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ですから

そうしていただけなければ

明日?

いやそうじゃなくて

それでいいでしから別に

もういいです
たいくつくつ

素直になってお話しすることは難しい
詩書き人は歩き続けながらも推敲して

まだ見ぬ詩はいつもあやふやで
眠っている心には届けられない

試してみて 気づいてみると
 ....
餌を与えられ
自ら探すこと
狩をすること
広々した大地
境のない大空
忘れてしまい
また最初から
ここに生まれ
餌はもらう物
疑いもしない
発情するのを
固唾をのんで
見守るや ....
流れの真ん中に石を置く

水辺のイタチは笑うんだな

お前達のためにも韻を踏み

肉の滅びに向かい立ち
わたしはわたしの魂の
意志の核心に向かうため

流れの真ん中に石を置く

 ....
〈春寒し瞬間を生き息を吐く 涙次〉


【ⅰ】

 押越亨オシゴエ・トホル。獸醫師である。一應、テオの主治醫、と云ふ事になつてゐる彼は、大黑屋の「角打ち會」にも、たまに顔を出す。
 彼に ....
五線
5銭
いちどの付箋、口笛

付箋、聴こえた
スマホのアラーム、ペットボトル、天井、壁
冷蔵庫、玄関、手袋と靴、ドアから階段
ゴミを捨てた息白く

つながる、つながらないか

 ....
うつ伏せに浮かんでいる文字の背を言葉に
揺れる水面
浮き沈むかたち象る
遠ければ遠いほど意味は重たく
暗い水底から手招きする魚影

木葉日のレモンカードの行方知らない

小鳥啄んでいる ....
風がさらさら
光がゆらゆら
気持ちに音符が芽生える
葉形の影はベース
踊る光はメロディ
影と光を聴きながら
行きたい方へ行こう
夜半から
夢見に何故か
愛娘の顔、
どんどんどんどん
遠のき消えゆき
哀しみ 溢れ 、
止まらなくなり
溢れ出すうち

溺れそうに
なりながらも、

 いつしか 哀しみ
 自 ....
〈くちなはの目醒め貴方の懐に大穴があるそこから這ひ出し 平手みき〉


【ⅰ】

 朱那アケナは明らかに泥酔してゐた。「うー、水、水」
 國王が水を汲んでやると、それをぐびぐび飲み、「うー ....
どうしましたか
知るか

ひまですか?
は?おっぱい?

なんですかそれ?
ひひお前なんで俺に話かけるん?

うざ
なーに触られたいの?

ひまひまひー
な、キモ
にんげんは
しぜんをこわしながらいきている
かちくはふえたがやせいはへった
それにきづいてかんきょうをかんがえる
そんなながれにはなっているけれど
いままでのはかいをかいふくするには
ぼう ....
呼んでいる呼ばれている
誘い出されしまう憧れに
空のエメラルドグリーン
すぅうとひろがり意識の中
薄くけれど確かに染め抜かれ
わたしの還りを待っている

とてもとほい処に吸い込まれ
と ....
【ⅷ】

 翌朝、中野區役所の下では、人々のざわめきが起こつてゐた。男が一人、屋上からロープで吊り下げられている。白川であつた。
 垂れ幕「この男、『倖せ教』前田聖心と騙らい、世に惡事を成した事 ....
会議の資料

人数
件数
割合
金額

数値化され

外れ値のところ

除外され

無いことに

いつまでも

認知されず

対策されず

届かないところ
 ....
君はまだ歌を歌っている
 

昔から若かりし頃の君のことを知っているし
場末で歌う今の君の姿も愛おしく感じるけど
舐めるしかできなくなったバーボンのオンザ
ロックがこんなに辛いとは知らなか ....
おもいで

おもいで

ロマンす

どうも笑えば

あほものがたり
南天に昇り切った
オリオン座 、

頭をよじって見たよ
なんでかな

三っつの光点、
くちゅくちゅ
打ち込みながら
僕の口腔いっぱい
蜂蜜の味 染み込ませ

濃く濃く甘やか
 ....
ことば

言葉は踊る

それは絵のない音のように

音のない夢のように

過去から未来を連れてやってくる宇宙

文字はくしゃみから放たれる魔法のようで

ココロ オリコ ....
外のまま

内なまま

そしてしらない
だれかが分かるから

もうであった
【ⅶ】

 駐車場でカンテラ(と、じろさん、テオ。彼らは身を潜めてゐた)が待つてゐると、一台の無蓋トラックが、恐らく改造人間たちであらう、男どもを満載し、滑り込んできた。
 天神は、もしかすると ....
滞留が、腐敗を、呼んだ、堪らず、小石を、投げる、波紋が、広がる、何かが、変わる、それが、止まる、澱んで、汚れる、小石を、今一度、投げる、繰返し、波立つ、起伏と、窪みが、新しく、繋がり、人生を、揺らす、 .... エメラルドグリーン
暮れゆく窓辺にて

あれ あなた 泣いてるの?

欲に燃え尽きて
すっかりしょんぼりこ

逃れていくもの追いかけて来る
追いかけていくもの逃れていく

暮れゆ ....
また
静けさは
僕らを
もぬけの殻に
する

誰も
もう覚えていない

あの日々が
あの情熱が

まるで幻かのように

当り前かのように

もう
過ぎ去ってしまったね
風が怒り狂っている
よろけるほどのうねり
風除けを探しながら
彷徨っていると
烏が風で飛ばされ
無機質な物みたいに飛来する
危うくぶつかるところを
避けた
振り返ると
烏は何とか着地 ....
くたくたに
何度でも落胆して
繰り返し繰り返す意志、
それすら忘れていき
只々瞑目し続ける
意識の視界に
いきなり
くわっと
眼を見開き
聳え立つ巨城 、

崩れ落ちる時進の
 ....
〈春一を待てば泡立つ心哉 涙次〉


【ⅰ】

 カンテラは外殻(ランタン=カンテラ。カンテラはそこに巣食ふ火焔のスピリットである)を、安保さんの許に、オーヴァホールに出してゐた。たまに點検 ....
聳え立つビルの谷底で
夜明け前の湿度に塗れて
夢と現がぼやけたまま
目の前に迫り来る

陽が昇るころ
どんな景色が見たいのか
輪郭をスケッチすると
ビルの入り口が開いた

夢の大草 ....
さやと さやさや
揺れる揺れる
枝葉の照り映え
きら きらら
肉身冷やす風
軽やかに吹き抜け
意識さめざめ
すっと澄み
自らが
透けていくよな
感覚襲い
最早黙して
天空仰ぐ  ....
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