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○豆腐
しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
「いらっしゃい」
「どうも」
「いつもの ....
わずかに
ふるえる眼
こわれた
奇妙なかたち
なきごえをあげる
うぶごえのように
呼びかけ
じりじりと
やまない雨の音
旗にまぎれ
一 ....
日に三度の飯と食後の薬のいろいろにその他
天を仰ぎ開閉されていく一体のコンパスの
断面に寒色を施す小便痣をぢるぢるとさせては
今日もまたヘルパーたちの手を焼いている
廊下の隅で ....
たとえば、
コンピューターの、
彼が、
計算不要、
と語る。
たとえば、
いつかの、
遠い遠い昔の、
わたしたちの祖先、
弓と矢をたずさえた、
獲物をう ....
空からぶらさがる朝。眠りの残る背のかたさを気にしつつ、
やや大きめの欠伸をすると、海面から降り注ぐ陽の光の眩しさに、おもわず、
海藻に絡めた ....
盆が過ぎ
盛りを越えず
しずくはおちない
八月
陽の下
きみよ
九回で終わると思うな
イレギュラーはつきもの
焼けた肩に仲間が触れる
口元にしずくがこぼれる
伝 ....
そして、
燃え尽きたボクサー、
喜べないジャーナリスト、
死にたがる子ども、
詩人ではない男、
季節はめぐり、鳥たちがやってきた。
いつか、見たことがある。
....
銀杏並木
沈黙のたしかさ
煙草に火を着ける
マフラーをほどく
散らばる陽色の実
街に集散する鳥たち
風は午後を吹き抜け
永遠
く ....
(ごくごくありふれたおーとくちゆうるな
空ははじまりのようにしてはじまり)
(すっかりなくしていたではないか
○
こぼれおちてきた
....
男は、病が原因で生涯を閉じた。
生前には趣味であったロードサイクルを愉しみ、日本中を巡っては自転車ライフの素晴らしさを伝え、たくさんの人たちと交流した。
男はよくテレビやラ ....
atsuchan69さんの 湯 煙さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光、往路、
-
湯 煙
自由詩
6*
24-11-23
戦場
-
湯 煙
自由詩
6*
24-10-21
無題
-
湯 煙
自由詩
5*
24-9-16
Z3
-
湯 煙
自由詩
5*
24-9-4
SEAHORSE
-
湯 煙
自由詩
4*
24-9-4
白球
-
湯 煙
自由詩
7*
24-8-23
bloods
-
湯 煙
自由詩
2*
24-6-25
distance
-
湯 煙
自由詩
5*
24-1-31
blueshirt
-
湯 煙
自由詩
4*
24-1-31
ロック
-
湯 煙
自由詩
2*
22-8-29
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