あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら

あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら

あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ....
生きている理由なら ひとつだけ
例えば 今 「死ね」と言われたとして
きっと死ねないと思うから それだけ

与えられた意味なんて 後付にすぎなくて
美しいものよりも 汚れていないものを求めた ....
認めてしまうと苦しくて
感じてしまうと切なくて
だから
胸と肌の一部を削除して
空白で埋め尽くした


時間をずらして
目を逸らして
記憶を丸ごと塗り替えたなら
振り出しからやり直せそうな
儚い安楽を ....
星も月も光る夜
窓辺に置くティーカップ
ダージリンの海に浮かぶ君
香りに誘われて揺らぐ光
満たされている心
君が眠りにつくまで
小夜すがら見守っているよ

遠くで聞こえる
波と夜想曲
繊細な
レースのように
張られた
蜘蛛の糸

雨粒が
ちらちらと輝いて
小さなガラス玉みたいで

でも
まん中に
鎮座する蜘蛛にとっては
今日は空振り

雨粒だけが
今日 ....
四つ葉のクローバーを
探していた

すきなひとに
あげたいと思って


見つけた、と思ったら
ひとつおまけがついてた

これって幸運?

受け取ってくれたひとは
喜んでくれた ....
やわらかな
そして
荘厳な
秋の朝の訪れ

馥郁たる
透明な風を

長く長く
息を吸い込んだ

インディアン・サマーの風を
深く深く

遠く離れた
乾いた草原の風を
感 ....
教室の斜め後ろの席から
窓の外を眺めるふりして
本当は君だけを見ていた

机の隅に書いた相合傘
先生が通るたびに隠して
ずっと君の事を考えていた

それだけで良かった
 ....
 
ふられてしまいたい。
触れられてしまいたい。

ぴんと張ったものは全て
ちくり、 とした痛みで
ふにゃけてしまうでしょう

やさしさなんて、いらないよ。
(十七夜は素直になれない ....
それは約束された儀式
かりそめの情熱

どちらが先に瞼を閉じるのか
けものの眼差しとなり相手の出方を窺い合う

わざとらしく歯を閉じ
拒んでみせるのは
初々しさをこころにまとい

 ....
誠実な嘘で騙してあげるから

死ぬまで一緒にいてくれないか
自己陶酔の狭間に

置き去りにされたメロディーを弾いた

メジャーな旋律は流れない

あなたを想いながら弾いたから



久しく使わなかった涙腺は

ろ過機能を失っていた

 ....
差し上げる

貴方の好きに したらいい

貪ったって 構わないから
ちょいとアンタ

一体如何したって謂うんだい?

アタシをこんなにしておいて・・・

今更 怖気づいたとでも謂うのかい?



なぁんにも心配いらないよ

アンタの心まで盗った ....
暗闇
夜の間に
泣いた?

朝露になって
きらきら光る涙は

もうすぐ
こぼれ落ちそう

もう泣かないで
朝がきたから
あのひとの
気持ちみたい

乾いてるとこ
濡れてるとこ

陽の光で
輝きで
よく見えないけど
両の指を痛い位絡めて
錆びたフェンス越しに友を見ていた


立ち入り禁止区域
思い切り高く遠くへ放った
僕達の鞄
一瞥して走り行く
君の ズザザと力強い
足元の埃


駆け上が ....
時間は意識しなければ

いつの間にか流れているけど

本当はこうしている間にも

一秒一秒刻々と動いている



僕達はそれに気付かずに

過去にしがみついたり
 ....
木犀が息をする

星が散らばる

中天に傾く

オリオンを探す

あっちが南か

僕は独りだ


夜はとめどなく

秋の透明な孤独を

人はとめどなく

見えない ....
シリカゲルの砂浜に打ち寄せる波間に
ひとを仕合せに出来る鐘が見えた気がした
それは瞬く間に沈んでしまったけれど
少しだけ笑顔を取り戻したカモメのジョナサンが
何かを叫んで実家に帰ったんだ
眠 ....
夜明け前の
蒼い蒼い
ひととき

こんな眼をしたひとに
遠い昔
会ったことが
あるような記憶

蒼いそらを仰ぐ

還らないときを思って
戻れないときを憂いて
ちゃんとした
ハートじゃなくても

受け取ってくれる?
緋の蝶を君のみぞ知る胸に彫る無血のいたみ翅広げ咲く

手のなかの諸刃はいつしか時じくの命となりて食らうかなしみ

疼くはばたき連れて生きるというならばわれをともない生きてくれぬか
やったわ休みよ

起きなくちゃ!!

だらだら昼まで寝ていたら

お洒落に決める意味がない

お化粧コーデに費やして

気付けば辺りが真っ暗よ!

さあ起きて!

リボンコ ....
全てを飲み込んで許し
傷つけ吐き出す


片足がほろんでいる男の
肘にぶら下がる女

際限なくせばまり風にうずまく砂は
常に何かを形作ろうとし瞬間
走るように崩れ去り
うめきすら ....
野いちごを食べて、細いけものみちをわけいった。
蔦が絡まる門が、行き止まりを告げているが、
白い壁に覆われた一対の塔をもつ建物は、
わたしを甘い蜜のように誘惑した。
とり憑かれたように、門をく ....
無の境地
酔わされたままの脳裏
闇に恋をしたわけでもなく
光を庇ったわけでもない
ただ茫然と
駆り立てようとする何かを
拒んで求めて無くして
ほんわかとした雰囲気に
さ迷い浮かんだ風船 ....
秋じゃなければできなかったのでしょうか
空洞は風が増すほどに
流れてゆきます

 いちにちの日短さ
 胸の欠けてゆくそして
 焦げてゆく茜の陽
 

沈んでゆき夜になる前の隙間で ....
もうずっと、同じところを浮遊している
まだ2日だけど、かなり時間が経った気がする
あたまの中はぼーっとしている
マインスイーパを考えずにやって 何度も爆発させてしまう
爆発してるのは何だ
 ....
根を張れ
根を張れ

川底で流されるようなやわいのじゃ駄目だ

コンクリートの片隅に根を張れ

目の前を誰かが通り過ぎていっても
根を張れ

土に埋まって見えなくなっても
根を張 ....
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