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夜毎共に花火を打ち上げても
君には何も残らなった
陽の照る最中に降り注ぐ雨
純白の光に崩折れてしまえば
眼前を直進スル白骨の隊列

死の影を引き摺りながら
いつも不思議と明るかった君、
 ....
○「満員電車」
満員電車は
人間を人間として運んでいない
人間の物化である
年齢も性別も障害も一切関係なくただ詰め込んでいる
いや物以下の扱いだ
壊れやすい物や冷蔵が必要な物などを運ぶ場合 ....
風フウは生まれこそ悲慘だつたが
拾はれて來て篤育を受けた
をぢさんトクイクつてにやんだ?
これは俺の造語なのさ
お前みたいに圖々しくなる迄
大事に育てるつて事だ
あ、そんな云ひ草
額面通 ....
あなたが天にましますかどうかに興味はない
あなたが起こす地上の奇跡も期待しない
あなたが開いている天上の門もどうでもいい
ただあなたと呼ばれるもの
あなたを呼ばう人の声の
ただくちびるの動き ....
〈闇汁や數寄者小判を忍ばせる 涙次〉
冬の笑まひは仄暗い
燈しは細くていゝ
大體、それで通る季節だ
ねつとり文學論する夜更けでも
一年の疲れは隠せず
手早く帰りの支度をする
そんな輩ヤカ ....
 官能愛の慟哭より
いと高き愛の音 、

 しゃらら しゃららら

鳴る言の葉の
 荒ぶるなり
 
 肉の死して
続く宇宙の鼓動

肉を貫き
 流れる河が 在る
愛ってなに…

恋愛。

慈愛。

無償の愛。

自己犠牲?

愛は己を捨てる事?

愛は我が身や心を蝕む。

それでも愛したい。

愛に埋もれたがる。

愛より深 ....
冷たい骸ムクロのやうになつた
女の子の形をした物を
掻き抱き、僕は
泣いた
嗚呼、東京の水に溺れさうになつたら
帰つておいでよ
大埼玉に
坂戸發、徒歩で約2時間
東秩父村に至る
思ひ ....
予定になかった支出
出血大サービス
足りない分はキャッシング
賑やかな時間はあっという間
その後の静けさに
血に染まった数字が付き纏い
なんだか寒気がする

赤赤赤赤赤赤赤
赤▲27 ....
世界はゆめ
みてる
木々の上で
鳥が鳴いている
その光景を見ている
鐘の音が
どこかで聞こえる
耳を澄ます。

日々、


暗闇のなか、一日がはじまる どこか
に行こうと、 ....
○「指紋」
指紋は同じものは二つとないという
そして一生変わらないという
ほんとうだろうか?
ほんとうだとすれば
指紋は神がつけた識別番号だろうか
僕たち人間が生きている間の行動は
この ....
一時の 安らぎの座椅子にて
瞑目する意識の視界の奥処から、

声がする
鈴打つ声々
脳髄に意識に響く

思考イキモノ 、

静かに波打ちうねり
銀の粒子無数に躍り
律動の言葉の声 ....
3ベルがなり終えた頃にはすでに消えた人

 
他者の拒絶は最初からはやすぎる人たちが
ペロリと平らげたとんかつ和光ロースカツ

犬に喰わせる食い物じゃないのに(社長は泣く よ
成り金はこ ....
かぼちや、エリンギ、玉葱、ピーマン
ふつふつと煮えてゐるのを
マヨネーズで食する
質素な每日の食ひ物
その偉大さは
嚙んで、嚙んで、嚙んで
分かると云ふもの
ご飯のお供には
胡麻入りの ....
水道水が冷たくなつてくると
僕の年齡が警告する
躰冷やすなよ
明日また生きてもいゝかい?
一日每の黄泉還り
だから水は大事
大事大事に飲むべし
蘇生には「魔法の水」が必要なのだ
聖水プ ....
松本さんは重度の統合失調症で
時々大声で叫ぶ
その後にぼくとハグをして泣く
ぼくは背中を撫で、ポンポンポンと軽く叩く
ストレスで叫んでしまうと言う

お酒がないのでぶどうジュースで乾杯もす ....
なぜ悪いなぜ悪い
ステレオステレオ
この世はこの世は
地獄地獄地獄地獄
茶々茶々茶々茶々
嗚呼残念嗚呼残念
バキバキバキバキ
打ち砕く打ち砕く
ズキュンズキュン
リバティリバティ
 ....
コミュニティーと云ふ有り処ドに
爆彈を仕掛ける
惡魔は天晴れな
個人主義者なのだ
もしも彼が少しでも眠ければ
彼は眠るだらう
頭が晴れぬ時は特に
頭が晴れない儘
生きてゐる人がどんな ....
○「言葉を失う」
ほんとうに感動したときには
言葉を失う
ほんとうに苦しいときには
言葉を失う
ほんとうに寂しいときには
言葉を失う
僕みたいな中途半端なやつが
独り言を撒き散らしてい ....
羊齒生ひ茂る湧水地
‐清澄な水の中
野生の山葵も生えてゐた
どんな味がするのか?
僕は大事にそれを折り取つた
だが、夢では
夢では味までは分からない
僕は何となく夢の中で夢想した
野趣 ....
安吾の愉悦は
自分の頭で考へる
と云ふ事に盡きる
知の巨人は
逆説に次ぐ逆説で
きみに迫るだらう
神話を覆し
偉人を落魄させ
突き進む安吾は
何処か一休禅師の
狂態に似る
頭の螺 ....
喪服の人たちが蠢いている
涙も出ない
感情がわからない
現実を受け入れない代わりに
不思議な出来事を受け入れる
それに救われながら
不思議な世界の隙間から見える現実を
少しずつ引き寄せて ....
のつぺりした自由だ
僕の顔をしてゐない
自分と云ふ
嫌らしい迄に
嶮岨な山脈を越えてきた
あの自由の顔をしてゐない
ピアスを外し、ピアスをまた着ける
その間に挟まる
沐浴なる時間帯
 ....
灰白に濡れ光り筋立つ
幾つもの鍾乳石に這いつくばり
辿り進んでいるうち何時しか女が道連れに

ニコッともせず先をいく女の
その剥き出しの背骨の
やはり筋立ち浮き動くを見入る内に
脊椎の筋 ....
○「テーマ」
僕は若い頃は
「愛と死」に関心があったが
今は
「老いと死」に関心が移ってきている

○「企業団体献金」
金をもらうと
弱くなる
金を渡すと
強くなるのが
人情だ
 ....
夜明けの海が磯際を洗っていた

スプニングリールに巻いた
ナイロンの道糸を
仕掛けの糸(ハリス)と直結するのに
結び方を選んだりはしなかった
一応、ストロングノットも知っているが、
トリ ....
自分だけが似合っていると思っていると思われていても気にしないけどブラックイズビューティフルを普段着で普通に着ている私なんかではそろそろ誰かが自称詩人は凄いブランドを立ち上げても着こなせるのかな
ai ....
神を探している
渦巻く嵐に仕え
霞に額づき
灰色の聖餐を受ける
そんなことができるような神だ

雪が降るよ
遠く故郷を離れ、胸の中に
あの重い、湿った
削ったばかりの木片のような
 ....
私の言ってきたことは、過去の人たちが既に言ってきたこと
私のやってきたこと。考えてきたことは、過去の人たちが既に考えてきたこと
星と星。点を線で繋ぎ合わせ、不思議な星座を無数に作る
星と星の数だ ....
 
オーティスレディングの
『ホワイトクリスマス』という曲

とても親しい人が
亡くなった12月23日に日が変わった
てっぺんすぎ

あらゆるものが
すこし変わったかなと想っ ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(5860)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
魂のうた- ひだかた ...自由詩224-12-28
独り言12.28- zenyama太 ...自由詩2*24-12-28
篤育・或る猫の場合- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-28
傾きつづける- 凍湖自由詩424-12-28
「闇汁や」で始まる短いcomposition- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-27
夜想、河- ひだかた ...自由詩224-12-27
- レタス自由詩3*24-12-27
大埼玉より_-髙校とその周邊-- 髙任勇梓 ...自由詩124-12-27
赤い数字- 自由詩324-12-27
- ryinx自由詩1524-12-27
独り言12.27- zenyama太 ...自由詩1*24-12-27
思考イキモノ- ひだかた ...自由詩224-12-27
ベル_ベル_ベル- 足立らど ...自由詩224-12-27
ゴチソウ- 髙任勇梓 ...自由詩524-12-27
美味しい水- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-26
【病棟日誌】_友達- レタス自由詩5*24-12-26
歌わせろ- 自由詩524-12-26
ア・ク・マ......- 髙任勇梓 ...自由詩124-12-26
独り言12.26- zenyama太 ...自由詩2*24-12-26
野生の山葵_/_夢- 髙任勇梓 ...自由詩624-12-26
安吾の愉悦- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-25
メルヘン- 自由詩524-12-25
無題- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-25
女顔と夢観の座椅子- ひだかた ...自由詩424-12-25
独り言12.25- zenyama太 ...自由詩3*24-12-25
秋磯のアングラー- atsuchan69自由詩12*24-12-25
ブラックイズビューティフル- 足立らど ...自由詩6*24-12-25
神を探している- 凍湖自由詩324-12-25
- 鏡文志自由詩4*24-12-24
泣く必要なんかあるのかないのか知らないけれども、どの『ホワイ ...- 秋葉竹自由詩924-12-24

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