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カリカリカリと書きまして、
カチャカチャカチャと打ちました。

スイスイスイと推敲後。
やっぱり駄目ねと書き直し。

リライト、リライト、リリライト。
リライト、リライト、リリライト。
 ....
とある夏の夜
遠い遠い荒れ野の果て
深い枯れ井戸の底におりました
光が射し
闇が訪れ
幾日たったのかわからなくなったころ
星が ふるふる震えながら語りかけてきました

私は寂しい こち ....
平野屋さんの前通り、天神さんの脇抜けて。
通りの脇の、暗い神社の木のカーテン。
暗く沈んだ冥府道。
平野へ通じるこの道は、何処か向こうへ通じてる。

冥府道を通り抜け、大きな鳥居その出口。
 ....
夜が呼んでいるような気がしたので
誰かが待っているような気がしたので
自転車のかごにウイスキーボトル入れて
僕はさんぽに出たのです

どこか遠いところで
凪いだ海のおなかの中
呼び交わす ....
鳥は自由に飛ぶ
一本の線によってへだてられた空間を
風つかいのグライダーのように滑空し
大気をはらんだ凧のように静止し
熊蜂のように羽ばたいて流れの外に飛跡を残したりして
そして時には それ ....
昨日のコーヒーカップと
今日のコーヒーカップと

うわ のそら

明るい 色に染めた髪
みせられない から
束ねた

地図 を書いて ゆく
春 の 息吹

 ....
好き。
この感情には棘がある。
だからきっと、
僕には鋭い角があって、
黒い尖った尻尾があるに違いない。


「棘」 【PULL.】
右手は左足に嫉妬する。
人差し指は中指に嫉妬する。
「6」は「9」に嫉妬する。

だから君は、僕に嫉妬する。


「Shit.」 【PULL.】
畳 の 上
裸足

ふち に 添って
一匹 の 蛇

明るい ささやき の内で
頭 を もたげる 闇

草薮 から 訪れた
赤い 口

切り そろえた ばかりの 爪に
 ....
私に風が吹いたので
草が揺れ 花が揺れた
蝶がはばたいたので
私が揺れ 風が吹いた


今が流されてしまった
私は尋ねてまわる
知らない場所から
知らない場所へと


風が通り ....
夕焼け の 細い指 輪
つなぎとめて

白く めくれた
枯れ木 の 小屋

ころり
まぶた
なくし

星 の 皮
扉 に 

歩いて 帰ろう

とおい きてき
 ....
死に絶えた 月
沈まない ゆめ
くるむ 波

残像は まぶしい木漏れ日
ゆずる まほろば
流れ 触れる 紡ぎ

背中 を見せる 扇
かえり ゆれる さだめ

海 が  ....
人がいないと
グラウンドは淋しそうだ
ただ広さを主張するばかりで
しかしその声は誰にも届かない


私が足を踏み入れると
グラウンドの広さが私を取り囲む
全てが遠ざかっていくので
私 ....
やさしい 風 に
月 が ついてくる

まわり道
草原 の じゃり

心 やすらぐ場所 は どこかな
踏み潰した草 の
やわらかい感触に

ひとりで 歩く事さえ
 ....
夜の海が私を欲しがっている
或いは一つになれるだろうかと
踏み出した足に私は困惑する
そのとき私は生きている


そしていつも自らの中に
私は小さな一つの海を持っている
寄せては返すこ ....
ある時あなたが産まれた
あなたを抱いた看護婦さんは
「わあ〜やわらか〜い」
と、とても暖かな気持ちになった

ある時あなたは小さな子供で
あなたのまるいほっぺたを見たおじさんは
「ああ、 ....
赤い 忌憚 の
ただ 中 を

棘 成る 不知火
喰 すすり

龍 の 大王
なま山 覚まし

海里 マグマ
の血に消える

裂ける 白花
破る 異質夜

ほ ....
ななつ のゆび
ことり なでて

みっつめに
つき つっついて

ちょっと なかせたら
ちょっぴり わらって

ここのつ めになきまね
ましかく な


つち の
少し 上
ころっと

笑ったの

沈む
柔らかい

折り畳まれた


流れる 
朝 
ひ 
  感じない掌の上に
  鳴かない鳥が
  人のように瞼を閉じる

  冷たい雨の降る
  コンクリートの上で
  静かに眠りにつく
  戯れるように
  温度を残して  ....
ぴあの の上


根が 張って
指に さわる

薄暗い へや
夜 の 木

眠る
なぜ
てっぺん
あたたかな

くれる


かこんだ
ゆび

こらし
でも
ハピネス。
幸せについて語ろうとすれば
それは光のように輪郭をなぞって透けていく
影はすべて
光を雄弁に語るハピネス。
流れ、を捉えることが難しいのと同じくらいに
私たちが生き残るのは ....
消毒液の匂い
一つ足りないブラウスの釦
秘密に出来るから と
泣いてみたのに





3時間目のチャイム
チョークで汚れたスーツの袖
何も無かったよう に
微笑まないで

 ....
街中ですっ転んだ
視界にあるのは人の脚

何事も無かったかのように通り過ぎる脚
立ち止まってこちらに視線を投げかけている脚

スーツの脚
ジーパンの脚
スカートの脚
ルーズソック ....
千波 一也さんの自由詩おすすめリスト(6385)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「詩人哀歌」- PULL.自由詩5*04-4-5
人はつながろうとする(serial_experiments_ ...- ダーザイ ...自由詩12*04-4-4
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- ダーザイ ...自由詩2104-4-2
鳥は自由に飛ぶ- ダーザイ ...自由詩2904-4-1
テーブル- 砂木自由詩5*04-3-30
「棘」- PULL.自由詩204-3-28
「Shit.」- PULL.自由詩204-3-27
赤い_眼- 砂木自由詩6*04-2-29
- 和泉 輪自由詩704-2-6
星_の_きてき- 砂木自由詩6*04-2-5
- 砂木自由詩6*04-2-1
グラウンド- 和泉 輪自由詩1204-1-30
揺れる- 砂木自由詩9*04-1-30
遺灰- 和泉 輪自由詩1304-1-25
ある時あなたは- ふるる自由詩11*04-1-9
壊_笛- 砂木自由詩5*04-1-4
とお- 砂木自由詩4*03-12-22
笑う_船- 砂木自由詩11*03-12-11
優しい鳥- つきのい ...自由詩2903-12-7
部屋- 砂木自由詩7*03-12-5
ろうそく- 砂木自由詩2*03-12-2
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保健室- 美月自由詩303-4-7
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