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裸の王様の一言で
誇りは燃やされ
世界中の空は灰に塗れ
不安や憤りで揺れる
街角から消える笑い声
子どもの手が風船を離し
雲の向こうでシュレッダー
さらに奪い尽くそうと
鉄の臭いが降っ ....
気づいたら
私だけの公園であそぶ
誰もいなくて誰も来ないから
邪魔されない自由
反省と戯れる
止まらないブランコ 気持ち前後に振れて
おりてしまえば大したことはない
のぼ ....
あなたは
ひかり ぬくもり みずのつめたさ
たべてるごはん たいようのまぶしさ くつをはくおと
おおきなかぜ しおのにおい うみのみず まぶた
むねからこみあげるなみだ
あなたは
....
冬は終わった、と心底思う
咆哮を繰り返し、雪をやたら積もらせては、ことごとくを埋め尽くした
冬という珍奇な丸い巨大なボールの中で私たちはひたすら混練され
今となっては、そのぽっくりと開いてし ....
彼女の耳の貝殻に舌を差し入れたら
宇宙の無限の響きから生まれ出た
新たな思考にこの舌先の震え慄き
滑り掠めるだけの私生活の底抜け
遥か近く声を発する響き脳髄を
直撃しつつ穿ち共振させては
....
月曜始まりのカレンダー
左端を見ないように
休日を貪る
今日の始まりだったはずが
陽が傾き
砂時計がさらさら落ちる
夕方の防災無線が
明日への覚悟を起こし
今日を仕舞う準備をす ....
「夏」
北向きの窓に小さい絵の具をかき集めて
一番輝いていた頃の僕は
静止画のように夏を洗う
よそおう纏う切れ端は
僕のような顔をして
どこへ行くのか答えない
「言葉猛獣使い ....
青春の息吹が芽吹くときのはて
役目を終えた潤井川に映る笑顔は
今年の桜が舞い散る風景のなかに
音もなく溶け込んでいく
永劫と思えたコキュトスもまた
数えきりない数多の歴 ....
自らの
肉体宇宙に属す心の奥処 、
魂なるものへの手掛かり
掴んだら、
人よアナタよワタシよ、
ゆっくりと真っ直ぐに進め
真剣に瞑目しつつ
真白き満月の光充ちる
意識の白銀の響 ....
窓が泣き出した
ぼくはめげずに
外へ出て歩きだす
雨とみぞれが
傘の上でダンス
濡れた土の匂い
白い息
かじかむ掌
雪の予感
水たまり
を意識しながら
生きていることを
味わう
!愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛!
愛 欲 愛 憎 遭 い !
愛 愛 哀 、 ....
この夕空、エメラルドグリーンに
富士のコニーデの陰影浮き上がり
あの日とこの日と、軽やかに
懐かしく憧れに充ち
また繋がった 、
意識膨らみ自らの境界失くし
水平線の上には分厚い雲
今日も太陽は見えない
諦めて踵を返そうとした時
雲が裂けてオレンジ色の光が
長刀のごとく海上に切り込みを入れる
強い光でありながら
儚く刹那の懐かしい夢のよう
雲 ....
古月浮かぶ夜に独り取り残され
この世の異様 その瞳の物言い
沈黙の内に告げ知らされれば
静かさ奏でる古月の旋律の
戦慄震えの疼く壮麗 、
羽ばたく思考動態の
脳髄へと影落とす
その足踏み ....
私という存在を証明するものは何もありません
有るようで無い
無いようで有る
闇に明滅する蛍火のように微かなものなのです
煙草をふかし
ウイスキーを飲み干し
少しの食事で生きていることを ....
海原に骨を撒いた
波が穏やかに飲み込んで
あなたの最後の引越し
あるいは野生に還す
自由に放たれて
世界中を巡ることができる
水平線を見て
地球とあなたの丸さを思う
私の知って ....
みょくんに
悪いこと
しちゃったかな?ぐすん
うん♡悪いことしちゃったね、にひひ
眼鏡ケースの中にボールペンを見つけた時
ドリップパック珈琲の袋の反対側を裂いて粉バンした時
こんなにも
してきたから
大丈夫
•••長すぎましたありゃり
私の詩は、土です。
砂利のような濁りの中に、とても自然でしなやかな手触りがあります。
私の声は、土です。それを音にして現します。
私の心は、砂です。荒れ狂う海を漂い、粉々に打ち砕かれて、今、 ....
ひとつの世界の上に立つには
力が及ばなかった
鍛錬の不足
十年歌えばと言われているところを
一年にも満たないのだから当然
暗い道を月光が柔らかく照らす
未熟な世界観は滅びゆく
瓦 ....
そこのふきんで
いつまでも
雪と遊ぶ子猫
雨の中
くもりの演技も
忘れてしまった
よく見てくれ
あの日の君は
どうだった
ちんっ
ぷつ
さ
しゅ
より遠くへ歩いていけ
後少しで終わりなのだから
貴女の両眼の影が語る
あと少しで辿り付くとしたらと
色々な感情の移ろいを生き抜き
すきとほる雨降りを歩きとほし
もはやもとめるものひとつ ....
人は誰もが悲しいですね
想いを伝えたくても伝わらず
虚空に手を伸ばしても掴まらず
息をするのも煩わしくなるのです
人は誰もが孤独なものですね
独りで生まれて泣きだして
独りで亡くなり召 ....
次から次へとやって来ては
取り憑く灼熱の感情
吐き出す飛沫は世界を壊す
小さき祈り
業火の苦しみを救うため十一面の顔が
聖水で感情を昇華しようと踏み出す
灼け爛れた感情は聖水を受け ....
知ってるがな
こんにちはー
ですから
ははははは
ふふふっっ
なんですかね
あー
まーまんだ みみぜれしまから
けたたましく暖かくなってきていたここ数日であったが、夜明け前から雪になり、すでに10センチくらいの雪が積もった。
二月は、損しか生まない労働が日々を埋めた。
ここ何回かの休日は、除雪に明け ....
紅い涙の河を渡ったら
青い星が一粒落ちました
それを拾おうと旅にでかけます
暗い夜道は白く浮いていて
寂しさは少しだけ薄らいでゆきました
突然の別れは胸を突き
思ったように息ができ ....
寒四郎は盗人だ。たわわに実った稲を盗んでいた。しかし一部の稲は残っていた。中途半端だった。寒四郎が稲を盗むと決まって気温が下がり天気も曇り霜が降りた。稲を盗まれた村人はその日のうちに残された稲を刈る作 ....
4だからこうなる
そうですかなら7にします
そうじゃねて
もうええわ0で
1くらいが良くね?
ああ、なら1でええわ
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