ぼくは詩人
闇の中でもがき
もがくほど闇に落ちていく
今日もまた
夜の散歩をしていると
猫に出会いました
暗闇の中で
目だけが煌々と光り
今
目の前に対峙する
....
豚の丸焼きを食べる
トウモロコシを食べる
ビールを飲む
ココナッツミルクを飲む
フラダンスを踊り
手で波のようにフラフラ泳ぎ
レイを首にかける
カクテルを飲む
コーラを飲み
....
眠りは
逢えない時間を
埋める為にあるの
草むらに うつぶせ・・・
こうしていると
とくん とくん
大地と わたしの 鼓動が
重なる
あなた ....
ぼくは詩を書きたい
生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました
朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ....
君にあげられるものは
これから先に起こりうる
希望くらいのものだよ
それもかなり不確かな。
それでもいいなら
左手をおだし。
過去が染みる 黒く舗装された路面の 暗い粘りが、今しも
うごめき 波を打ち、群がる人々を蹴散らして 盛り上がる
ビルの高さにまで及ぶ累積した罪の記憶、破天荒な生の挑戦
あるいは無意味な天変地異か ....
白いドレスが綺麗でしょう
淡い世界に霞まない様に
紫陽花色の傘を咲かせて
君が笑うものですから
僕は蝸牛の様に煮え切らない速さで
ゆっくりと世界の湿度の中に溶け込んで
綺麗だなぁなどと ....
ちょっぴりおセンチになって
バイクで走り出すと
夏の湿った風が気持ちよくって
タン タン タン
流れて行く雲やら
高速道路やらが
心地いいリズムで
タン タン タン
や ....
人は選択肢の連続だ
山に登るのも
海で泳ぐのも
人の誘いを断ることも
学校じゃ教えてくれない
生きていく知恵
病んだ社会に
心も病むのも当然だ
簡単 ....
夏の風が苦しくて しゃがみ込んで目を伏せた
風が止んでふいに目を開けると
波の上で躍ってる銀色の光が 近づいてくる様な気がした
その風は優しかった 気付いたのは日が暮れてからだった
ずっと会えなかったから
言いたいこと いっぱいあるの。
楽しかったこと 悲しかったこと 悔しかったこと。
でも 今までは いっつも 何か言い足りないまま お別れしちゃうから。
だから今回は 言 ....
顔で笑って 心で人をあざ笑う。
表情と本心 裏腹な毎日。
気付けば人の心の裏を読み
誰も信じられない日々。
牙をむき出しにして
いつだって臨戦態勢。
頑なに心を閉ざし
相手を見ようともし ....
{引用=
-----------予備知識------------
アルタイル
わし座の中にある白い一等星で
「ひこ星」と呼ばれる
ベガ
こと座の中にある白い一等星で
「おりひめ星 ....
年に一度の七夕当日は朝から
日常の憂鬱が蓋をしたような曇り空
地球全体を水の中に
沈み込ませたようで
纏わりつく湿気で少しだけ呼吸困難かも
空が泣き出すのは時間の問題かな
定時にさらさ ....
ラクダの描き方ばかり
練習しているので
わたしの動物園はいつも
鳴かないラクダで
いっぱいになってしまう
園内を一周する小さな乗り物に
お父さんがぽつり
乗っているのが見える
....
喘息
熱
白い天井
保健室
泣きたいけれど
泣けない身体
思い出す
風邪をひいて ベッドに横たわると
音だけもれてくる
清潔で淡い色合いのカーテンの壁
....
川で魚を釣り
川で洗濯する
魚を焼き
風呂に入る
一緒に食事して
一緒にドライブして
一緒に川辺で話す
一年に一回だけ
笑って泣いて
楽しく話しましょう
こんな日が毎日なら ....
時々僕は呼吸を忘れて慌てて取りに帰ります。
呼吸を忘れているので慌ててゼイハアしようにも出来ません。
そこでそろそろと家の玄関を開けて呼吸を取ってきます。
時々僕は筋肉の使い方を忘れて慌てて ....
君の艶やかな黒髪を
僕はそっと撫でる
君の緑の瞳を
僕はそっと愛でる
そうする僕を面倒臭そうに
君は何も言わずに見つめ返す
僕の首に爪を立てる
君の強さ
僕の指を噛む
君の野 ....
さてせっかく七夕になったので
何かお願いをしようと思うのですが
あの子に願いが届きますようになんて
かわいらしい事を願うのもなんだかあれなので
他に何かないかしらんなどと考えましたら
不 ....
雨と雨の間に
かおを出した青空に
並んで一緒に伸びをする
夏草はいつのまに
私を追いこして
掲げた手さえ届かない
ぐうんとジャンプで
きみ(夏草)にタッチ
ぐうんと伸びして
きみ(夏草)は空にタッチ ....
うがいた
うはうがいをしていた
はははががきになるので
うがきにならない
とにははととががいるのに
はははがばかりがきになって
ときにはははははきものときものを
まちがってしまう
うは ....
コウノトリの飛来を告げたとたん
「あなたは要らない邪魔だ」と言われた
明日への架け橋は
明日の幸せは
求められてはいないらしい
求められているのは機械でいること
物言わず働くこと
....
ぼくは詩人
そこに全てがあったとしても
全てが満たされるというわけではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
密度に出会いました
今
都会では
満員電車が走っている
....
こ き くる くる くれ こい
来ない? 切れる? 来る? 来る?? 暮れる想い ・・・ 恋。
ぼくは詩を書きたい
晴れていく朝の光に照らされて
今日を夢見し明日を夢見し
今日もまた
朝の散歩をしていると
飛ぶ心に出会いました
朝早く雨は止み
夜明けとともに空が ....
ブルーチップの青いリスは
目を離すと、すぐに増殖して
ガマ口をはみ出してしまうから
台紙にきちんと貼りつけなければいけなかった
母は台紙をもらってくれると約束をしたのに
永遠と立ち話をやめや ....
懐かしいロックバンド
伝説の爆撃機
心に爆弾を落とした
刺激を残していった。
やるせない僕らの心を
紛らわして
癒してくれた
天国への階段
You've really got ....
止まった車の中で君は静かに煙草に火をつけるので
ああこれでもう終わりかなと思いました。
フロントガラスから見る外は薄暗くて少し寒そうでした。
あなたの吐いた煙草の煙は狭い車内に充満して
私の好 ....
わっしっし うっしっし
三拍子のリズム、灰色の空、優雅に
ワルツのステップ踏んで
雷様のお通りだい
のっしっし うっしっし
梅雨空を掻き回し
大地に吠えろ
ゴロゴロゴロガ ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186