だから、そっちへ行ってもいいか。







俺はむごたらしい目をしていた。冷蔵庫のブウウウンンという低い振動音が足もとを這いずっていた。でないと俺はどうにかなりそうだ、おまえが俺 ....
闇に包まれた空の下に

僕と君がいた


なぜか分からないけど
君には幸せになって欲しい


手をつなぎたいけど 
どうしても届かない

闇によって遮られている距離は
月が見 ....
すなおな円の中に
さかなや鳥や
そしてほ乳類を集めて
食べる

それぞれの
交差する部分で
わたしらは健康を保つ
それは罪深いことではない

ラベルには
聖書のことばのようなもの ....
見えていたはずの夢も

視えていたはずの君も

ぽっかり穴が空いたお月さまのせいで

夜の中に溶け込んだ

この日に生まれたのは、冷たい冷たい蛹に包まれて眠った青い蝶々でした

 ....
たった一度の人生だから

心のままに生きてみたい

後悔のない人生を
愛しい愛しい愛しい愛しい
君のその笑顔が
痛い痛い痛い痛い
君のその瞳が
君は

言葉を見たか

路地裏の突き当たりの
饐えた臭いのする真っ暗闇の中から
ゆっくりと立ち上がる言葉を見たか

君は

言葉を見たか

見知らぬ星座の片隅に
燦然と輝く小 ....
寒いとき
君が寒いと言うとき
僕の体温で暖められるだろうか

この社会を知らない僕に
愛しい君を暖められるだろうか

またこの季節に
君を思い出せるだろうか
素直に君を
蕾のままで
生きてくなんて
無理よ、

って
あのひとに
教えてあげれば
よかった

そうすれば
こんなにも
遠く離れずに
すんだかもしれないのに
 理由はありません、っていう理由について
 もう少しやさしくあれたら、
 と思うんだ





さびしい時刻が生え出したのは
ぼくの、背骨を笑う
星のした

だ ....
もう何も怖いことなど無いのだよ
風になって
雲を踏んで
好きな場所で寝転べれるよ

光の条が覚束なくて
ぽんぽん淋しげなのは
人間らしく生きてきたからだよ
じき慣れるよ

できるこ ....
まっくろな空のした 愛しあった 右手はどこか遠くを指差して おまえはそこで止まったね
ろうそくを立てよう かまくらのなかで 灯ともしたら ぜんぶ溶けてしまうよ あれもこれも、もっと先まで

あっ ....
真夜中
眠らないで
夜汽車の音を聴いてるの
羊が何匹飛んだって構わない

みんなが寝てるのに
ひとり起きてるのって
いい気持ち


あたしは
あたしを探す
どっかに置き忘れた
 ....
ひとつの世界を数多の人々が共有していて
あるいは 奪い合っていて
あるいは 独占しようとしていて
一日たりとも平和な日がない

常にどこかで何かが起きていて
あるいは 起こそうとしていて
 ....
ちっこいきみがわらうと、おはながさく

あめの くらいにわに
ちっこいきみがかえってくると、

おはながさいて
やわらかくほほえむ
途切れた先のピアノ線
かつての相対的な不協和音
世界中のノイズから
取り残された果て

遠くで一瞬のまたたき
目を凝らした瞬間に
それは波動に飲み込まれ
見えない明日をブ ....
お金や幸せを掻き込むという
縁起物の熊手
わたしの望む幸せとは
そんな熊手の上手から漏れた小さな幸せ

例えばそれば
何時に無く目覚めの良かった小春日和の午後
所在無いままに陽だまり ....
夜をかさねた底で
かすかに聴こえてくるのは
淡くほどける
ひとしずくの
きらめくゆらぎ


一定のリズムを打つ心拍
冷酷に刻まれる一秒


整然とした規則の中で
とぎすまされた ....
電灯に照らされている僕
雲が月との間を遮る
君と僕を遠ざけるかのように
今日は空が暗い

何故こんなにも遠く感じるのだろう
ついこの間は近く感じられたのに
雲の向こうは輝いているといい
 ....
集めている


草花の歌声を

鳥の時を

空気の鼓動を

水の根を

空の恋を

魚の道のりを

暗やみの夢を



ひたすら

見つけては
集めている
 ....
薄暗い辺りにひとり

寂しさに浸りながら

窓際に体を預けて



想いの途切れた一瞬に

光がまつげを掠めたから

思わず顔をあげたんだ



そこに映る光景は僕を

余すことなく飲み込んで

透明 ....
ぼくがいなくなっても
さみしくないように

きみのまくらもとに
ちいさなかみさまを
おいておくよ

あるばんにだれにも
はなせないことがあったら

ちいさなこえで
ちいさなかみさ ....
グリーンピースに
コークスクリュー
死人に梔子
詩人に朽ち無し
笑うシャレコウベ
貰う洒落おべべ
千切り捨て燃やす

喜びを悲しみが、包む、から、
そうなる前に、手を、振って、
反 ....
雪の中を
雪うさぎは
穴から
飛び出し
走り回っている

鼻をぴくぴく
させながら
立ち止まっている

季節の
においを
感じ取っているのかな

夜は
穴の中で
寄り添 ....
クリスマスの
イルミネーションの陰には
忍者がひそんでいて
みんなのおこないや
愛の深さを偵察しているのでござる

担当する区域を
偵察し終えると忍者は
忍び足で誰に気づかれることもな ....
聖夜を照らす月は
赤く
まんまるで

今夜は満月

病室に
射し込む
ほのかな灯りは

こころまで
あたためてくれて

メリー・クリスマス

せめて今夜は
誰もが
幸せでありますように
子供のころに
見ていた
夕焼け空は

まるで
体こと
つつんでくれる
母親の手の
ぬくもりみたい

今日も
きれいな
夕焼け

あのころに
見た
夕焼けのように
きれ ....
私と出会ってくれた人たちに
ありがとう

みんなと出会わせてくれた両親に
ありがとう

いつも助けてくれる友達に
ありがとう

ずっと私を待ってくれているあの人に
ありがとう

 ....
何がプレミアムなのかも分からずに
モルツを口に運びます
くだらない形容詞が世の中に溢れて
肝心なことが言えずに今日も終わる

たった五文字の言葉の中にも
行間が絶え間なく滑り込んで
最後 ....
アロマも

飾りもない

燃えかけのキャンドルに

火を灯す


CMに影響され

ダイエットコーラ

コンビニのケーキ

二階の自分の部屋へ


窓枠に座り

周りのイルミネーションに

よいしれる ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こんな夜は凶暴になる、- 榊 慧自由詩1*07-12-30
ある夜の君を考えた時間- ark-eyes自由詩2*07-12-29
食事- tonpekep自由詩13*07-12-29
蝶々- し ん自由詩1*07-12-29
無題- 風花自由詩107-12-29
恋ではない- ゆず自由詩2*07-12-29
言葉を見たか- 大覚アキ ...自由詩1607-12-28
寒い日- ark-eyes自由詩1*07-12-28
- 風音携帯写真+ ...2*07-12-28
真夜中しっぽ- 千波 一 ...自由詩20*07-12-28
辿り着く人- ロカニク ...自由詩207-12-27
はじまりのうた- どらちゃ ...自由詩307-12-27
さよならは永遠(とわ)だから- 風音自由詩5*07-12-27
世界パズル- 美琴自由詩307-12-27
ちっこいきみ- ukiha自由詩8*07-12-27
ふたりぼっち- 快晴自由詩307-12-27
年の瀬に- 恋月 ぴ ...自由詩24*07-12-26
1/fのゆらぎ- 渡 ひろ ...自由詩24*07-12-26
星のない空- 優羽自由詩6*07-12-26
集めている- 小原あき自由詩20*07-12-26
サプライズギフト- 見崎 光携帯写真+ ...7*07-12-25
ちいさなかみさま- 松本 涼自由詩1107-12-25
CFHS- 虹村 凌自由詩4*07-12-25
雪うさぎ- 妖刀紅桜自由詩7*07-12-25
クリスマスは忍者でござる- 小川 葉未詩・独白8*07-12-24
聖夜- 風音携帯写真+ ...4*07-12-24
夕焼け- 妖刀紅桜自由詩2*07-12-24
ありがとう- 優羽自由詩5*07-12-24
シャンパーニュ・ミラージュ- 快晴自由詩1207-12-24
Xmas- 愛心携帯写真+ ...1*07-12-23

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