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裸足になれよと言うような
大小さまざまな丸石ばかり
いつのまにか
川の水に足をひたしている子供たち
見知らぬ彼らを
私の子供にしてもみる
十二月の川辺にはススキが生い茂っています
こ ....
秤に載せられた魂が秤から一滴ずつ零れ落ちるたび
秤を載せた秤の針が微かに震えては元の位置に戻る
運命(2014/6/7)
が覗く運命(2014/6/7 15:07)を覗く青い瞳( it ( li ....
スカートの裾を一枚、縫い合わせて閉じると、追い出された可能性としての空洞が、床に投げだされた他の萎れたスカートを花咲かせてしまうのではないかと、一枚、また一枚と、縫い合わせては閉じていく。鱗みたいな、 ....
その灰は溶けない雪
音もなく降り積もる
つむじまで埋もれた人々は
噂によればその開かない唇で
「それは降らない」と言うらしい
{引用=
(嘘は、言葉が、ではなく、人間が、付くもの。)
....
(一)
ようやく嵐が過ぎ去って、僕たちは家に帰ることができた。テレビではクマの出産のドキュメンタリー番組がやっている。「狂ってるわ」と君が唇を尖らせて、「狂ってなんかいないさ」と僕が唇を口内に押 ....
真昼の砂浜で、
海を渡る白い狼を見た。
もしかしたらあの狼は、
昨晩の月光の速度に付いていく事ができなかった
落ちこぼれの月光の 成れの果ての姿 なのかもしれない。
都会の平らなアス ....
太陽があらゆる方位に光線を放つ様を真似て
家中の家具を森に散在させていく
(僕らが親の不在を問わなくなったのはいつ頃からだろう
草がこれ以上伸びられないという高度を確かめる僕らは
木が ....
公園のふざけた大理石像などは小鳥達に啄ばませておけ。大規模な淘汰が近づいている。バッタが千年樹を飛び越えていくぞ。モグラがマグマに沈み込んでいくぞ。酸性雨だ、傘などは無意味。金持ちどもの膨れっ腹の脂肪 ....
枯草が、湿り気を帯び、奪われた割れる音、
だけが取り残されたように、
平野で歌う、小鳥たちの嘴が、微かに、発泡して、
杖の、一振りで、凪いでいく、象は、
地平線に帰り、月の粉末は、その跡に ....
「ようやく」
女の子の目蓋はどこまでも この丘に取り残されて馬と
落ちていく女の子の目蓋は 羊は交尾を始めるのだろう
どこまでも落ちていく2か か乾いたパンの形の雲と乾
ら1が引かれ ....
卓上に散らばる
コーヒーの空き缶に
薔薇を一輪ずつ挿していっても
傾いた地軸を
取り巻く空洞に代わり
充溢すべき季節など
ありませんでした
生きていると
友達を一人ずつ失くし
て ....
こひもともひこさんの竹森さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
利根川
-
竹森
自由詩
4
15-8-2
秤
-
竹森
自由詩
1
15-7-26
狂咲
-
竹森
自由詩
2
15-7-23
やさしさ
-
竹森
自由詩
1
15-7-17
三つの部屋
-
竹森
自由詩
3
15-7-15
海を渡る狼
-
竹森
自由詩
1*
15-4-12
森の詩
-
竹森
自由詩
3
15-2-26
淘汰
-
竹森
自由詩
2
15-1-23
Clock:
-
竹森
自由詩
5
15-1-12
Love_Letter
-
竹森
自由詩
4
14-12-13
薔薇の夢見のために
-
竹森
自由詩
5
14-11-18
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