星がかろうじて見える夜に
PCメガネは駄目ですね
真っ青な
街灯の残像が
揺れる


影おくりなら十数えれば消える
けど
青が散る
視線を追いかけて
振り切れない



 ....
庭にでて現代詩を忘れた。
草が揺れている理由がわから、ない。
夕方の事件に対しての答えは、ない。
世界地図は地面に落ち
そのままとけてなくなった。

遠くに見える
三角の山は現代、詩が生 ....
理性と狂気


意思決定において
必要な情報
正しい目標は何か

それぞれの個人において
モデルは、ない

システムは
自らが自らのかがみとなり
うつし出されたものを
自らで ....
          
順調に河をくだっていたはずだが
気がつけばこの船は
豪華絢爛な泥船で
狸顔したチワワ数匹
キャンキャン喚きながら
不安定な船の中で走り回り
客の老若男女たち
口々 ....
{引用= 
御控えなすって 

御控えなすって くださいませ


さっそく御控えくださり ありがとさんで ございます

軒下三寸 液晶一面 借り受けまして

失礼さんに ございます ....
見失った目的を嘆いても始まらないのに笑えない茜色の雲ってさみしいし
見誤った人生を後悔すればまた諦めきれない陽が昇るってつらいけど
そんなことはないと慰めてくれるひとも必ず居ることを忘れない ....
ひとひのあいだ
にはうたかたのひび

うたかたの中庭にはたかいさが

さかいめがえがいたえがたいゑ

ひらがなのなかには、♪らがうたい

ゑのなかには
し(たた)る
あ(まだ)れ
う(たた)ね
ふ(た ....
 にくぶくろに
 あなたの肉体が
 つまっている

 やぶけたら大変
 飛びたすのは
 肉だけじゃない
 骨やら血やら内臓やら

 手に負えないほどの貴重さを
 複雑な構造の中 ....
 
 美しいものは
 遠い所にいる時

 一番美しく見えるみたいだ
  {引用=―M・T君に―}

「てんぎゅうをとりにいこう」
きみがそう言った夏休みに
ぼくらは残忍なハンターになる

もくもくと青空に湧く入道雲
稚魚の群れが回遊する島の海を
ぼくら ....
死に逝く間際
人は自らの人生を 遠く
心象風景として眺めると言う

ある者は石くれの丘に広がるぶどう畑を見た
長年の労苦のまだ見ぬ結実を眺望し
その芳香と甘さを味わうかのように
微笑みな ....
近過去 確かに沖縄に住んでいたのを思い出す
近過去の音楽をただ聴いただけの 思い出し
振り出しのような 落ち込み
リセットのような 意気込み 混じり交わる岐路なんて歓迎

近過去 旧姓の名残 ....
神社の脇に湧き出ている水を

手をかざして一口飲むと

喉をコロコロ撫でる

境内に生える大木から

風が気持ち良く流れており緑が眩しい

少しずつ身体中の細胞に広がる湧き水は
 ....
 苦しかったら
 ここにおいでと
 空が囁いてくれた

 でも私には
 翼がなかった

 辛くなったら
 ここにおいでと
 海が囁いてくれた

 でも私には
 鰓がなかった
 ....
雨の目覚まし湿度 程よい温
右に傾かず左に傾かず 軸を感じる

雨季を待っている 四季は美しいから
日差しを和らげる優しい曇り空 大丈夫 心の底は晴天だから

自分にしか伝えられない感覚を ....
 「明日」

ATMから引き出そうとしたら
お客様の明日は残高不足です とアナウンス
借金ばかりの恋で底を着いたのか
利子もあの子ももう赤字になって去っていく
振り返るのは嫌いだが
この ....
生きる意味をもうこれ以上考えずに 生きていたい

荒野に佇む私でいたい 大自然の一部を身に染み込ませたい

文明の方向を確かめたのか 進化を時間任せにしていないか
電波たちが各々の魂を操ろう ....
 毛が濃い

け‐がこい[怪囲い] 北陸地方に伝わる、悪霊や妖怪のたぐいを封じるまじない。{ルビ紙垂=しで}を連ねたものや消石灰、小麦粉、片栗粉、米粉または春雨、
ビーフンなど、とにかく白っぽい ....
本日をもって閉店させていただきます

うちから徒歩一分の
スーパーマーケットが何十年かの幕を閉じた

棚はがらがら
生鮮食品とお惣菜ぐらいがあるだけなのに
人が溢れてうねりうねって彷徨っ ....
 
知らん間にこわがりになってもうてたわ


しゃぁないやんって、言うてぇや

なぁ、なぁ、言うてぇや



 
 夜空の星を撃ち落し
 野に転がった光の匂いを
 猟犬の鼻に辿らせた

 茂みに瞬く星明りは
 拾い上げても尚
 掌に小さかった

 なぜならそれは
 潰えかけた
 希望だったから ....
ほとり 泉に 群れ 飛ぶ月の 彼方
行方 揺れる しぶき ふける 風に

釣り込まれる 草葉 影音 臥せ 夜
咲いて 咲いて 残す ひき むろ

小石に かせ 花に かせぬ 夢土


 ....
詩の目。詩の芽。どんな土に根ざし、どんな花を咲かせ、どんな実をつけるのか。その巡りで何がもたらされ、どんな眼が開くのか。こころは、どこにある。 ぱたぱたとひるがえるちいさな二足のズック靴
幼稚園への近道で
つないでいた手を離し
走ってもいいよというと
かならず笑い声をあげながら
細い坂道を駆け下りていった
その弾む後ろ姿を
おぼ ....
口笛が苦手だった
草笛はもっとダメだった
シロツメクサの冠も
首飾りも夢で終わった

風がみてたそんな時代
いまは遠くわたしが望む
たぶん背丈は六歳の頃
レンゲソウが頷いていた

 ....
LEDがかなしい
白熱球がなつかしい
かつては手許の60Wが
わたしの世界の太陽だった

壊れて久しいエスプレッソマシン
夜にはしらふで眠らなくっちゃ
憧れていたジッポーは
あまりに手 ....
意地をはったら息がつまる
背中がぴりぴり痛くなる

いったん意地をはると
ひきかえせなくなる
はらなければよかったけど
吐いた言葉をどうにもできなくて

残った意地とだきあって
折れ ....
白いアスファルトの上を
やわらかい風が渡り
ときおり小鳥の影がすべる
小川の水がきらきらと光る
草が光を透かしながら揺れ
はだかのどろの木も白く芽吹き
細い枝々が一心に空に手をのばす
私 ....
新緑
けやきの葉は太陽の陽をとらえきれず あたりを染める
ゆっくりと濃くなり
また 薄く変わって

芽吹きの痛みは 遠い記憶

君よ
新緑の明日を 君の森を走って行け

踏み出した ....
悲しくて

からだじゅうの細胞が泣いている

でも涙はでていない

がんばってるからだろう

あいつもがんばってるからだろう

涙は細胞にまかせたから

ぼくは目のまえのことにがんばろう

呼吸もいち ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブルーライト- 伊織自由詩7*13-5-9
現代詩投稿前夜- 左屋百色自由詩6*13-5-9
理性と狂気- はなもと ...自由詩313-5-9
酔い泥船- ……とあ ...自由詩8*13-5-9
詩人口上- 月乃助自由詩1213-5-9
月と哭け- アラガイ ...自由詩7*13-5-9
Oasis- 阿ト理恵携帯写真+ ...10*13-5-8
にくぶくろ- まーつん自由詩413-5-8
届かない- まーつん自由詩413-5-8
天牛と島の少年- 壮佑自由詩28*13-5-8
叢の日- ただのみ ...自由詩22+*13-5-8
近過去快走ルート58- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-8
美味しい水- 灰泥軽茶自由詩9*13-5-7
たったひとり- まーつん自由詩19*13-5-7
雨季を待っている- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-7
「明日」ほか二篇- 乱太郎自由詩19*13-5-7
患う電波- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-7
毛が濃い・村上春樹- salco自由詩7*13-5-6
さよならスーパーマーケットさん- 灰泥軽茶自由詩10*13-5-6
言うてぇや- 殿上 童自由詩20*13-5-6
星の猟- まーつん自由詩613-5-6
古土- 砂木自由詩14*13-5-6
詩の眼- はなもと ...散文(批評 ...113-5-6
坂道をのぼると- Lucy自由詩28*13-5-6
ことのしだい第二楽章- もっぷ自由詩613-5-5
みんな夜空の遠いとこ- もっぷ自由詩813-5-5
意地っぱりの花- 朧月自由詩813-5-5
晴れの日- Lucy自由詩11*13-5-5
新緑- ぎへいじ自由詩21*13-5-5
がんばってる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...813-5-4

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