ど:どんな時でも
こ:困った時でも
で:デートの時でも
も:ものたりない時でも
い:いつでも
っ:ついてって
し:幸せいっぱい
ょ:寄り添うよ?
大切なのは中身なんだって言われても
そんな大層なもん 俺の中には詰まっちゃいないよ
大ホラ吹いて それが崩される前に逃げるのが上手なだけ
俺の心の主成分は嘘とごまかしで出来てます
10 ....
とびらのむこうには
僕のいた世界が、静かに
けれど ....
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた
君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ....
誰かの悪口
雨と ふみならす 小声で言って
私のにおい
日本語の、あいしてる、を、
あの壁をこえてサ行の庭へ
サクラ サヨナラ シラナイ シ シ
....
私を取り巻く温度が
1℃下がった気がした
エンジンを止めたせいでも
外が寒いせいでもない
あなたの言葉が冷たいから
私の心が冷えているから
ほら 温度がまた1℃下がった
この世界には恋愛対象外という言葉がある。
多くの場合、その異性と恋人として付き合うことができる一定基準を満たさない相手を指す。
信じることを強制はしないが、男女関係の中にはこの種の差別が確かに存在 ....
社会不適合者。
私の代名詞でした。
弐、参日後
げっそりとした顔でフラフラ舞い戻って来たら
指差してゲラゲラ笑ってやって下さい
ときどき無性に
死ぬほどあまいものを食べてみたくなる
コンビニじゅ買い占めるくらいの量
だけど結局帰るのは千円ぶんくらいで
食べられるのもそのくらいで
というかむしろそれすら途中で飽きる。
....
小学校からうさぎを盗んで 蹴り殺して捨てるという事件について
ボールとうさぎを間違えるのに
必要な力は 想像力である
ここに働く想像力は プラスでなくマイナスであるが
プラ ....
破れた。
ひとつ、「好き」と伝える度に 胸が軋んだ。
まるで油の切れたブリキの車輪のように、
甲高い音を立てながら かろうじて回る。
わたしは必死に、ある一言だけを繰り返し口にして、
とめどなく流れる ....
何度、夢にみては
涙したのでしょう
どれ程の痛みを胸に
歩いてきたのでしょう
差し伸べられた手も
掴むことはなく
ただ、失った光だけを
想いつづけて
幾つ季節が
通り ....
上手く行き過ぎた
何もかもが思い通りに行った
失敗も落胆も多少はあったけど
それにしてもうまくいった
今日は何一つ我慢しなかった
一日中笑っていた
こうだと思ったことを全部やった
やりた ....
手をのばせば
やわらかい陽射しに
触れるよな
小川のせせらぎ
口笛さそう
‥足下にも
小指の先ほどの
ちいさなちいさな
あおい春
屈めた背中を ゆっくりと伸ばすように
季節は移り変わる
それは水指に潜む 小梅の性
三寒四温の質感を受けいれては ひとり悦に入る
(ああ 春は素敵な季節
(水指の渇望は
(滴り ....
リーズナブルなパスタ店にて
フォークに絡め取られる
スパゲッティの多重螺旋
適量かけるつもりだった
粉チーズのフタを開け
振り掛けるとドバッと
降りしきる粉チーズ
もはやチー ....
わたしの愛は
あの人の心をとらえることができるだろうか
ああこの我が儘で一方的な愛は
果たしてもう堕落しているのだろうか
ただただ胸の奥ではうろたえて身悶えている
小さな ....
自分でうみだした提案に今や
押しつぶされてしまいそうだ
あなたの作戦は成功だよ
素直に負けをみとめよう
大蛇を飲み込んでしまったように
胸がつかえてくるしい
いっそ躰じゅう吐きだ ....
ここは世界
非常口の様な薄汚い鉄の扉が一つ。
チカチカ・・・・ジ・・ジジジ・・・・
蛾の死骸が溜った切れかけの蛍光灯だけが音を放つ
子供の書いた様な太陽と緑と口汚い罵り言葉 ....
時刻は深夜1:46
なぜか一度絶交した子に
“しにたい”などとメールを打ち
マーカーの味がする(ピンクグレープは?)お酒で
頭痛を増やして泣いた。
自分では死ねないから
誰かころし ....
親友のアパートに放火したい
大っ嫌いなあの男に
薔薇を100本送りつけてやりたい
ああ あとついでに
恋人の部屋で死んでみよう
もう全部いらないわ
私は常に仮面を被って生きている。
えへらえへらと笑うことで傷付くことから逃げている。
弱い私は距離を置いて他人と付き合う。
他人へは深入りしない、他人を懐に入れたりはしない。
....
月明かりゆらゆらゆれて
シーツの波間に埋もれた私は
うっすら舟をこぎながら
懐かしい歌口ずさみ
夢の旅路へと出掛けるの
あの人が待つ、遠い彼方へ
叙情の彼方を探るように この岸辺にて
翼を休めるものよ 優しげな日差しと
聞こえ来る 春の訪れを告げる歌声
地に生けしもの総て 目覚めの刹那を夢想する
巡る季節の旋律は いつにもまして ....
聖母のようになり尽くせたなら
もっと楽になれるのだろうか
醜い自分など知りたくはない
なのに そうでなければ生きられない
そんな仕組みらしい
貴方は綺麗ね
戸惑う姿も ムキになる癖 ....
たいようのしずくをあびている
みずいろのかぜ こころをゆらし
ぼくはひとり せかいのはらっぱで
くさのかおりに みをしずませる
もりへゆこう もりへゆこう
どうにもならないそんな日は
....
真夜中にキスをした3時半
朝焼けはすぐそこまで来ている
痛む左腕で
さよならの合図をしたんだ
後ろは
振り向かずに
12時間前を思い出してる
季節外れの風鈴が揺れて
....
やってはいけない
だから
やってはいけない
だからこそ
やってしまった
だからいま
無言で
あなたのことを見ないでいる
あなたには語らない
あなたには知られたくない
わたし ....
僕にはわかる
満月の一日前のあの月と
明日の満月との違いが
ぽかぽかのひだまりに
大好きなキミと2人でぽつり
不思議と音が流れてくるの
たらたらのボクと
ほわほわのキミと
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