今、(遠い異国の空の下で、産声が上がった) 
今、(夜の踏切で急ブレーキの悲鳴が、夜空を割った) 

今夜、どんどん膨らんでゆく宇宙のなかに 
今夜、みるみる病んでゆく街のなかに 
世界の始 ....
ストロベリージャム 夜明けが来るから
カーテンを黒に染めなきゃね

アイスクリームコーン どうせやるならさ
楽しい事のがいいよね

スウィートベリーナウ 昨日の彼女
氷漬けのハーブ食 ....
あんたには悪いが出て行ってくれと
言った叔父が先に死に
出て行きますと言った私はまだここにいる

冬の朝は毎年寒い
なのに今年は寒いねって言う
今年こそって願う始まりは
いつから感じなく ....
足もとのカラスは飛び去らなかった

朝のホテル街をふたりで歩いた

いいのに、でも、ありがとう、

女を駅まで送っていた

ぼくらはたとえ話のなかを生きている


これは、なにか ....
ぬめぬめとした
自分を抱き締めた。
皮膚呼吸をしているはずなのだが、
何かを塗りたくてたまらない。

空には暗いグラデエーションの夕暮れ
丘に登って見上げている僕は
ぬめぬめとした
 ....
{引用=
(She was once here. So was I.)


あなたがすきなのに
あなたがいなくなって
あたしはくうはくのなかで
あなたの残像を追う

あなたはせんさ ....
バスターズ

信号が変わって 足早に歩き始める。
通勤途中の人の列は 流行のインフルエンザの影響で
マスクをかけている人が目立つ。
少々苦しいが 感染したくないので我慢してかける。
しかし ....
私は私にあって
昨日と変わらない私に出会い
いくつもに分れそして融合する
認めない私もよい私も
私に溶け合って全てを赦し
私というひとつの一人になる

私の窓に
新しい言葉 新しい命
 ....
六十八年まえのある日

ぼくらの先輩は

ハワイに奇襲攻撃を仕掛けた

それが実は傍受され

逆に仕掛けられたものであったとしても

十二の空を蒼天と呼ぶ

司令長官の激烈な真 ....
To be or not to be?
That is a question!
死ぬか生きるか
それが問題だ。

死する者の鎖解かれ
バイエルン城の大広間の円舞曲
狂気と愛の向こう岸で
 ....
無理して働き
夢を見て
歯を食いしばり
人に頭を下げる。

You'll find them.
白い扉の向こう側にある
光があふれているのを
責任が重いことを

涙を流して
苦木 ....
{引用=                                   




青空に透けて

行ってしまった

面影はみんな




 浜辺の足跡
  ....
こわいといって泣く君を
僕はただ見ていた
まるで君が泣いているのが
わかってたように感じていた
僕らはいつも怯えていた

終る世界を見届けようと
ずっと目をこらしていたんだ
かずむ目は ....
その昔、無数の電車が地面の下に潜る前・・・ 
東京都内の全域に、のろりと 
路面電車が走っていたそうな 

  かんか〜ん 

発車ベルの音がして 
気づけば目の前に立っていた 
小ち ....
わたしはここで 
世界や国を変えようと 
背伸びをする訳でなく 
只 
目の前にいる 
ひとりの人が倒れていれば 
明日を待たずに 
手を取って 
不恰好な二人三脚で歩いていると 
 ....
夜はとめどなく凍り続け 
ミニカーで走る高速道路は閑散としている
星間トンネルを抜けるころには
シリウスが輝きを失って氷の塊が無数に路面を舞っていた

冷え切った心を包むのはアーガイルのセー ....
きみを忘れることなんかできやしない

人類が抱える問題なんかより深刻だよ

七千年まえから

炭水化物中毒になってしまった人類

七年まえから

きみを考え中毒になってしまったオレ ....
濡れた足で汚してしまうとしても
恐れることはないはず
そう信じたくて
貴方に話しかけようとする

はじけてしまう言葉を
ただ見送る
見送り続ける

君の後ろ姿など目に焼き付けるものか ....
粉雪の 一つ一つの 結晶を 散りばめた夜 ひっそりと泣く



降り積もる 雪の上には 足跡を 静かな中に 奇跡を信じ



星空に 列車の車体 凍てついて 彼の童話に 思いを馳せる
 ....
やさいうりがきたよ
やさいうりがきたよ

にぐるまをおして
にんじんをつんで

しゅふがかけよってく
こどももはしってく

おいしそうな にんじん
じゃがいも かぼちゃ

やさいうりのやさいは
こど ....
太れ

太れ

君はもっと大きく
君はその存在感をもっと示せ

ぶくぶく

ぶよぶよ

君 ほんとうはこころ優しい
君 ほんとうは繊細な感性を持っている

おおきく
 ....
夜露に濡れ
深夜外を歩く
満月の夜
孤独な夜

疲れた体
横たえて
ケイタイがなる。
仕事の依頼だ。

夢を捨てるのは
誰にでもできること
苦しみの中に
命の重みがある。
 ....
永遠を求めるな
子供達よ
それは麻薬だ

永遠を追い駆けろ
中毒者タチよ
たとえ幻覚だとしても
お前達には見えているのだろう
己が欲するもののために
大切なものを犠牲にして
螺旋地獄の世界に飛び込んだ
僕にとって手首を切ることが
唯一の生存確認方法だった

「間違ってる」と言われても
「気持ち悪い」と言われても
「やめなさい」と泣かれても

もう逆らわないから
だから僕のことを壊さな ....
まるで奇跡だった
人生において敗北者だった僕が手に入れた{ルビ贈物=きみ}

この手を離しはしない
誰にも渡しはしない
壊してしまわぬように大事に包んで

ドレスを着せて
白い箱に閉じ ....
だから

暗中模索・徒手空拳で

俺はIBをつらぬいてゆくぜ


結果がすぐでることなんか積み重ねても

そんな遠くに行けるはずもないだろうから

暗中模索で全然OK

徒手 ....
絵の具のついたレコード 二階の窓貼り付けたまま
君が好きだと歌った曲は 今日も誰も寄せ付けはしない

ビーカーの中で混ぜた欠点 薄くなる所か濃いくなる
それをまた飲み干しては染まる僕を 君 ....
うすももいろの{ルビ襦袢=じゅばん}の
冬に{ルビ纏=まと}えば
きぬの{ルビ温=ぬく}さ

衿をくいと抜き
腰ひもをきゅうと締める
そのうえに伊達〆をきゅうと締める

足元に着やすく ....
今夜の月が黄色なら
綺麗に身支度を整えて
遠くに旅へ
小さな奇跡が
起きますように
ピアノのラの音を頂戴

たくさんの荷物は要らないの
そう
好きな音楽だけでいいかも
思い出なんて ....
こめさんのおすすめリスト(5567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
0歳の詩人に_- 服部 剛自由詩309-12-7
マーガレットメリル- 黒乃 桜自由詩209-12-7
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蛙の黄昏- ……とあ ...自由詩11*09-12-7
クロマティック・ラヴ・アフェア(ガーベラの花束を手に立ち尽く ...- 瀬崎 虎 ...自由詩709-12-6
バスターズ- 砂木散文(批評 ...6*09-12-6
私は私にかえる- 朧月自由詩609-12-6
十二の空を蒼天と呼ぶ- 吉岡ペペ ...自由詩309-12-6
『悩み』(連詩)【チョコドー緊急企画】___乱太郎&ペポパン ...- ペポパン ...自由詩3*09-12-6
新たなる旅立ち- ペポパン ...自由詩4*09-12-6
そうか・・・- まどろむ ...自由詩4*09-12-6
慕う- 朧月自由詩209-12-6
都電荒川線- 服部 剛自由詩509-12-6
風の声援_- 服部 剛自由詩209-12-6
逃げるように二人- 瀬崎 虎 ...自由詩609-12-6
できやしない- 吉岡ペペ ...自由詩409-12-5
濡れた足で汚してしまうとしても- kauz ...自由詩9*09-12-5
- ミツバチ短歌5*09-12-5
おとぎのくにのやさいうり- 黒乃 桜携帯写真+ ...109-12-5
逞しき- 乱太郎自由詩10*09-12-5
Lonely_night- ペポパン ...自由詩4*09-12-5
永遠と絶望- within自由詩6*09-12-4
中毒- 朽木隼人自由詩309-12-4
自慰行為- 朽木隼人自由詩109-12-4
プレゼント- 朽木隼人自由詩109-12-4
スローガン- 吉岡ペペ ...自由詩4*09-12-4
Vo.- 黒乃 桜自由詩209-12-4
仕度- 笠原 ち ...自由詩18*09-12-4
moon- ミツバチ自由詩17*09-12-3

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