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TV曰く今日は譬喩がよく降る
TV曰く手持ち扇風機爆発
小さな自爆テロで消えた命が
1ダースらしい
パラパラ
譬喩が降り始めた
私は傘をさす
雑音
心地よいと思える
これほど降り頻る ....
あの日

まだ遊園地があった頃

待ち合わせて出掛ける夕まずめ

武庫川に架かる橋には溢れる人

背の高いその人が

欄干横の塀に私を乗っけてくれた

スカートが風にめくれ ....
後ろから
触手伸ばすもの
前からやって来る
前から
やって来るもの
後ろから触手伸ばし

 ある物たち、語りだすと
  ひとつ ひとつ 又、ひとつ
   しっかりあらんと
     ....
懐かしい名前に出会って
僕はやっぱり僕だと知る
いつの間にか分厚い着ぐるみ
無言のパフォーマンスしてたね

ちょっと後ろのファスナー
下ろしてくれないか
風を浴びて
蘇りたい

逃 ....
知らないところでさり気なく
「うちの妻が」と言ってもらいたい

時代に逆行しても
「思い出に残る熱い先生でした」と卒業式の寄せ書き

オルガンをうまく弾けなくても
「あの子守歌、背中がこ ....
アンドロメダ商店まで行くのが億劫で
ルナマートで買い出しを済ませよう
飾り立てられたリトラクタブルライト号
さあ、行こう
橋を渡る
川も渡る
雲を追いかけて
雷雨
立ち止まって
バス ....
詩における一人称
または一人称に対しての考察
人類最初の一人称は
叫びだったように思うのです
誰に対して
わたしを放ったのでしょう
それは夜であり
的であり
であるならば
人類にとっ ....
砂浜に
寄せる波の
持ち上がり
なびき倒れて
ぱたんぱたん
繰り返し繰り返し
寄せる波の
持ち上がり
なびき倒れて
ぱたんぱたん

そうして
いつしか
消える砂浜

わた ....
雨が降った、風が吹いた
カミナリが鳴った、川が増水した
気が変になった、元に戻った

永遠に苦しみは続かないものだな
四苦八苦と言えど生命エネルギーを否定はできない
つまり我々は自分で出来 ....
悲しみに対して
歌う歌を
私はたくさん持っている

あの人の心が
それを歌って来たから
私の心が感応して
それを覚えた

あの人は
私の影響を受けているかしら
私を想ったり
し ....
出かける準備に
君は右往左往している
もう出ないといけない
ジリジリとする内心

何か手伝おうか

さあもう出かけよう
服はそれでいいだろう
せっかくの
楽しみを
最大限に味わい ....
白い本をひらく

そこは、永遠てしのない階段が続く

教えられたままに ゆっくりと登っていく

いつか空に近づくころ 段差は代わりに五線譜になった

そこからは、音符の上をのぼりはじめ ....
{引用=こんなにも遠くの土地の

バスの停留所で

傘をさしていた


 ゆめのなか


ノイズのなかの風景の

砕けたアスファルトから


視える空は

雨粒に浸透 ....
さぼてん村に日は落ちかかって
暮れかけの太陽と
穏やかな雲と空
私はドストエフスキーのように
この世の永生を信じるようになった
三つ目に光る黒いワゴン車のテールランプ

今夜ダンスホール ....
今日に歩けば途すがら、
薄紅の花束のふんわりと
一年ぶりの新たな逢瀬、
さるすべり咲き開き
並木道進みいけば
みんみん蝉も鳴いていら

この夏に賭ける想い
正に自由闊達に
渦巻き流れ ....
人、いつか気付けば雪原に独り
何ものかに見られていると
怯え震えつふと見上げれば 、

巨大な眼差し、黄金の眼光放ち 
夜陰の大空にびっしりと
定められた位置に静止しつつ
寒風の狭間に揺 ....
星降る夜の悲しみは
どんな銀貨で払いましょう
街のネオンは光り
人々は通り過ぎていきます
盛り場で人達は
苦しみと悲しみを繰り返し
恋の成就だけを望んでいました
今夜の一盛りは
歴史に ....
世界の人口分のひとり
日本の人口分のひとり
このひとり分で
何が変えられるのだろう

ひとり分の重み
実感したい重み

ユポ紙は受け止めてくれるだろうか
届けてくれるだろうか

 ....
黎明の時間がひろがっていた

こともなげに日々は過ぎていき
わたしはしおれた案山子のように日に打ち照らされている

かいつまんで話をすることもない
唇は固く閉じられていて、それ ....
酸っぱいだけのレモンに

灼熱にカーヴを纏いつかせる陽の火と
    溶け出したとろりと粘る濃いアカシアの蜂蜜垂らし

舌に滴り落とし
    
            規則正しさや均一 ....
夕刻の残光、一伸び
響き入る旋律の揺れ
美しく優雅に寛ぎつつ
次第に消えいく感覚の現れ達
くぐもることなく鮮やかに
ゆぅん ゆぅうん ゆぅうん
上から下から前から後ろから

 深く濃く ....
懐かしい街
子供の頃住んでいた
店はほとんど変わって
思い出の場所は半分以下に削がれても
頭の中で補う思い出が
口をついて出てくる

もういない友だち
街からもこの世からも
思い出残 ....
物語りはエンドレスのように
季節は音もなく日々を刻んでいた
地表には取り憑かれたように草たちは伸び
虫はそれに寄り添うように紡いでいる

夏は蝉の音と虫の音が混錬し
熱波が地表を包んでいた ....
時よ
お前は果てようとするのか
時のない世界など考えようがない
しかし時は
無慈悲に過ぎて
すべてを貫通していく
砂の落ちるのに合わせて
時が過ぎていく

時として
永遠が思い浮か ....
 美しい一票を是非わたしに!

 『日曜日国政選挙の結果が気になるのは候補者や関係者だけじゃない』

朝刊配達が遅れるの

白けて夜が明けるのよ~うざってえ

もうデジタル化時代 ....
茶色いカモが泳いでいる
滑るように
鳥は水面を羽で打つ
愛の鳥は優しくて
惚れてしまいそう
半分に千切ったみみずを
ヒナに与える
鳥はせっせと子育てだ
ここでも永遠愛が
始まったんだ ....
すっかり夏入りのこの夕刻に巻雲、真白く
色んなカタチ描き巻き拡がり伸びる
真青に沈む空の大キャンバス、
真昼の熱風も今では程よく冷め温かみ帯び
吹き流れ来てはこの身を包み込み

あゝこの世 ....
星がふたつに割れて
あなたはどちらを選ぶのか
選択を迫られる
わたしは毎日洗濯物を干している
あなたは輝いているお琴
強い野心のある男がいいわ
まだ17才/参政権を手放しても ....
ずっと考えてしまうなんて
まるで好きな人みたいじゃないか
思いの重さは一緒
やめよう
好きじゃない人のことを
あれこれ考えるのは

そう思っても
気づけばまた考えている
考えるな
 ....
私が心の中に抱いているもの
それは
宝物としての心
心次第で人は輝く顔つきを見せる
どんなところにあっても
向上の道は常に見える
自分で歩かなければ
一度生まれたからには
やってきたこ ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(5860)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
譬喩とわたくし- 降墨睨白 ...自由詩4*25-7-23
花火を見たのか- 花野誉自由詩14*25-7-23
ゼロ地点6- ひだかた ...自由詩6*25-7-23
後ろのファスナー- 自由詩8*25-7-23
目ざめる前に- 唐草フウ自由詩17*25-7-23
岩国- 降墨睨白 ...自由詩6*25-7-22
わたくしについて- 降墨睨白 ...自由詩3*25-7-22
Endless_Repeat- ひだかた ...自由詩625-7-22
悲しみが薄れていく- 杉原詠二 ...自由詩3*25-7-22
悲しみを歌う歌- 杉原詠二 ...自由詩3*25-7-22
出かけよう- 自由詩10*25-7-22
_文字のない本- 月乃 猫自由詩15*25-7-21
薄い風景- ryinx自由詩9*25-7-21
バージンロード- 杉原詠二 ...自由詩4*25-7-21
盛夏、流動- ひだかた ...自由詩6*25-7-21
詩想、ゼロ地点5- ひだかた ...自由詩625-7-20
星の降る夜の街- 杉原詠二 ...自由詩2*25-7-20
ひとり分- 自由詩5*25-7-20
7/20- 山人自由詩8*25-7-20
完熟レモン- りつ自由詩4*25-7-19
時の啓示- ひだかた ...自由詩525-7-19
墓参り- 自由詩625-7-19
七月のかなしみ- 山人自由詩12*25-7-19
時の果てにある幸せ- 杉原詠二 ...自由詩2*25-7-19
!?デジタル選挙- 洗貝新自由詩6*25-7-19
あなたの心に残された障害は何もない- 杉原詠二 ...自由詩3*25-7-19
梅雨明け、一刻- ひだかた ...自由詩725-7-18
愛のビンゴ- 洗貝新自由詩8+*25-7-18
好きじゃない人のこと- 自由詩625-7-18
向上の道- 杉原詠二 ...自由詩1*25-7-17

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