人間関係へたくそなはずなのに

達人のように思われている違和感

逃げ出せないルーレット回っている

頭ばかりくるくるキレて

間違いがあれば素直に謝る術も

身につけている薄っぺ ....
煮詰めたシロップを
さらに煮詰めて
濃厚に

想いは
まさにそのようなもの
願いは
いつしかそのようなところ
跨いでゆく

艶のある微笑みに
触れる

甘美な快感に
時を預 ....
色鮮やかな薄衣をまとった山あいは
戯れて欲しいと無言でせがみ
得も知れぬ愛おしさと
恋の味とは甘さばかりでは無いことを知る

その味わいのほろ苦さよ
古い峠道の傍らで人知れず朽ち果てた祠で ....
シャワーヘッドから
ほとばしる呪文で
昨日までの身体を
洗い流したら

有効期限切れの
プラシーボを
ペリエで飲み下して
街へはみ出る

手にした青が
全部フェイクだったから ....
                 081025





くつしたが
くつしたがくつしたがと
悲鳴を上げるので
靴下がと
穴の開いた靴下が
靴の中で欠伸する

石ころを蹴っ飛 ....
 轟音  電車  闇

 この世はそれだけ


 そうして  できあがるのは

 嘘  騙し合い  猜疑心の世界


 ぼくは  生きている

 そんな中で  生きている
 ....
某所で、
>意味がわからんと言っていた軟弱者が何人かいましたが、
>意味を伝えるだけなら詩なんか必要なないじゃん。
>詩は作者と読者の共同作業であるべき。
>僕が1から ....
パレードの喧騒にわかに散ってゆくここから遠いこころを想う



思い出す前のぼくらは幸福で雨雲は必ずしも雨を孕んでいるのだろうか



マタニティブルーできみは海の中ほんと ....
昨日見た夢を思い出せなくて
描きかけた画用紙を白紙にした

ひどくのどが渇く 
あなたの輪郭が霞むころ

部屋に残った器は
あなたのかたちをふちどったりするから
急いで水を注いだ

 ....
今日 キミの夢を見た
もう居ないくせに
「いつも見てるよ」と言うのだ

薄曇の外光が窓から入り込んで来て
中途半端な空間を作るので
夢の端っこを掴んだまま手放そうとせず
意識が行った ....
トリスタン・ツァラの
傷ついたガラスの翼が
電線にとまっている
厚い黒雲の下
かすかな光を受けて

誰でもない誰かの夢の投影機
初期宇宙のスープの中を漂っていた
清潔な怒りは
未来で ....
指組みのように身体を絡めゆく 二人で今日の夜空をつくる



ひとつずつ舌でたどれば直列の熱に融かされてゆくビイドロ



「ねえ、君にアイスピック突き立てたらブラックホールができたの ....
呼吸を始めてから、にじゅうねんとすこし

手を繋ぐことを夢見ました
実際は並んで歩くこともできない私だったから

もう、きっと、
忘れられているでしょう

呼吸を始めてから、にじゅうね ....
虫が鳴いている

宇宙の鈴の音たてて

星の音色で

鳴いて鳴いて鳴いている


ぼくたちは遥か旅人で

セックスだけではないもので

結び結び結ばれているのだ

宇宙の ....
 「キレイだよ、誰よりも。」


 鞍馬口駅のトイレでそっとつぶやく。髪を直して、グロスを塗って。そうして見つめる鏡越しの自分に向かって言っているものだから、他人が聞いたら「アホちゃ ....
てっぺんに月が雫、光る

宇宙はしばらく

その運行を変えないで

永遠てやつモノマネしている
{画像=081019224202.jpg}


今日は窓際の席は止めよう
曇り空にスリットが入り
わずかに日の光が差し始めたけれど
今日は明るい景色を見たくない
風に揺れる梢も
今しば ....
叱るつもりが
感情に身を任せ怒っている
自分の醜い姿に気づく

ひとは誰でも
誰かを叱ったり怒ったり出来ないはずなのに

自らの思いを通そうとでもするのか
声を荒げてみたり
ときは手 ....
届くのかなあ ぷくぷくぷく
最後の空気をこぼしながら
サンダル船長さんは言った

届くさ
サンダルと旅をしてきた岩のかけらは
ひらりと水に舞いながら落ちていく

もうすぐ深くひらかれる ....
秋の宝石たち

風に乗って
宝石のまわりを音符が踊り
ポップコーンみたいな瞬間の勢いを見せてくれた


手をのばせば届きそうな宝石
月を遠ざけるものを捜して
迷い込んだ森

薄紙で封印された
わたしを引き裂いて
生まれてくるものがある
皮膚がわたしを押さえつけていた
だから、だ

破りとられて流し続ける
温かい ....
浅瀬に繁る葦たちを敏く一望に過ぎ、
彼の地エジプトでの安らかな暮らしを恋う
されど、ああ。すでにサファイアの瞳に囚われたこの身
ただ、鉛色の心に惹かれては哀しみを知り、
涙の雫で翼を濡らしてさ ....
あっちのほうに
君のいる街があるんだと
いつまでも
温かい気分で佇んでいた
あの道路標識の前で
11階の窓を開け放つと
薄荷水のような冷気が部屋を満たした
忘れたいような忘れたくないような
何処かが沁みたからつい遠い目をした

11階のベランダに立つと
雲の戸惑いが見えるような気 ....
{引用=縦に瞼をひらく半円形の港 回転扉を転がす
いくつもの歳月 このひっかかり具合に画さ
れカサコソ枯葉が散るから 浴槽のなかで手
拭を頭にのせ、石柱はすこしいい気分になる


てんでば ....
これを歩いてけば

あなたの住む

あの町に

行けるかな?



無理だよ



って 笑うけどさ





会いたいんよ





ものすごく
 ....
ひとつの自信がわたしを暴く
押し出す日中に
無防備な顔は灼かれていて
爛れたままで外出をする
十月の風が痛みを冷ます

脱いでいる
わたしの鱗粉が付着しなくとも
きみは変わらず胸を張り ....
タラテュララン

ピアノが踊る

小指の先で

タラテュララン

黒いドレス身にまとい

タラテュララン

私もうシンデレラ

時計は止まっているの

タラテュララン
 ....
夜中のしずけさの中で
言葉が涙をこぼしている
いたらなかったこと
おこらせたこと
言葉であるために泣いていた

言葉が化粧をするときは
ひとを欺くため
言葉が銃を持つときは
ひと ....
さようならの日が近づいて
悲しくて見れなくなったの
先生は いつものように
おはようって 言ってくれるけど
わかっているのに どうして
涙が出るの


 さようならの日が近づいて
  ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暗示- 吉岡ペペ ...自由詩508-10-25
真夜中のアイスクリーム- ここあこ ...自由詩8*08-10-25
まるみ- 恋月 ぴ ...自由詩22*08-10-25
ヌード- nonya自由詩7*08-10-25
焼鳥屋- あおば自由詩19*08-10-25
闇世- 星月冬灯自由詩308-10-25
詩とイメージ__−萩原朔太郎_蛙の死−- リーフレ ...散文(批評 ...21+*08-10-25
今日ここから出て行ったものがやがてデッドエンドの果てからふた ...- 本木はじ ...短歌12+08-10-24
蕾のココロ- さくら自由詩9*08-10-24
キミノコエ- 千月 話 ...自由詩21*08-10-24
自由- ぎよ自由詩508-10-23
黒点- 石畑由紀 ...短歌16+*08-10-23
にじゅうねんと、すこし- 三奈自由詩8*08-10-22
虫の音色- 吉岡ペペ ...自由詩308-10-22
青を、青を、「青を泳ぐ。」- Rin.散文(批評 ...29+*08-10-22
月雫歌- 吉岡ペペ ...自由詩408-10-19
季節の変わり目に_/_いつものイタリアンレストランで- beebee自由詩1008-10-19
いたみ- 恋月 ぴ ...自由詩36*08-10-19
ザ・ブーンンンンンあ- 砂木自由詩5*08-10-19
秋の宝石- 舞狐携帯写真+ ...7*08-10-19
あわせかがみ- たりぽん ...自由詩22+*08-10-19
冬の燕_☆- atsuchan69自由詩10*08-10-18
道路標識- ゆきこ自由詩308-10-18
遠景- nonya自由詩4*08-10-18
アケビ- norif自由詩1208-10-18
羨路- 愛心携帯写真+ ...5*08-10-17
粧飾- 伊月りさ自由詩4*08-10-16
ブリキのオルゴール- そらの  ...自由詩7*08-10-16
言葉- 乱太郎自由詩19*08-10-15
さようならの儀式- 青い風自由詩3*08-10-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639