季節を告げる冬の風
小さな針が通り過ぎ
丘の上には枯れ草が
乾いた音を響かせる

季節を想う冬の風
微かな球がかすめ飛び
森の中には枯れ枝が
きしんだ声を届かせる

寂寞とした景色 ....
 午ちかくにもなって
太陽が燻されるように見え隠れする、
いたるところに立ちのぼる煙の墓標/廃墟となった街に
  なきさけぶ声、
 地上を這い回るかのような
低く呻く「うううう・・・・という ....
拳を上げ
力こぶを作り
土の匂い
汗の雫

バンダナして
手をあげて
車をとめる
ガソリンの臭い

何kmも砂漠を歩いて行く
サソリも可愛い
メシの時間だ
ジャーキーを食べる
新幹線の方が楽だろうに
母はいつも
鈍行列車にゆられてやってくる
孫娘の成長のたびに
少ないけど
と、袋を差し出す指先は
黄色く乾いている

風邪ひいてないか、とか
おまえは季節の変 ....
きみにそっくりな犬が
くさりにつながれていた
きみの名前を呼びながら
頭をなでたら
涙がボロボロ流れて
止まらなかった
やっぱりきみが好きだった
感情論を押し付けて
思想家気取りはやめてくれよ
いっぱつで黙り込むもんで
沈黙も飲み込んで
爆発しながら
なお輝きを増し
電子辞書を
叩きつぶして
思いつくままのメロ
デタラメで綺麗 ....
時が動いているから
飲みかけのコーヒーの熱は
どんどん放れてゆく

時が動いているから
人を愛する気持ちが
どんどん高まってゆく

時が止まってしまったら
花は散らない

時が止 ....
仕事帰りに寄ったファーストフード店 
一人座って夕食代わりのマロンパイを食べながら 
カウンター越しに君の姿を探す 

パイの中から舌先に広がる 
マロンクリームの甘さとうらはらに  ....
心の叫び声を
ロックで歌い
やり場の無い
思いを弾ける

悪魔が起き出し
メトロノームが
突然騒がしくて
太鼓の速い連打

外を見ると星の声
外は寒く風が吹く
家にはタバコの匂 ....
 今
 ここ
 自分
 俺が自由にできることさ

 確かに俺はスーパーSが強いかもしれないな
 こうあらねばならぬ
 こうしなければならぬ
 そんな想いが強いのは確かだよ

 誰か ....
生まれたばかりの言葉は
まだ何も見えなくて
朝の光と音だけを
感じるままに反応する

言葉は意識を持ちはじめ
ようやく言葉は
言葉として目覚める

言葉は
見えるところへと
届く ....
      1

ホームの後ろに錆びた茶色の線路があります。
線路の枕木は腐りかけ、
雑草が点々と生えています。
線路は使われなくなってどれくらいがたつのでしょう。
わたしは線路に耳を当て ....
優しい意志を添えて弔った
恋の生まれ変わりに
巡り会ってしまう必然


どうして


なんて言わなくても
きっとよくて


古い琺瑯の如雨露が
くすくす囁いている

花が ....
怖かったんだろうね
 風が死んでたりしたろうから
  ビルヂングが アロガントに まばたきもせずに
   夜空を おまえを 無視したりしてたろうから   


今日 ....
遥か遠い昔
この海は空だった
雲の上を魚が泳いでいた
魚たちはいつも
海を見下ろしていた

遥か遠い昔
この空は海だった
水の中を鳥が飛んでいた
鳥たちはいつも
空を見上げていた
 ....
こんなことを言われたのは、何年振りでしょう?

純白の雪の上に、赤い滴が落ちたとき
お父さんとお母さんが星になりました。
私の心に穴が開き、代わりに星が二つ増えました。
お父さんとお母さんを ....
夜の声

星の涙

自分を照らす 白い月

優しい音

涙の川

溢れ出す愛情

届かないね

自分の想い

近づきたくても 逢えないよ

声だけの優しさ

そ ....
(純な大阪弁でお読み下さい)




君が 知らん奴としゃべってっと

めっちゃムカツクし イライラすんねんけど

これが

恋なんやろか?
今日もカレー、明日もカレー、明後日は未定。
今日はお袋が出かけたので私が作りました。
100g当たり78円のアメリカ産豚肩ロース
ブロックを丁寧にスジと脂身を取り、
筋を切るように削ぎ切りにし ....
{ルビ銀=しろかね}の雪が空より
舞ひ落つる冬枯れの森
侘びしかる風の音聞けば
時移る草葉の思ひ

細やかに流るる川は
透き落つる冬枯れの森
悲しかる水の音聞けば
時映る雫の思ひ

 ....
 ここは北窓で
 日の光は入らない
 
 暗闇で飼い猫のニンが目を光らせて泣いている
 腹が減ったのか?
 お前はよく食うな

 今の天気はどうだろう?
 一日中暗い部屋では天気が ....
 友人Tよ
 我が友よ
 お前と知り合ってもう4年になるよな
 一緒にふざけあったり
 人生を語りあったり
 愚痴を聞いたり
 聞いてもらったりしたよな

 お前は今まで苦しんできたよ ....
今あなたが見ている空は
どんなにがんばっても
裏側までは見ることができません
けれども
その裏側を想うことは
できるはずです

今あなたが見ている人は
どんなにがんばっても
心までは ....
初めて君に声をかけた
あの日の公園 

( いつまでも揺れている
( 無人のブランコ

ぼくの呼声に 
届かぬ場所から振り返る 
君の面影 


ベンチに
長い間置かれたままの ....
木枯らしが吹いてくる

ピューピューと

人を屋内へと追い立てる



くぐったのは珈琲店のドア

開けたとたんに芳しい香りの世界

ゆったりとした空気を感じる瞬間

湯 ....
喜望峰
何があるか
わからない。
勇気が必要だ

太鼓の音
槍の音
笛の音
琴の音

静寂の中に
甦る魂
千年の時を越え
今再び目を覚ます。


   
薄暗い中
あかがねに染まる朝焼けを見た

時計がさざなみ
町外れの橋が影になる
息を吐く声
電車の踊る音

タタン トタン トトン
パタン ポタン コトン
読みかけの本を閉 ....
なぜこんなにも
何もできない自分がいるのだろう
がんばれば
多くのことができるというのに

なぜこんなにも
何もしない自分がいるのだろう
やりたいことが
たくさんあるというのに

 ....
なあ今日は
おまえが好きな
政治的なバーはよそうよ
そっちのほうがビール安いし
人々もいいけど
外国の刑務所に拉致されてもどってこれない
バスクの革命家たちの写真を見る ....
さよならと書けずにsayonaraと書く僕らのポエムは今日も悲しい



鼻のにきびをさっきから気にしてるあなたは僕の大切な人



誰にも食べさせないよと子牛を抱きしめ泣いた従兄弟と ....
こめさんのおすすめリスト(5567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
季節を想う冬の風- ぽえむ君自由詩11*06-11-17
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デザトでのディナー- ペポパン ...自由詩3*06-11-17
おつり- 佐野権太自由詩28*06-11-17
やっぱりきみが好きだった- たもつ自由詩1906-11-17
スーパーノヴァ- 藤原有絵自由詩6*06-11-17
時が動いているから- ぽえむ君自由詩15*06-11-16
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カオス- ペポパン ...自由詩4*06-11-16
救世主- 山崎 風 ...自由詩1006-11-16
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忘却の深層より—東京- 前田ふむ ...自由詩22*06-11-16
第二章- 藤原有絵自由詩4*06-11-16
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Happy_Birthday- 愛心自由詩406-11-15
告白- 愛心自由詩206-11-15
やきもち- 愛心未詩・独白206-11-15
料理(1)- ペポパン ...散文(批評 ...5*06-11-15
冬枯れの森- ぽえむ君自由詩12*06-11-15
光りの届く場所へ- 山崎 風 ...自由詩606-11-15
友人Tよ- 山崎 風 ...自由詩606-11-15
今あなたが見ているものは- ぽえむ君自由詩20+*06-11-14
石_- 服部 剛自由詩11*06-11-14
冬の味わい- ajisai自由詩5*06-11-14
ラストエンペラー- ペポパン ...自由詩4+*06-11-14
あの日僕らはキスしたんだ- プル式携帯写真+ ...7*06-11-14
なぜこんなにも- ぽえむ君自由詩12*06-11-14
移民- 水在らあ ...自由詩20*06-11-14
sayonara.com- たもつ短歌2406-11-13

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