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羊たちが目覚めて草原をさまよう、朝の陽は山々にさして、青みがかったきみの虹彩に映るのは昨日落としたまま忘れてしまったきみの幼年時代だ、きみは蜂のように騒ぎながら羊たちと踊る、朝の食事の合図が聞こえてく ....
型は確かに反射的だが、型を反射にするまでには鍛錬が必要だ。
だから野球選手は素振りをする。
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ものを書くと自分の知らない場所で自分が動きはじめる。
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誰一人救われ ....
もっとドアホになりたいのだけどなかなかドアホにならせてもらえない。
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身を捨てたって浮かぶ瀬のない今日この頃。
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自虐史観の対語は自慰史観なんだと知った。
自虐も ....
格言らしきものを裏返すのはらくちんすぎるな。つまり禁じ手と思われる。禁じ手万歳。
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できないことをやろうとしたから今の人類がある。
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言葉は見える。聞こえる。さわれ ....
罪を憎んで人を憎まず、
無知を憎んで人を憎まず、
誤解を憎んで人を憎まず、
えーいとにかくなんでもいいから、
人を憎まず。
駄作を愛することはできる。
駄作の作者を愛せるかどーかは定か ....
世界は終わってる。破滅も終末も過ぎた。生きてたくないけど生きてる。少なくとも意識がある。対象のない欲望がある。願いが叶わないのは当たり前。この状況下で絶望を歌うのは安易な選択です。絶望だって嘘なんです ....
人を殺してはいけないとおもう。でも人肉を食べちゃいけない理由がわかんない。避妊をきちんとする場合の近親相姦がいけない理由もよくわかんない。わたしはセックスしたくない人とはセックスしない。相手や自分が望 ....
過去の私をキリコロセ。
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GKって切ないポジションだ。守るのが当たり前で、楽勝の試合では目立たないのが当たり前で、しんどい試合のしんどい瞬間だけ目立って。
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好きに ....
社会がゆがんでなかった時代、大人も子どももとても健全だった時代、精神病者がいなかった時代、戦争がなかった時代、ヒトがヒトを殺さなかった時代、そんな時代、いつあった?
***
実質上、不快な ....
お気に入りの毛糸のベストが
母が赤いいちごを編み込んだベストが
もう入らなくなってしまったと気付いた十二の春
すこし悲しいと思ったのは
自分が大きくなってしまったからなのか
ベストが小さ ....
ボトル開けてください
マスターは無口で気楽
狭い店内は薄暗く
窓の外にだけ鮮やかな色彩
まだ呑めるまだ夜は浅い
高い酒を黙って呑む愉楽
突き出しの菜はほどほどに辛く
心の中でだけ送る ....
1)
そのあとは
熱きシャワーを顔に受く
髪にまつはる潮の匂ひよ
(折角の日曜を磯釣で潰すなんてあのバカ男!許さない!)
2)
いざゆけよ
バージェス{ルビ頁 ....
書くことがないと書くなよ書き方がわからんのだと認めなさいよ
手癖足癖なくて七癖悪い癖癖毛と巻毛は違うよキミィ
掘り下げる気なんかないね彫り上げるつもりはあるよゲージュツ家だもん
語る ....
「ラブアンドピース」緑川ぴの
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128847
アオザイの揺らめきはあのときのままではない。アオザイは民族衣装なので ....
自己欺瞞でも嘘でもアホでもうんこでもいいのである。はっきりいや不幸のどんぞこでもいいのだ。なんでもけっこう。鬱病失業借金に加えて、特定疾患の難病に逮捕、なんでもきやがれ(って正直なところ私にはその全部 ....
人は数字ではない。東大合格者も戦争や天災での死者もしばしば数字で表される。だが人は数字ではない。とカッコつけといていきなり卑近な話になるけど、ポイントも数字じゃない。無論数字で表されるし数字で表すしか ....
見てはいけないのだとわかってはいた
誰か忘れてしまったが誰かに教わったのだ
父でも母でも兄でもない誰かに
たいして長くもなく広くもないその川のその場所には
かつて利用されていた潜り橋の名残があ ....
蝋梅の溶けゆくさまは蝋に似ず
春眠や豪華三本立ての夢
啓蟄や朝日を浴びて我眠る
流し雛流さず焼きぬ空に舞へ
この土はまだ生きてをり下萌ゆる
龍天に上る日を違へはせぬか
....
そんなに遠くない
あの脚が
空から下がる繰り糸で
奇妙なダンスをさせられる日は
とても近い
あの指が
地下から響く呼び声に共振して
読めない文字を綴り出す日は
きのうわたしを過 ....
青黒い、
時と云ふ名の液体に沈み、
我々は進む、
一直線に、
戻ることも、
横切ることも、
かなはず、
唯真つ直ぐに。
流れゆくものは時、
さう思ふのは間違ひだ。
時は一切 ....
かつて高貴なひとびとは
憂き世離れた恋に身をやつし
夜空を見上げては月に思い寄せ
浜辺を見やっては海に思い投げ
紫の綺羅 星のごとく
そのころ私のご先祖さまは
きっと真っ黒けに日焼けし ....
午後の熱に散乱する
私の欠片を
拾い集めているひとがいる
ポケットのなかの綿くずのような
灰色の球が
ふよふよと窓から入ってくる
これが夏だったろうか
こんなのが夏だったのだろう ....
五月半ばの空は晴れ渡り
真っ暗な空に星と太陽が並んで光る
という風景を見るためには
大気をすべて消去する必要があるけど
そこまで無理することないわ
面倒だから五月闇で充分
まだらに曇る空か ....
あなたは幸福ですか?
あたしは幸福です
あたしはいれたての珈琲の香りを楽しんでいます
ずっと昔に録音されたうつくしい音を楽しんでいます
江戸時代に記録されたルポルタージュを楽しんでいま ....
女子高でてから十ン年間、ずーっと女の花園みたいなところで働いてきた。だから女ばかりの現場には慣れている。女特有の(と思われている)陰口いじめ噂話嫉妬、家庭や生理を理由にした甘えだらしなさ腕力不足そのほ ....
明るい朝の日差しのなかで。
痙攣する手が手渡そうとする綿毛のたんぽぽ。
飛び立ってゆく綿毛、綿毛、
白いこどもたち。
白いのは綿毛ではなく世界ではなく私の視界でありより正しく言うならば ....
私の仕事はガテン系なので、仕事中は、いわゆるカーゴパンツ、動きやすく、大きなポケットがいっぱいあるズボン、それも男物を穿いている。男物の服のポケットは、女物のそれに比べると段違いに大きく使いやすい。財 ....
じきに三月尽であるからして
桜満開
梅は散った
夜のあいだ働いて
朝がきたら酒を飲む
なまぬるい部屋で
カーテンを閉ざして
なにもかも逆さまで
だってほら
無言に近い状態 ....
片足だけ靴履いて
レプラコーンに会いに行こうよ
どこにも続かない道を
どこまでも行こうよ
星砂は生物の死骸で
きらきら光ったりはしない
でも星砂はそれなりに夢の結晶
そういうものならあげられる
ビオトープには囚われのメダカ
アクアリウムには透明なナガスクジラ
プラネタリウム ....
千波 一也さんの佐々宝砂さんおすすめリスト
(77)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
羊の朝
-
佐々宝砂
自由詩
18
08-1-13
カモノハシのパンセ8
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
1+*
07-12-24
カモノハシのパンセ7
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
1*
07-12-24
カモノハシのパンセ6
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3
07-12-23
カモノハシのパンセ5
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
07-12-23
カモノハシのパンセ4
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
1
07-12-23
カモノハシのパンセ3
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3*
07-12-22
カモノハシのパンセ2
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
07-12-22
カモノハシのパンセ1
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
07-12-22
赤いいちごのベスト
-
佐々宝砂
自由詩
10
07-11-24
創書日和。酒_【ねえマスター?】
-
佐々宝砂
自由詩
4*
07-10-26
4×5_短歌篇
-
佐々宝砂
短歌
6
07-10-18
彫り上げろ!
-
佐々宝砂
短歌
2*
07-8-12
「ラブアンドピース」に対する異議申し立て
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
20+*
07-8-8
この際なんでも面白がれ!あるいはパレアナ症候群
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+*
07-5-19
ポイントは数字か?(親指1000字エッセイ)
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13+*
07-5-17
橋の下にある藻屑について
-
佐々宝砂
自由詩
5*
07-4-22
奇眼(Odd_eye)
-
佐々宝砂
俳句
7*
07-3-19
未来についてのモノローグ
-
佐々宝砂
自由詩
5
06-12-26
創書日和。流_【Free_fall_flow,_river_ ...
-
佐々宝砂
自由詩
7
06-10-17
むらさきにほふ
-
佐々宝砂
自由詩
14*
06-7-15
朱夏の鳥
-
佐々宝砂
自由詩
4
06-5-22
さみだれ
-
佐々宝砂
自由詩
7*
06-5-15
幸福論
-
佐々宝砂
自由詩
5*
06-5-5
男のいる職場
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
9*
06-4-19
震顫
-
佐々宝砂
自由詩
14
06-4-15
いつもポケットに詩人
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
12*
06-3-31
さよならからはじまる
-
佐々宝砂
自由詩
7
06-3-28
明日には消える
-
佐々宝砂
携帯写真+ ...
12
06-3-16
I_gotta_love_you
-
佐々宝砂
自由詩
7
06-3-15
1
2
3
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