君と話したい
梅昆布茶
君だから話したいいつまでもすべてを
玉葱の皮を剥くように何重にも纏ったかなしみをすべてを
春なのに風はまだ冷たいんだ暖めて欲しいから
僕は自由なんて要らない君のそばにいたい
奸計は風に流してしまおう愛は繰り返すものさ
市場では売ってないものなんだ君からしか買えない
お金は役に立たないし約束だけが大切な通貨
ダイヤモンドもいらないただ粗末なターキッシュブルーのブレスレット
長い間僕は待っていたそんな太陽をそよ風を優しい指先を
だらしのない僕を矯正する光なんだものそばに居たいんだ
時間は何ももたらさない哀しみしか僕は立ち尽くす
だって明日は君を失うかもしれないから僕は臆病者さ
いつもそうだった愛するものは立ち去る儚いものは愛
堅固なものなんてないのさ愛でさえも
もしも明日が買えるなら小さなバスケットに仕舞い込んで
君と逃げ出すんだ今日という日から足速にね
ギターを持ってゆこう歌ぐらいなら歌える
あるいはすべての歌をうたうことだってできるはず
君と話したい恥ずかしいことだってやましいことだっていっぱいあるんだが
君だから話したいんだ君だからね