犬の耳がわたしを駄目にする
駄目になったわたしは
大きな桃になって歩く
途中遠回りして
家族に小さな菓子を買った
今日はかけっこで一等になった
娘は得意げに話してくれたが
何メートル走か ....
遠く 向こうの空を追いかけて

時折見せる少年っぽい優しい笑顔

欠けた歯がチラっと見えている

風を詠み ちぎれた時の糸を探し掴み

もう離さない様にと…

忘れていたよ。近くに ....
シソの茎は四角い
スミレには出っ張りがあります。
ナデシコは二つの葉が一緒に出ています。
モミの葉は痛くありません。

メイシャン豚は豚の原種です。
ロバと馬の子がラバです。
海亀の涙は ....
いつも通り
夜のなかに手をつっ込み旋回

ぐりぐるぐるり ぐるん、

感触は鈍い温さを保ったまま
僕の右手におりて狂喜乱舞だ
そんなエレクトロレトロ

テトラトレトロ、トロ、

 ....
ぼくは詩を書きたい

つながりというものに
明確さは必要ない

今日もまた

朝の散歩をしていると
緑道に出会いました

緑が生い茂る夏
緑が似合う夏

歩く道も
なるべく ....
 4年と言う間待ちに待った夢の舞台に
 我等が代表が望んだ

 数年前まで弱小の国との対戦
 我等が誇りにしていたジーコの采配
 経験を豊富に積んだ選手たち
 
 日本の威信をかけて挑ん ....
ぼくは詩人

人はみな
苦労するために生きるのではなく
生きるために苦労するのである

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜風に出会いました

暑かった昼を忘れさせる
そんな ....
パン屋の前に立ち止まり
迷うが入る
チーズ入りのフランスパンを頼む
1人で全部食べる

町をぶらりと歩く
テニスのラケットが欲しい
安いのはデカラケしかない
ハードヒットには向かない
 ....
あげたかった
必要なものはすべて
コップが限界だったのに
それ以上だと作れなくて
カステラみたいに
手は千切れてしまうのに

(2006.6.11)
ぼくは詩を書きたい

それぞれにはそれぞれの美しさがあり
それぞれの美しさだからこそ
その美が存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝露に出会いました

 葉の先にまば ....
 子供の頃から
 一人だと感じていた

 見栄を張り合う親の中で育ち
 親の顔色をうががって過ごした幼少時代
 
 心を通わす友達もいなくて
 弟 妹を虐めて
 心の憂さを晴らして ....
君の声を聞きながら
僕は背中で昨日の夕陽を夢見ている
後ろ向きに眠りたい夜もある
紙飛行機だけが日付を越えていく

いつも聞こえるユーモレスク
君はどこまでも繰り返しで
世界はいつでも思 ....
誰も聞いていなかったから
寂しいと叫んだ
叫んだあとで
どうして誰も聞いてくれないのと泣いた
どうしてと泣いていたら
君が聞こえないようにしているからだよと
私が言った
そうだったねって

私は笑った ....
無力な言葉で
もう愛の唄は歌えない
{引用=
憂いの王、ルードリッヒ二世。
芸術の森と白亜の城に棲みながら、生きる屍も同然の暮らし。
エリザベートへの生涯変わらぬ愛。そして悲恋。
ワーグナーの裏切り。
ああ、なんて残酷。なんて ....
 風が吹く
 僕はなびく

 雲の切れ間から日の光が射し込むと
 休日の街は輝きを増す

 今朝は遅くまで眠りすぎた
 午後の喫茶店のテラスで
 コーヒーを飲みまどろむ

 空を賑 ....
意外な展開を。
先の読めない展開を。
今までにない展開を。

そうでなければ進歩がないから。
今あるものにはもう飽きてしまったから。

ありきたりなものは売れないから。
客の入らない映 ....
ただひとり 生き延びた僕に、
残された海。
激しく、荒れ狂った夜は 引き潮に連れ去られ、
空と海とをわかつべく 曖昧な区切りは
さも穏やかに微笑んでいる。

磯際を覗くと、ウミスズメたちが ....
順繰りに咲き誇る花々は
緑に浮かぶ星の煌めき

晴れ晴れとジューンブライドになるはずが
ほんのちょっぴり なみだ顔

夜の帳の降りる時間も
知らぬ間に間延びして
雲がたれ込めている ....
本当はセリカがよかった
が、人気車には、やはり手が届かなくて
中古車屋のおやじに勧められるまま
同じエンジンだというコロナにした
家に帰ってよく見ると
左のドアが少しへこんでいた

―― ....
晴れわたっていた
ページをめくるたびに
空はその青みをまして
澄んだ悲しみのように
雲ひとつ見つからない
その向こう側から
誰かが僕の名を呼んでいる
今朝旅立つことは
すでに決めていた ....
戦陣の背後に黒い山脈が 影絵のように拡がっていた。
 狼煙のけむる夜、
恐れよりも闘うことの歓びに身体が震えている。
 「死と生の戦い 」
生きのびても、
ただ死ぬまでつづく日々が残 ....
 智恵子のかじったサンキストのレモンにはたちの悪い農薬が入っていたのではないか、それが彼女を余計に苦しめたのではないかということが、気がかりでならないのです。しあわせな智恵子はそんなことは気にしないだ .... ぼくは詩を書きたい

生きとし生けるものの声
それは生物だけではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
鼓動に出会いました

それは吹く風の音
または川のせせらぎの流れ

 ....
真夏の夕陽に染まるさざなみは
あなたの肩越しに遠のいてゆくばかり
深めに倒したナヴィシートで
あなたの好きなラヴバラードに酔いしれて
日焼けしてしまった首筋に心地よくて
小さなため息をひとつ ....
畳に敷かれたうすっぺらい布団
聞こえるのはあなたの寝息だけ
あんなに言い争ったのに、あなたはいつの間にか夢のなか
あたしはまだこんなにも悲しいのに

くやしくなってあなたの背中に文句をい ....
ぼくは詩人

同じ位置に立ったとしても
同じものが見えるわけではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜空に出会いました

朝に同じ場所に立ったその場所で
瞬く星々に彩られ ....
明日がない
今日が苦しい
昨日はいらない
人生めちゃくちゃ

希望を下さい。
命を下さい。
鏡を下さい。
世界で一番美しいものはなに?

過去を捨て
現在を生きる
輝く夢を見て ....
夕やけこやけ
身を焦がし染まっているのは
女子高生

夕やけこやけ
鍵っ子寂しくつく家路

夕やけこやけ
セクハラオヤジ
今度やったら訴えてやる

夕やけこやけ
また明日
悲 ....
待ちわびて
想い 雨に流して
流されて
願い 草木の花となり
春ねんねん
花の 儚くも貴き
いのち
かな
こめさんのおすすめリスト(5567)
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