽえむ君自由詩7*06-8-19
レスト- イヴ自由詩5*06-8-19
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送り火- Rin K自由詩27*06-8-18
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応急手当- 山崎 風 ...自由詩306-8-16
渓流- ぽえむ君自由詩13*06-8-16
カフェオレが飲みたかった・・・- Philia自由詩206-8-16
濃いミルク- 吉岡孝次自由詩206-8-16
誰かが歩いたその道は- ぽえむ君自由詩7*06-8-16

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