ぼくは詩人

自分では新鮮な考えと思うことは
他の人も考えていたり
また昔から思われていることが
多いかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
猫に出会いました

ぼ ....
ぼくは詩人

思い込みというのは
時として美しいが
得てして真実を追求しない方が
いいのかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
中学生の女の子に出会いました

通学 ....
真夏の東京のど真ん中で愛し合おう。

とろーりとろとろ
とろーりとろとろ

チーズになってしまえ
気持ちのいい場所で

気持ちのいい格好で

吹かれていたい

風に

ただ、風に
ああ僕が 光の中でも                                                              
存在を許されていたなら                ....
寄りかかった柱の
  きずあとを指でなぞる

地面すれすれまで
  しおたれた こいの
    恨めしげな ギョロ目
      ソヨともなびかず

すみきった あおは
   ....
ぼくは詩人

自分を願うことよりも
他人を願う願いこそ
自分への願い

今日もまた

朝の散歩をしていると
短冊に出会いました

神社の境内の中に
堂々と祭られた太く大きな竹の ....
「何を見ているの」と訊いたら、
「夜を見ているの」と君が答えるので、

「今日の夜は綺麗かい」と訊いたら、
「明日の夜より綺麗よ」と君は投げ遣りに言った。

 月の昇る方角なんて知らなくて ....
ゆるいカーブのようでした 尾をふって泳ぐ
さかなでした えんえんと沿って進むだけの
からだは速度を知らずに うちのめすバット
を聞きました ひびくその硬さにふるえまし
た きみのこえで呼ば ....
今朝、
新しく生まれた緋目高は
糸のような体を誇らしげに揺らし
円筒の中を支配し始めた

その傍らで
親たちは死に絶えたのだが
きっと、あの孤は知らない
悲しみも、
涙の流し方も。
 ....
ぼくは詩人

ふとした疑問を考え始めると
その流れは勢いをやまない

今日もまた

朝の散歩をしていると
水のせせらぎに出会いました

生い茂る葉の下をくぐりぬけ
心地よい{ルビ ....
遠い
いつになく
ほそく笑む
青ざめている唇に
小指で すっと紅をさす
星は 、
籠の小鳥と目が合った
さみしい というわけではないけれど
痛むのはなぜ
こんなにも嬉しい朝なのに震え ....
個人を殺していく
この狭い国の教育で
心なんてもう無くなってしまった
まるで機械にでもなったかのように
授業、課題、テスト・・・
何故人と同じじゃなくちゃいけないの?
勉強が嫌いな訳じゃな ....
分量を間違えないようにね

毒になってしまうから
ぼくは詩人

詩であれ絵画であれ写真であれ
題材を探すのではなく
題材の中に入るものかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
春の花々に出会いました

水田にそばでは
 ....
横顔しかない女の人が
土木事務所の壁に
縦書きの落書きをしている

ビニル袋いっぱいに
梯子を詰め込み
狭い路地を走る子供
その影の跡を
母親が掃除しながら
やはり走る

隣 ....
私も

君も
祖母の法事に出席した。
たくさんの親戚達が一同に集い、
今は亡きマチコさんにありがたいお経をあげるのを聞いた。

坊さんが言っていた。
今この時、今の自分がいるのは故マチコさんのおかげである ....
ぼくは詩人

人は人として失いつつも
失った以上に人と成す

今日もまた

朝の散歩をしていると
タンポポの綿毛に出会いました

めしべと花びらを落とした
小さな子房はがくを翼に ....
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ....
傲慢なアロエが花開き
狼煙が上がれば
いけないものが
ひとつ ふたつ みっつ
投げ入れられた天然の業火によって
焼却され始める
炉の中で 
いけないものは
極上の白く澄んだ水晶の球に
 ....
白鳥が悲しい最後の鳴き声をあげて飛び立つ、
夕暮れの鮮烈ないのちの地平線が、
赤いインクで跡形も無く修正されてゆく。
絶えず流れ出ている蒸留水の蛇口に、
コップを置いて眺めても、
決して溢れ ....
かってのストイックなルールは単に惰性に過ぎなかったのだと想っ
てみるかっての清らかな決断はただの逃避に過ぎなかったのだと呟
いてみる美しいものたちをくさして泥水に叩き込みそうしてふふふ
と笑って ....
黒い黒い黒い自分
隠さないと隠さないと隠さないと
柔らかな殻で
誰にも見透かされないように

そう気張る私はもう時代遅れかもしれない

今では黒い自分をたくさん入れ替え入れ替え
どんどん消費していくの ....
ぼくは詩人

見えないものが見えるとき
それは美への認識

今日もまた

朝の散歩をしていると
風車に出会いました

無下に野原に落ちていたので
手ですくい上げて
風の吹く方向 ....
ホントの詩を語りに
風のなか 集まろう
みんなが いっせいに
この指 つかんだので
ぽっきり 折れちゃった
おはよう

おはよう

その一言で今日が始まる


いってきます

いってらっしゃい

その一言で今日もやる気が出る


ただいま

おかえりなさい

その一言で今 ....
おさなごの
目線の高さは
たんぽぽ の ほわたの 高さ

そっと 吹いて
あおぞらに
限りない ゆめを 飛ばす

やがて成長し
目線は
志と共に 上がる

スカートの裾 汚さな ....
ぼくは詩人

挨拶は言葉と言葉を結び
心と心をも結ぶ

今日もまた

朝の散歩をしていると
アゲハ蝶に出会いました

バタバタ パタパタ
大きな羽の音が聴こえてきそう

まず ....
馴染みの店にコーヒー豆を買いに行く
レジの横の椅子に女の子が座っている …3歳くらい

ちらっとこちらを一瞥しただけで また退屈げに空を見つめる
肩にかかる薄い髪  膝の上には蓋付きの小 ....
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