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とおくへ
たびだつ
そのまえに

わたしを
ちからいっぱい
だきしめて

ちからいっぱい
ちからいっぱい
ちからいっぱい

わたしのからだが
くだけちり
とうめいになって
 ....
母の日に初めて
カーネーションを買いに行く少女は
黄色い喜びを
こっそり抱えている
途中でなくなってしまうことの
ないように

自分の貯金箱を
壊してしまったことは
誰にも言わないで ....
  手のひらの中に
  そっと星を隠していたら
  夜になって光りだし
  銀河系宇宙であることが
  ばれてしまった

  それは蝶のように
  よぞらをかざって ....
天動説の子どもが増えてるらしいのですが
それはまったく自然なことです

地球が回っているのだとしても朝が来るのは退屈なのですから
僕はお布団で魚になって
箱舟に乗ったかあさんとはなしをします ....
朝、お弁当を作っている途中
全部忘れてしまい
手を止めた

何もない
まっしろ

あれ、何だっけ、えーとえーと・・・・

何だろ
今、何か思い出した
全然知らないことを思い出した ....
雨が降っています。
粉のような雨が、とても幻想的です。

クソみてぇに切羽詰まって、喚きそうになりながら。
俺は留年しないように、勉強している。
「テストなんか要らねぇ」っつっても、学校は要 ....
詩人は
寂しい

詩人の
友人は

もっと
寂しい
報告、報告、報告、報告
報告!
大ほーこーく!
今日、バカ男、空を飛んだよ!
背中から赤いつばさが生えてさ
こうっ、すいーっ、すいーって
つばさは白いほうがイカスよなーとか
うー ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
何時からか此処に居る
ふと気付いたら其処に居た

僕をじっと見てるんだ

僕が何処かに行こうとすると
必ず先回りをしている

僕を付回さないでくれよ

お前自分の家に返りな
お前 ....
桜並木の堤防沿いの道
一人の少年が走っていく
後姿にすばらしく
映画のような櫻吹雪

「少年よ!走っていけ!」

見送る私の後ろから
初老の男が叫ぶ
振り向く私に

「言っちゃ悪 ....
静寂が満ちるのを待つ

あなたは
広げた想像の張力に身をゆだねて
空を映す水面に静かに浮いている

手のひらをつぼみにして
ゆっくりとふくらませるとき
わずかな空間の揺らぎが
水中を ....
さてさて。。。両の腕まくり
かあさん残したくれた味
思い出しつつ逢いに行こう。

蓮根、牛蒡に人参を
ごしごし綺麗に洗ったら
トントン乱れに切りまする。

色とりどりの野菜達
お鍋に ....
私はかつて牛乳でした
牛乳とは不可算名詞である故
固体ではなくましてや個性もありません
それが悪いと言っているのでは無いことを
皆さんには理解していただきたいのですが
そして私がかつて何人を ....
一秒ごとに
あいまいにぼやける
まちの、輪郭
潮騒がおしよせて
すべての境界線を消してしまう
抱擁する、
抱擁する、夜の、
水槽


よじれるカラダで
白い波をぬって
見つから ....
  

   曖昧な物に名前をつけてゆく
   切り取ってゆく
   詩を書くことは名前を奪うことだ
   いままでなかった感情や
   世界にツバをつけることだ
   新雪を汚すことだ ....
マヨネーズの大好きなおまえは
なんにでもそれをかけたがる
それはもう見境なくて
見ている俺は食欲が失せる
どこへ出かけて食事をしても
注文がきたら開口一番に
「マヨネーズある?」って聞くな ....
きみがぼくにすてられたって
そんなふうにおもっているとしたなら
それは 
とんでもないまちがいなんだよ


きみ、
ぼくとであうまえにだって
だれかとであってたんだろう?
だれかとキ ....
(葬儀におけるエコロジー)

もし ぼくが死んだら
土葬にしてくれ

小さな命たちに
ご馳走してやりたいんだ

もし 火葬にするなら
ミディアムレアに焼いてくれ

エネルギーを
 ....
花びらを口に
それだけでなんとなく



特に赤い薔薇の
シルクのようなさわり心地の

それとも華やかではなく清純かしら
春めいたチューリップの

モグラに勝てるくらいのすずら ....
携帯電話で話しながら

「近くのはずなんだけど、、、わかるようにスッキップしてみて」
と言われて正直にスキップする僕は
どうしょうもないバカだ

そんな僕を見て
君が笑ってくれ ....
分厚いアクリルガラスの向こう側
水槽の重い水の中で鮫は
鮫という生物ではなく
鮫の形をした液体のように
ドロリと泳いでいる

鮫よ永遠に泳げ
人の世の歴史が果て
命あるものすべてが斃れ ....
濡れた紙が降ってくる
手で破いたように 
様々な容姿で舞い
白く空を遮る
ペタリと壁や信号機に張り付き
人々の頭は皆ライス大盛り
足早に歩く人の足には
待ってくださいとばかりに
大きな ....
こわれているようなので
そっと さわらないようにして
ふたをしめておきました

あれから なんども なんども
あけてみましたが
やっぱり こわれているようなので
さわるのは やめておきま ....
病院の長い待合い廊下に坐って
考えている
私の気はたしかなのかと
時々 呼び出しに応じて
いくつかの個室のどれかへと
人が 入ってゆく
そしてやがてまた出てくる
入ったまま
出てこない ....
この歌に希望をのせて、
       月のしずくに願いをこめて、
いつかかなうすべての夢、
       どんなにつらくとも叶うから。
いつもどこでも、誰も助けてはくれないから。
自分の道は ....
(回転=人間魚雷、桜花=ロケット特攻機)


さくら さくら
日本の やさしさ

散れ 散れ さくら
回転する桜花

流されて さくら
ドブの中

腐って さくら
ヘドロとな ....
バカ男の実験

先ずコップを用意します
コップに水を入れて塩をとかします
量は正確に目分量でお願いします
次にくつをはきます
とびらを開けて右足、左足、右足、左足
の順番で歩きだ ....
安っぽいヒロイズム 
何て言うか  嫌いじゃ ないよ
吐かせる為の本も 泣かせる為の歌も
カラダに悪い ムラサキの煙も


諦めたらそれまで さようなら
不条理に迎合されたら 俺はどうす ....
おじさんはいつも何かにつまづいている
ずいぶん空が遠くなった

友達が少なくなったけど
仕事は増えた

良く知らないひとのことを気遣っている毎日
親しいひとのことはどんどん知らなくなって ....
千波 一也さんの自由詩おすすめリスト(6385)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おねがい- フォマル ...自由詩3*05-3-9
カーネーション- 銀馬車で ...自由詩2*05-3-9
ぼくの手はふつうなのだが- 天野茂典自由詩1805-3-9
天動説の子ども- 窪ワタル自由詩22*05-3-9
朝のこと- ふるる自由詩5*05-3-9
ぽいずん- 虹村 凌自由詩3*05-3-9
LONELY- 043BLUE自由詩205-3-8
報告- バカ男自由詩10*05-3-8
ふゆのこと- tonpekep自由詩10*05-3-8
棲みつくもの- しらいし ...自由詩2*05-3-8
父や、母が死んでも走り続けろ!- 初代ドリ ...自由詩4*05-3-7
睡蓮- ベンジャ ...自由詩3805-3-7
++++筑前煮++++- しらいし ...自由詩6*05-3-7
独白- KEIK ...自由詩105-3-7
夜の、水槽- 望月 ゆ ...自由詩4*05-3-7
新雪を汚すことだ- 天野茂典自由詩405-3-7
マヨネーズ醤油- 一筆自由詩4*05-3-7
りさいくる- 望月 ゆ ...自由詩3*05-3-7
ミディアムレアに焼いてくれ- 043BLUE自由詩505-3-6
花びらを口に- 暗闇れも ...自由詩3*05-3-6
僕はスキップする- ベンジャ ...自由詩12*05-3-6
宇宙鮫- 大覚アキ ...自由詩105-3-6
紙の日- 湾鶴自由詩305-3-6
そっと_ゆっくりと- こむ自由詩205-3-5
外_来- 塔野夏子自由詩11*05-3-5
月のしずく- 天使自由詩1*05-3-5
桜花- 043BLUE自由詩205-3-5
実験- バカ男自由詩5*05-3-4
どうしよう(みんなのうた)- 虹村 凌自由詩3*05-3-4
青いおじさん- tonpekep自由詩7*05-3-4

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