すべてのおすすめ
花の表紙のノォトの中に
それはそれは
大切な風に書かれていた


日記であったのか
詩であったのかも
定かでない
淡き恋の想いについて
吐き出された拙い言葉の塊


まるで ....
突如現れ行く手を阻む

急流の渦に


巻き込まれぬよう

さらわれぬよう

細心の注意を払っていたのだが

この淀みにはちょっとお手上げ



けれど

も ....
私はやはり、と
言わざるを得ない
やはりあの{ルビ畦道=あぜみち}を
脇目も振らず
私は歩いていたのだと


炎天、真昼、陽炎
夏が侵攻していた
それはいつも匂いから始まる
濃厚な ....
あなたのみみたぶのゆめをみて
そのあとにあたしは
みしらぬ土地にいた
花の咲かない土壌にまみれた
春の匂いのする かわら


あなたはかぜをひいたといって
うすくらいへやで
ゆるやか ....
かち とろう
ゆき ゆこう

ふくみ ささぐ
きはくな ほし

こい こごう
ゆめ とばそ

ぴりぴり とした
ひりひり ときた

なげく なじる 
ぬいでしまえよ

こ ....
わたしはわからない
 口をきけない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 耳がきこえない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 目が見えない
  あなたの悲 ....
洗いたての髪

あなたと同じ

シャンプーの香り
読んで 涙して

読んで 微笑んで

心の洗浄 あなたの言葉
ほんのり

ほんのり

片思い



恋の悩みと語るには

あまりに未成熟



きみの手紙の「ふ」の字から

微笑む顔を想像し


眠い眠いを繰 ....
はちみつがすき
癖のある濃い蜜も人差し指ですくい取って
甘い蜂の子のための愛情を横取りした気分
だけどそんな日も悪くない
花が少しずつ溜めたごちそうを
蜂が奪いわたしが奪う
はちみつがすき ....
不幸は甘い蜜の味がする。
だから一度でも
不幸を味わうと、その甘美さを忘れられず
毎夜毎夜、
幻覚に捕らわれてしまう。

自分の不幸は蜜の味。

不幸の一滴を口に含んでみる。
初めは ....
ウソを付くコツは
ホントを少し織り交ぜる事

ホントの気持ちは鏡の中にある

遠くから
くっきりと見えてたはずなのに
近づくと
吐息や体温で鏡が曇って見えなくなっていく

だから  ....
強い力で空を裂き 
轟音残すジェット機と。

風に乗っていつまでも 
無音ですべるグライダー。

わたし?
自転車だよまいったか。

疲れたら休むし。
下り坂では調子 ....
生まれては消えていく日々

疲れたぼくのからだに

銀の雨がとおりすぎていく
ゆっくりと
呼吸する
緑の植物


ぼくの時間が
音もなく流れだす
風のない日に

ぼくは急いで

時計の針をもとにもどした
閃光と爆音が果てしなくつづく
長い長い夜だった

終戦前夜の静かな港町に
これが最後とばかりに
ありったけの爆弾が落とされて
夜空はまるで夕焼けのように
真っ赤に染まったという

 ....
ある日、仕事を終えて
更衣室のロッカーを開くと
取り付けの小さい鏡の下に
お守りのようにぶらさげていた
5センチのくまのプーさんが姿を消していた

プーさんは
うまくいった日も
へまを ....
朝鮮人は野蛮だと思う
支那人は野蛮だと思う
だが俺が君にして欲しい事を教えたら
君は卒倒してしまうでしょう
そう僕はエロなんです
結局は変わらないのでしょう
そうだとしたら
いつかきっと ....
不覚にも

こころときめき

きみの一挙手一投足に

いちいち振り向くこの僕



恋なんぞ

有り余っているのに



何故またこんな

浮かばれぬ思いを
 ....
真昼の公園で
全身、汗にまみれながら
ジョギングをしている人がいる。
両の手に
ペットボトルを握り締め
汗に濡れ、体に張り付いたランニングシャツから
鍛えぬかれた筋肉の動きが感じられて
 ....
燦々sunとおひさまサン
散々な夏とならぬよに

なつ なつ なつ なつ いけサマー

きサマとおれサマ どなたサマー

ゲコ ゲコ ゲコ かえるサマー

いるいるいるいる いるかサ ....
すれ違った自転車の子供を
振り返る


白線が
鮮明に割き続ける
通学路だったアスファルトから
子供たちの声が古いものから順に遠のいてゆく


肌で増殖する蝉の羽の ....
ふと気付けば夜の闇
棒のような足を動かし
やっと山から出た

そこには町があった
町は不気味なほど静まりかえっている
町を歩き回ってる時にこんな声が聞こえてくる

「ようこ ....
左からきた電車の窓に
私たちの姿が
映る

映る

あなたと
私との距離は

そうか
こんなふうなのか

それは
なんだかとても自然な
風景のようで

まるで
あなた ....
手のひらを包みこむように
五本の指を握り固める
これが拳

ぐっと握りしめ頭上に突き出せば
シュプレヒコール
これは遠い過去の苦い思い出

ぐっと握りしめ目の前に突き出せば
血の雨が ....
オヤスミナサイ


オヤスミナサイ



腕枕なんて贅沢言わない

だけど

毛布はそうっと掛けてもいいかな

背中に染みる言葉が

冷めないように



 ....
かなしい夏 ?


夏の首すじが
眩しい

何もすることのない午後

空気さえ発光している

しなやかな夏のゆびさきが
飽きもせずあやとりしてる

夏はあの木立のてっぺんあた ....
君のことなら
どんな事でも知りたくて
そう それはまるで
透明な水槽の中で
泳ぎ回る 君を見て
安心していた

でも、今気付いたよ
僕の目を気にして
どれも 君の本当の姿ではない事
 ....
雨がしとど降る夕方にさえ
その図書館は
虹のなないろよりも多くの色彩にあふれているのでした

花はバラ色
空は空色
木々は緑

図書館に住む少女たちは
童話の勇気ある少女のように
 ....
千波 一也さんの自由詩おすすめリスト(6385)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きみへの出さない手紙- 銀猫自由詩10*05-8-3
木の葉の舟に乗って- 銀猫自由詩4*05-8-3
侵攻する夏_(2005.8.3)- 和泉 輪自由詩1605-8-3
かがみ- はな 自由詩13*05-8-3
鳴く- 砂木自由詩10*05-8-3
悲しい空- 恋月 ぴ ...自由詩13*05-8-3
お風呂上り- 空 春色自由詩6*05-8-3
- 空 春色自由詩4*05-8-2
かたおもい- 銀猫自由詩10*05-8-2
メス蜂- 暗闇れも ...自由詩1*05-8-2
不幸の味- 恋月 ぴ ...自由詩5*05-8-2
嘘の中の真- ノクター ...自由詩4*05-8-2
なつそらを見上げるように- umineko自由詩6*05-8-2
- アメウ自由詩7*05-8-2
空間- アメウ自由詩6*05-8-2
沈黙- アメウ自由詩7*05-8-2
1945年8月14日- 落合朱美自由詩13*05-8-2
プー子さんの退職- 服部 剛自由詩17*05-8-1
リビドー- 虹村 凌自由詩2*05-8-1
愛のポーション- 銀猫自由詩8*05-8-1
取り憑かれた人- 恋月 ぴ ...自由詩7*05-8-1
*ここナッツ*- かおる自由詩5*05-8-1
真夏淘汰- A道化自由詩1705-8-1
皆月町- HARD自由詩8*05-8-1
左からきた電車の窓に- umineko自由詩15*05-7-31
拳の使い方- 恋月 ぴ ...自由詩5*05-7-31
ブランケット- 銀猫自由詩4*05-7-31
かなしい夏- 塔野夏子自由詩20*05-7-31
透明な水槽- kimuko自由詩1*05-7-31
だいだい色の童話集- 佐々宝砂自由詩12*05-7-31

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213