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君のおっきい手、好き

好きだった

好きだった君の
好きだったものたちは
またきっと
誰かが好きになる

でも、たぶん
私の好きが一番おっきかった


君のしらないこと ....
ぼくはかみなりを聞いてゐる

かみなりは遠くなつたり近くなつたりしてゐる

外は雨のやうではないのだが

ぼくはかみなりを聞いてゐるのだ

いつも




 ....
踏み にじられた
柔らかい 道の草

白線 から 下がらず 
垂れた こうべ 晒す

助けて 下さい と
死にたくありません と

誰も 聞きたくないのだ
誰も 幸せに ....
 
 知らない街で
 洗濯物が揺れている
 風に洗われて
 青空を映しながら


 知らない道に
 鳥の羽根が落ちている
 素通りなど出来なかった
「これは大空の破片なのだ」と
 ....
あのね もう 
いけないと おもったの

だって どろだらけで
おひざ も いたいの

こんな きたなくなったら
あそんでくれないと おもったの

でもね どうしたのって
 ....
雲 のチビ は
ちらり すまして

ふんわり おなか
に まるまって

かくれんぼ なの
だれにも 言わないで

抱きしめたら

ここ へ そら
からみつくんです、アタシに。
ねちゃねちゃぐちょぐちょべとべと

毎日毎日心も体も
何処にいても何をしてても

目覚めても目覚めても。


からみつくんです、アタシに。
ねちゃ ....
ふせじ の なかの
ながい ゆめ

とんとん どうにか
すすけてく

ならくのそら は
しらせぬ いろで

ここやら どこやら
さき ゆれる

わたらせ まい よ
と ....
冷蔵庫には蟹がある
九本足の蟹がある




あたしは今夜見ないふり
首の赤味を押さえます




もしか
あなたが欲しいのが
甲羅の色のランプなら
あたしは ....
ふんじゃった

でも
みれない

かたい ような
ちいさいような

うごいてるような

どうして
うごけないの

ねえ
にげないの
誰にも知られないように
誰も知らないところで
誰も知らないキスをする
僕たちのその
あいまいな
くちびる。
朝、とても慌てていて
とにかく、慌てていて
うっかり捨てそびれていた
穴のあいたパンツをはいてきてしまった。

気がついた時には
私の体は宙に舞っていて
遠くで
誰かの叫ぶ声がして ....
結婚式で 打ち上げた祝砲

幸せを祈り
永遠を誓い

襲撃と 思った米の飛行機

爆撃そして
みなごろし

ニュース番組の中 
子供も女の人も男の人も

棺に しがみ ....
とじかけた そら
あなた は いく

どこか へ ながれ て
だれ も いなく なり

どこ も
いつ も

さかせ て いつか

あなた は
ゆく
つぶやくように
こみあげて
ながれて は
いかない

さからいなさい と
て をにぎりしめる

つけっぱなし の
けいこうとう 

うすい かげり

たたまれ ....
ほそい みどり の
うすい あし

こそり すみ に
より あって

どなた でしょうか

で きっと ね
つと つと そうっ と
すき に いく

だけど かた  ....
正気なうちに 帰ろう

まっかな顔で 父さんが
にこにこ と ひそっと 言う

あはは と 笑いながら
母さん に よっぽど 言われたな
私は 濃いめの お茶を入れる

 ....
その日の雨が
今でも時々僕の肩を濡らす

廃園の木下闇に
置き忘れられたブリキのバケツ
松葉を伝い落ちる雫が
想いおこさせる
もうひとつの心臓

眠れぬ夜毎
消え残る雫がほのかに光 ....
ああ今日も夜がふけていくよ
風がびょうびょう吹いて
トタン屋根に映る雲がごうごう流れて
乗りそこなった月の船は地平線の向こうです

星のない空は
なんだかとっても寂しくって
電信柱を伝わ ....
その人がやってくるのは
ほんの少し
光のかけらをわけてくれた
下弦の月の白い顔が
空に溶け込んでいく時刻です

おやすみなさい
お月様

インクびんのふたを閉めて
閉じ込めたのは月 ....
桜前線 が来て
花見客

そして
砂漠

ぎっしり 携帯した
迷彩服

の 中に 人

ほおばる 春
つづく 虐殺

信じてなんか いられない
みじめな 幸福 ....
一.永劫回帰

今日の星空はとってもきれい
おまえのところも晴れていたら見上げてみろよ
カシオペアやプレアデスが頭上でふるふる震えている
白鳥座の十字架は西の空に沈んで行こうとしている
も ....
アフォー・アフォーとリズムを取って、
ちゃんちゃらおかしくいきましょう!。

踊る阿呆に見る阿呆!。
そこのあなたは読む阿呆!。

アフォー・アフォーとリズムを取って、
ちゃんち ....
俺が何していようと関係ないだろ?。
女の携帯番号が知りたきゃ、てめえで聞いてこいよ!。
お前が「女嫌い」だって?。
笑わせるぜ!。
女と喋る勇気がないだけじゃねぇか!!。一生マスでも掻いて ....
よいたまご。
わるいたまご。
よくないたまご。
わるくないたまご。



「たまごわれた」【PULL.】
04/08/2004
1分、即興詩。Drip Writing.
0 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
死んだ。


言葉は死んだ。


今、私が射精した言葉は死んだ。
これは言葉の死骸の羅列である。

作家は言語 ....
ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は一階の住人で、
僕は一介の住人だ。

ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は ....
かさかさかさと音を立て、
ごきごきごきとゴキ三匹!!!。

あわあわあわと泡を食い、
へなへなへなと腰砕け。

まじまじまじとやつを見た。
てかてかてかとテカってる。
 ....
風の強い夜だ
下弦の月のまわりに
虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる
窓辺に焼きついた油色の日々が
ガラス板から流れ落ちる

星々がさわさわ震えている

明滅する交通誘導棒を持ち ....
千波 一也さんの自由詩おすすめリスト(6385)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君のしらないこと- 大西 チ ...自由詩5*04-6-28
かみなりと水玉- フユナ自由詩5*04-6-25
ひからびる_血- 砂木自由詩9*04-6-24
知らない街_(2003.7.18)- 和泉 輪自由詩2304-6-19
やさしいひと_へ- 砂木自由詩14*04-6-17
_そら_の- 砂木自由詩8*04-6-17
からみつく男。- 大西 チ ...自由詩2*04-6-16
わたる- 砂木自由詩7*04-6-15
蟹を食べる- フユナ自由詩18*04-6-15
すき- 砂木自由詩8*04-6-6
あいまいなくちびる- 大西 チ ...自由詩1*04-6-3
死ねない日。- 大西 チ ...自由詩13*04-5-31
空爆__結婚式- 砂木自由詩8*04-5-30
ゆく- 砂木自由詩10*04-5-25
どうか- 砂木自由詩10*04-5-18
ふふ- 砂木自由詩11*04-5-16
村祭り- 砂木自由詩15*04-5-10
光る野- ダーザイ ...自由詩21*04-4-28
蛍石- ダーザイ ...自由詩13*04-4-26
おやすみなさい_お月さま- ダーザイ ...自由詩18+*04-4-24
前線- 砂木自由詩9*04-4-15
星屑の停車場にて- ダーザイ ...自由詩1904-4-10
「アフォー・アフォー」- PULL.自由詩1*04-4-9
「男達へ」- PULL.自由詩1*04-4-9
「たまごわれた」- PULL.自由詩2*04-4-9
風が唄っていた- ダーザイ ...自由詩33*04-4-7
「言葉の死。_-_Making_Words_-_」- PULL.自由詩5*04-4-7
「ばかばかばかばか、ばかばかば」- PULL.自由詩4*04-4-6
「三匹がくる」- PULL.自由詩3*04-4-6
夜警- ダーザイ ...自由詩24*04-4-5

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