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手のひらから咲き零れていく
白に近い桜の花が風に乗り舞う春の雪
遠くにいるあなたを想い
わざと桜を散らせて、はやくまたあえる日を願う
桜吹雪に隠れて見えないようね
幸か不幸か
咲き乱れるこ ....
?
はれんちと言われると
なんだかそわそわしてしまう
私の存在がはれんちなのか
私の行動がはれんちなのか
はたまたいつの間にか私の名ははれんちなのか
何はともあれ
頬を赤く染めなんともな ....
叫び狂う
夜空に向かって両手を広げ
蛾にでもなったかのように
キラキラとした粉を振りまき
星もない空にでも
誰にも言えない悲しみを打ち明けるように
生きている私
生きてきた私
....
はちみつがすき
癖のある濃い蜜も人差し指ですくい取って
甘い蜂の子のための愛情を横取りした気分
だけどそんな日も悪くない
花が少しずつ溜めたごちそうを
蜂が奪いわたしが奪う
はちみつがすき ....
銀色の星屑を集めたスプーンを空から切り離し
宇宙を知ったかぶりする
星をとろうと手を伸ばす
あと少し
子供心があれば取れたかもしれない
大人になりきれず
空想も減り
夢にも限りがあり
....
布団の中の暗闇世界
ひとりべやです
いいでしょう
懐中電灯とあまいお菓子を持って
子供なら雷からおへそを守る
大人ならむふふ
シェルターだ
夜になったら明日戦う
戦士達をやわらかく包み ....
うそつきオバケが一匹いて
昔からうそばかりついていた
本当と嘘とを半分ずつ混ぜ込んだ
絶妙なうそ
うそつきオバケのおかげで
絶対にばれないうそつきになった
けどなんでだろう
心がこん ....
花びらを口に
それだけでなんとなく
ね
特に赤い薔薇の
シルクのようなさわり心地の
それとも華やかではなく清純かしら
春めいたチューリップの
モグラに勝てるくらいのすずら ....
疑いの芽を摘み取って
抱いた疑いの鳥を打ち落とす狩人を
狩人を
落とした涙の分からぬままでいいから
体が朽ちるまで可能な限りの羽を使い
あたためたい
私に出来ることはあたためることだけ
....
夜の海に浮かび
白く光る水母達よ
どうか
時を渡る橋となって
死者の待つ
白い花咲く星屑の島で
失くした涙を探して欲しい
街頭の明かりを
ひとつ
ひとつと
吹き消していく
真っ暗な夜道を一人
影に気づかれないように、そっと
内緒
そっと
秘密
蝋燭を消すときの
泣きたくなるような
久しぶりに母の胸に ....
てくてくと
歩く足にすりすりしながら
猫になる
おひさまの匂いがする
ぽっこりしたお腹にのって
重いって言われるまで
だだっこしたい
大きな羽の中で
何も考えず
ただ眠りたい
愛しい匂いに包まれて
時を過ごしたい
そばに
ただそばに
それだけでうれし涙を流すほどに
布団の中で爪をたて
いたずらしても
頭をなでなでされると嬉しくて
恥ずかしながら、私
ごろごろ喉を鳴らしてしまうのです
暗闇の中で誰かさんとワルツ
手を合わせ
回るように
流れ星の歌声が降り積もる中
くるくると
ワルツ
暗闇のあちらこちらから
ため息と共に
一夜限りの夢が咲く
千波 一也さんの暗闇れもんさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
狂い咲き
-
暗闇れも ...
自由詩
2*
06-4-1
はれんち
-
暗闇れも ...
自由詩
5*
05-8-30
蛾
-
暗闇れも ...
自由詩
1*
05-8-25
メス蜂
-
暗闇れも ...
自由詩
1*
05-8-2
天体望遠鏡
-
暗闇れも ...
自由詩
4*
05-6-4
シェルター
-
暗闇れも ...
自由詩
3*
05-5-3
うそつきおばけ
-
暗闇れも ...
自由詩
1*
05-3-10
花びらを口に
-
暗闇れも ...
自由詩
3*
05-3-6
鶴
-
暗闇れも ...
自由詩
1*
05-2-22
水母
-
暗闇れも ...
自由詩
2*
05-2-14
魔法使い
-
暗闇れも ...
自由詩
3*
05-2-8
ねこにんげん(2)
-
暗闇れも ...
自由詩
5*
05-1-8
ゆめ
-
暗闇れも ...
自由詩
4*
05-1-7
ねこにんげん
-
暗闇れも ...
自由詩
3*
04-12-30
暗闇ワルツ
-
暗闇れも ...
自由詩
2*
04-12-25
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