宇宙銀行2
朝焼彩茜色

印刷が止まらない羽根のついた札束に
使い方をどのように学べと

食い繋ぐお金に感謝だけ 返って来いと羽ばたかせ
金色の長財布に小銭がじっとしている

嘆きの最終日を終わらせ 途端に
煌びやかな装いの人を見 羨ましがる心

言い訳の書に栞を挟んだまま 閉ざした豊かさの本質
お金の力ーーーーーーあの銀行あのカード

生まれながらを進んでゆく
アタシの能力を金色の変えて羽ばたかせろ

立て替えるお金の在りかを察しろ
金色のバーバリーの財布に小銭が叫んでいる

嘆きを切り離す暗証番号を解いてゆく
セレブリティの匂いを嗅いだ後に いずれ死ぬ

アタシの引き出しに引き寄せる次元の仕組みが
読めずにバーゲンをまつ毛で飛ばす

商品の品格の本質だけ消費してゆく
されど 裸でいい 

本当は裸でいい 
心と目つきと魂との繋がり

sorry目に見える物質物語
裸がいい 装飾品の品格がアレルギーなのかもしれない

sorryセレブリティの香り 羨ましいです
いずれ お金を扱える人格の後に 寄付がしたいだけです

アタシに寄付させて下さい 本物の込め方を示します

心の在りかを察して まるで別次元の贈り物のモノを解きます

待っていて下さい

sorry世界





自由詩 宇宙銀行2 Copyright 朝焼彩茜色 2013-04-30 21:04:03
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