君のこと、みるたび切なくなるけれど、
やっぱりいいたい、ギブミーチョコレート
常識に沿って生きてると窮屈だ
常識とはなにか
常識、なんでもかんでも常識で判断される
常識、
常識ってなんなんだろうね
常識通りに生きて行けば幸せになるの？
常識、 ....
わたしはわたしでありわたしなのだ
それ以上でもそれ以下でもない
決して軽んじられる存在でもなく
何者かの悪意に平伏してもいけないのだ
この世の不条理に腹をたて
未練たらたらで人生を過 ....
夜から朝の香りが漂いはじめると
冷えた青暗さが産まれてしまい
わたし
朦朧の海の前に立ちつくす
霧に包まれた濃紺の砂浜
埋まってゆく足元を
記憶の波がおしよせて
砂粒軋ませ揺らしてく ....
マンモスは氷の中にしかいない
過去の或る時
きっと氷河期の氷の上で
跪いたきり
起き上がれなかった
マンモスは
それきり一頭残らず
地上から消え
今はマンモスは氷の中にしかいない
....
情熱的な色は赤
冷酷的な色は青
単純明快な色は黄色
やわらかい色は緑
闇は黒
真実は白
でも、僕は思う
情熱的な色は青でもいいじゃないか
冷酷的な色は緑 ....
夜になると
ケーキが食べたくなってくるので
わたしはすかさず
はぶらしをとりだして
はみがきをします
はみがきこなどはつけず
一心不乱にみがきあげるのです
そうすれば
ケーキを食べずに ....
おそらく、キミしかいないだろう、
この数京光年に及ぶ、宇宙の、泡の、中で。。。
だから、キミは死んではならない、
と、ウンメーがキミの耳元で囁き、
この星の上でキミは、ただ ....
--少女の前に突き出されていた花火のうちのひとつが
ひくひくと火花を痙攣させて果てた
藍色の少女には、
次から次へと灯を移し代えられていやいや燃えている花火が
ただのモノクロの火花にしか ....
二十数年前
大量の醤油を飲んで自らの命を絶った科学者がいる
それが私の父だ
いったいどれくらいの醤油を飲んだのか
警官が説明しようとすると
母はそれを遮り
私の手を引いて長い廊下を歩き ....
黄色いすすまない工事用のランプ
「少女」夏の初めに セックスしました〈しょう）。どこか留守の 電話みたいな声でつぶやぎ。
表計算 歴史 求人広告をネットで 代官山でさけぶ
努力 ....
ここは最高の場所だ
何せ居心地がいい
さぁ帰ろう
さぁ帰ろう
心配してくれたり
一緒に悲しんでくれたり
怒ったり怒られたり
時にはケンカして
で最後は笑うよう ....
そらされた目をただただ見つめることしかできなくて
自分の存在感に余白を感じた
滲んだ心に涙が沁みる
お願いそらさないで
私を見て
茨の道のその果てに 何が待っているのでしょう
柔かい 芽生えたばかりのその棘に
胸を刺されて 死ねるのならば
愛しい人の胸に抱かれて死ねるほどに
私はとても幸せなのです
茨の道のその ....
みどり子など
けだるげな君の流し目花疲れ
みどり子の小さな寝息山笑う
子をあやし乳房あらわな花あかり
君の香を蝶が慕いて町はずれ
....
ここではカテゴリ名のとおり、批評、散文、エッセイの投稿を受け付けます。批評は、詩、俳句、短歌に限らず、映画、音楽、舞台など芸術批評のほか、ゲーム、アニメ、漫画などの批評も受け付けます。
小説も、｛注 ....
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