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僕は感じる君の気配を
弓なりの曲線は
甘い咳払いひとつ


それは涎のようでもあり
差し出した僕の人差指に乗り
鳥かごから出ようとする可愛い小鳥
胸一杯の期待感に
ひ弱な翼を震わせて ....
うつむく おもてをしろくして
みだれ黒髪 風へすき
雨のくる のをそぞろまつ

かすみのころもを まとう月
かごとゆられて {ルビ何所=どこ}へやら







{引用=個 ....
外から帰ったら
鍵が掛かっててお家に入れなかった日
ドアの前で
しゃがみこんで
靴のつま先を見つめていた日

誰かにそばにいて欲しいけど
「どうしたの」なんて言って欲しくない
お友達が ....
三発目のライダーキックが、
不発に終わった時。
ジューの命運は尽きていた。

だが、
ここで敗北を、
認める事は出来ない。

来る金目鯛星人の襲撃を、
眼前に ....
曼陀羅という古代インド語が溢れ返る
山頂に辿り着けば
ちょっとだけぼくらは悟りを開いたような気持ちになる
長崎からやって来た宗教団体に紛れ込んで
擬似的真言密教徒になって
お授戒なんか受けた ....
盗んだ船で、
沖に出る。

今年の夏は、
もう終わるけれど。
今夜はらりほー。
朝まで無敵!。

右手にアルコール。
左手に紫煙。

頭のてっぺんまで、
 ....
月のしずく
やどる草陰

いともたやすく
朝陽にとける

心ころころ
恋心にも似て

儚きものこそ
うつくしく

しばし留めん
愛しきすがた
 風景だけが投げ出され
 約束だけが投げ出され
 虫の音だけが湿っぽく
 すごした風景を箱庭に
 閉じ込める


もう春、 桜は見ない
もう影、 五月雨を待たない
もう夜、 日光の鏡 ....
君と出会ってからは

おいしい焼き餅の焼き方ばかりを

覚えてしまった
 
 

{引用=相手に気付かれるか気付かれないかの処で 妬く
それが おいしい妬き餅の妬き方}
 
「スキ」と言わない ヒキョウモノ
 
  言えば 貴方が こぼれるようで
 
年を重ねるごとに17歳に戻っていく
1976年生まれの影

遠のくものが遠のき
遠のくものが近づく

そして触れないもの

名刺入れには 肩書き
名刺ケースにも肩書き

ようやく ....
妖精が見えるという
塗り薬を瞼に塗って
赤から黒に濁りゆく
暮れの森へ出かけた

不可視
青年の瞳が捉えたのは
影絵の集合
寂しい墨色の森

ざわざわざわ
木の間を流れる風が
 ....
まるで他人行儀な
挨拶で書き始めたのは
あなたの選んだ便箋が
何だか照れ臭く
上目遣いにさせたから



感情を露にせずとも
温かな文となるようしたためたい



そんな課題 ....
わたしのなかに
流れる川だ
あなたは

たちどまるな と
言いながら
あなたが
流れた

わたしには
方角などわからない
ただ
ここに立ち尽くす

だ ....
「ここから飛び降りるって言ったらどうする?」
「やれやれ。気まぐれなお姫さまだ」
「なによ、その棒読みのセリフは」
「感情がこもっていないんだよ」
「あのねー」
 
 
 屋上、 ....
むかしがありました
むかしはいつまでも待っておりました
風は砂時計のように
失ったものをひっくり返し
また失いはじめるのでした

たった一本の
傾いた光の下で
自分を整理整頓したりする ....
貴方の面影のある彼

見つめ続けていたら

貴方を思い出してしまいました

貴方のいなくなってから

凍てついてしまった私の心に

再び灯が点りました

揺れることのなかった私 ....
夕闇へと向かう 全ての生き物が息を潜め
ゆるゆると夜への侵略を開始している瞬間
そのエアポケットのような ときのはざま
きっと羊水の記憶を刺激するのでしょうか


トクントクントクントクン ....
午前三時。
君はまだ喋ってる。

冷えたパスタを、
フォークで突っついて、
ぺちゃくちゃり。

ワインを、
手酌で注いで、
ごくり飲み干して、
ぺちゃくちゃ ....
ふと遠いところへ行きたくなる

通過電車に手をのばせば届きそうで届かない
本気で身を乗り出すと本当に連れ去られてしまうから
「危険ですから、黄色い線の内側までお下がりください」
というアナウ ....
君と
裸で抱き合える場所に行きたい
君を
全身で味わいたい

セックスなんてする必要ないよ
君を忘れたくないんだ
君の感触を全身で憶えていたいんだ

忘れちゃうよ
 ....
この夕くれのひかりのなかに
ぼくはぼくをみうしなったりするだろう
そらの彼方のやさしいもの音よ
秋の風にさえぼくはこころを揺らしたりする

ぼくのであったものごとの全てに
ぼくは話しかけた ....
おネムです

フワフワ ポッカリ しろい くも

つつんで ゆらして こもりうた

おやすみ

ぼうやの 夢の中





    ....
枝に ぶら下がってる
偽者の太陽

発火を夢みて
まどろむ 花弁

かかってくる
濃い 夜の 暗い闇

閉じない 瞳
はずれない 翼

あたたかいのは 私だけ
じっと 冷えた ....
からだをすり抜け まわされる腕
天使よ てんし 地使よ ちし
少しだけ浮くおまえの軽さ
水たまりの上の葉を踏んで
湿った土にひろがる重さ
毒のめまいを消し去るめまい
新たな ....
何だか最近こんな感じだね
ちょっと手を伸ばせば
君の優しさに触れられるのに
何故かためらってしまう


あのゲームと一緒かも
無数の穴凹から僕のあたまは
勢い良く飛び出しては
怯えた ....
?
はれんちと言われると
なんだかそわそわしてしまう
私の存在がはれんちなのか
私の行動がはれんちなのか
はたまたいつの間にか私の名ははれんちなのか
何はともあれ
頬を赤く染めなんともな ....
もちが もちもちしているから
もちであって もちもちしてないのなら
そんなもの もちじゃないって
いいたくなるような午後に
私はほんとうにもちかと
ききたくなるくらいに
もちがたべたくなっ ....
詩が生まれた
あなたはどこから来たのでしょう
あなたに辿り着くまでに、
どれだけの根を共にしてきたのでしょう
たくさんの親指に包まれながら
あなたは産声を揚げたのです

この世に生まれた ....
体がね 

変化し始める時だから

       
     心が落ち着かないのよ





心がね

  変化し始めてるから


     体が落ち着かないの ....
千波 一也さんの自由詩おすすめリスト(6385)
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