昼間の学舎から見える
土の校庭に一人の少年が鉄棒に
跳んでは回って空中で止まった
入道雲の眩しく飛んで
彼は青い空に吸い込まれて消えた

壊れたラジオの蝉の鳴く
汗に滲む目が二重に響く
 ....
ぼくは詩人

何を感じて何を想い
何を感じようとして
何を想おうとする

今日もまた

夜の散歩をしていると
鈴の音に出会いました

今日のこの夜の道で
いったい何を聴くのだろ ....
絵はがきみたいな花丸正しい夏休みには
入道雲と蝉の声と蒼い海の三点セット

空と大地をパッキリと分ける入道雲は
どこまでも大きくまっしろで
桃源郷までいける螺旋階段を隠す
蝉はサイレン ....
飛び込むと
その先には砂漠が広がっていた
課長がいて
砂粒をひとつひとつ数えていた
課長
声をかけてみた
砂漠では名前で呼んでください
と言われたけれど
課長は課長だったので
知 ....
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火の大輪が 咲きほこるのを 待った

ふたり 森蔭の 薄明の ベンチで...





おおきな 火祭りのピエロ 花火よ





ひかりの 満ち潮を ください ....
ぼくは詩を書きたい

そこに生まれ生きるものは
そこで朝を迎え活動する

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の朝に出会いました

遠い東の空が明るくなり
朝が始まる
涼しげ ....
幸福を求めて空を見上げる
しかし空には何もない
幸福を求めて空を見上げる
そしてあるとき小石につまずく
ひざをすりむき大地を知る

私が愚直なのか
小石が賢いのか
地面が鋭いのか

 ....
どんな蝶でも蜜を求める花に
好き嫌いがあるように
あなたの望む花と
わたしのなりたい花には
どうしても相容れないものが
あるのかも知れない
たとえば地味目なおんなのひとがいて
百人のおと ....
絶対感動
ときめきと
センチメンタルに
羽を広げて
たまに涙し
たまに笑うような
歴史に想いを馳せ
世界を救うとか
愛って何とか
生きるってすごいよねとか
死んでしまったらいいよね ....
 ひまわり咲く季節になった
 明日は海にでかける

 縮こまった心を日向干しして
 自然の恵をたくさんもらおう

 砂浜に青春の香りをかいで
 母なる海にプ〜カプカ

 晴れるといい ....
ある日、大切 な 何か
が、 砕け落ち、、
粉々 に 散らばった 欠片 に
蟻 が たくさん 集まって
スイートな 記憶 を
はこぶ、ヒマワリ の みち

蟻の行列は虎ノ門までつづき、
 ....
ぼくは詩人

時代とともに文化は育ち
文化とともに時代は移る

今日もまた

夜の散歩をしていると
文化の哲学に出会いました

過去に消滅した文化は
現在を創造する文化に
押し ....
 灼熱の太陽の光線
 木陰を探して歩く道

 自由に憧れながら
 部屋の一室にしがみついてる

 心はコロコロ変るし
 警笛の音に心震わす

 救急車が目の前を通り過ぎる
 今の生 ....
一. 

潮風が
子らの顔を
歓迎す

優しい匂いは
どこか懐かしく
私の心を
浮き立たす

楽しい思い出は
何年たっても
色あせぬ

わたしも
むかし
子供だった
 ....
月の光がさしこんでいる
誰もいない部屋
片隅で
灰色猫が爪を研ぐ

テーブルの上には
開封されることのない手紙
赤い切手の消印は───

窓の外を
遠い汽笛が通り過ぎてゆく

 ....
雨の祭典で
太鼓が鳴り
気が薄らぐ
植物が喜ぶ

スコールが降り
光の祭典で
電気が走る
風が吹いて

大粒の雨、雨、雨、
ずぶ濡れの女子高生
音の祭典
子供が怖れ騒ぐ雨
ぼくは詩を書きたい

名もないものは名がなくとも
永遠を繰り返す

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の川に出会いました

名もなき川に流れゆく
銀の雫を創りつつ
風に吹か ....
振り返ると
通り過ぎるよりも早く
世界は移り変わっていく。

それはまるでメリーゴーランドの様に
それはまるで万華鏡の様に

瞬きを売るたびに
うつりげな恋の様に
世界は過ぎていく
 ....
「鳥の目」


飛翔する生物から見た

海の群青 空の水色

僕はその視点で見てみたい

孤独な旅を続けたい



「祈り」


ギリギリで生きてる病苦と貧困

ほ ....
ボイラー室の狂った熱気
熱中せよ詩作に
没頭せよ言葉遊びに
のめり込め
発狂してでも掴み取れ
垂涎の恍惚たる快感を!


この指でタイプし続けるんだ
ACアタブターが熱を持つ
旧式 ....
寂しい皆は

群れ


寂しい僕は

ヒトリになる
防空壕で会った
一人の女の子は

震えていた
私の背を撫で

「怖ガラナクテモイイ」
と確かに云った

今でも覚えている
忘れようがない

魔女の瞳
秘密隠した瞼
腰のまで延びた
真夜中の黒髪
白蝋の ....
時計のない部屋で羽ばたいても
自分が鳥じゃないと知るばかり

飛んでも堕ちていくのは
飛び魚でもなく
人間だからだ

助けあい
潰しあう醜さ
サヨナラしたくて
崩れた翼で
飛び始める

飛行機は便利 ....
地球の形を呪ったのは
近づくほどに遠くなるから
幾たびも、ひたむきに萌え上がる、
いにしえの稲穂の原景が、
小走りに薫りたって
遠き草創のまほろばの底流は
大和から飛鳥に、涼やかに下ってゆく。

万葉のけむりを煽り、
壬申の衛士の錐立 ....
ぼくは詩人

新しい今日は古い今日と入れかわり
現在として創り上げていく

今日もまた

夜の散歩をしていると
今日に出会いました

おもむろに取り出した携帯電話
見ると23時5 ....
それは男の魂
それは男の意地
それは攻撃の姿勢
それは戦闘の心構え

技の見せ所
仕事で戦い
景気付けに
一曲を聞く

誰にも負けない
心の叫び
いくぜー!Oh, Yeah!
 ....
突き刺さる、つよい日ざしが
ハイテク硝子に反射する ビルの高み
嵌め殺しの窓を砕き割ってでも、
落ちてゆく人がいる。

あれは丁度、夏の盛り
カンカン照りの交差点に降ってきた
 肉の塊り ....
手と手を繋ぐ帰り道
あなたが嫌いなこの田舎
あなたの涙を見るたびに
私の心が裂かれます



「ねえ、星がすごく綺麗だね」
あなたが初めて褒めた田舎は
夜空の星たちでした
そんな言 ....
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