すべてのおすすめ
ふわふわ漂い
ゆっくり落ちる
金の花びら、
わたしは貴女を知らなかった
[磯の香 、 零れる光滴 、 白波の残響]
あの青い青い宇宙の大海原を
貴女は幾人もの従者を連れ
喉を震わ ....
おんなはおとこの子を身籠る
おとこはおんなを孕ませる
子はおんなの胎内で
その養分で育ちながら産まれるときを待つ
零から始まる何ものもない
生命もまた
零から始まってなどいない
....
四国の方へ行って来ると
昔の君は言いました
僕は不安で尋ねました
いつまで行って来るのと尋ねました
すると君は言いました
ずっと行って来ると言いました
僕は淋しくなりました
....
おんなの乳房と先端の乳首が昂ぶるのを見せられたら
おとことしてどうなんだ?なんて
冷静に観察してられる訳がない
性の衝動は本能の領域
アクセルとブレーキの調和なんて
到底無理だから
....
がっこうの鉄棒にぶら下がって必死に見上げた空
何度挑戦しても逆上がりは成功しなかった
でもねそんなの数学といっしょ
難しい計算式なんて生きていくのに何の役に立つのさ
数学者にでもなるな ....
名指され得ぬモノ
今刻々と
降っている降っている
*
獣の声、
響いていた
死者の声、
響いていた
師走も遂に走り出し
怒涛の静けさ霊園墓地に
ほのかやわらか木霊した、
....
陽の照る日、日は冬日、あかるい日に、
日の陽の光の広がって
あたりいちめん純白の原
ときはとけてうずをまき
めくるめく永遠の瞬間を
垂直に切り開いていく
陽の照る日、日は冬日、あか ....
異性の友だちが欲しい
彼女が欲しい
彼氏が欲しい
それらの要因は性的欲求にあるらしい
何処かでえらい先生が語っていた
あんたに言われなくてもわかってるよって
だけどさもっともっとロ ....
この世の中の平等も公平も綺麗な紙に包まれている
封を切って中身を開いたら酷い有様
全ては自分を中心にした優先順位が発生してしまうからだろう
唯一かけがいのない存在
血の繋がり
無二の ....
みんなが笑っている
みんなが怒っている
みんなが泣いている
朝に 昼に 夜に
やるせなくて
どうしようもなくやるせなくて
夢は終わっていく
人生は続いていく
地球が廻り ....
秋の名残りの
ひとしずく
庭の木に
ひとつ残った
もみじ葉の
夜露に濡れた
別れの言葉
そっと
グラスを近づけて
琥珀色の
芳醇な香りを
楽しみながら
....
とっくに
日が暮れてしまった
今、正に
俺はこの白い部屋で孤独を貪る
完璧な自由
ハ
完全な孤独
冷える今宵に
エアコン壊れ
ますます真っ白に
ナッテイク
行き場なし
....
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開く ....
サヨクではなかった
かと言ってウヨクにもなれなかった
左でも右でもないなら
真ん中か?と
聞かれても
解答にに窮した
あっちでもなければ
こっちでもなく
そっちでもなかったから
....
ちりちりと
肌刺す冷気に
包まれて
詩を書く、詩を打つ
この夜陰
街には霧雨
降り続け
終わることない
哀しみが
記憶の糸を
濡らしてゆく
(糸はすぐに冷え切って
逗留すべ ....
黄昏時に
夢見る子供のように
今一度
両眼を見開き
身体中で
風を
感じる、感じている
気圏の底から湧き起こる
あの聖破璃の風を
追いかけ吸い込み広げては
開ける世界のパノラマに
....
月見草
銀に揺れている
透明な水流になびき
引き寄せられ
傷んだ身体
俺は引きずっていく
引きずられていく
寒風吹き荒ぶなか
青、蒼、碧
陽光余りに眩しいこの真昼
俺の ....
産まれた日の事覚えてるか?
母親の窮屈な産道通り抜けてその股間からこの世界に
コンニチワしたときの事さ
産声あげてへその緒切られて湯で羊水洗い落とされたときの事さ
そんなの覚えて ....
黄金の虫
炎に包まれ
檻の中から
飛び立った
見学していた
子供達の間から
歓声が上がった
黄金の虫
ドーム状の
天井近くまで
炎に包まれ
舞い上がり
ふらふら堪え揺れ ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右に掻き混ぜる
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ....
11月の今頃になって
ハムスターが死にかけている
妻が巣箱の入り口に芋を置いても
出てくる様子がない
ペットショップで買って1年半
秋から急に痩せてきて
数日前から餌を食べなくなった
廻 ....
ズキズキとココロが痛みだして
ハラハラとナミダがこぼれだしたら
あたりかまわず泣きだしてしまえばいい。
その日は祝日
新規開店間もないイオンモールに家族と一緒に車で出掛けた
五月。ゴ ....
日が山の向こうに落ちた頃
家の外で犬が尋常でない鳴き声をあげていた。
一頭だけじゃなさそうだった。二頭分の鳴き声はすこぶる興奮状態にある様子だった。
その内の一頭は家の飼い犬の鳴き声に間違いない ....
切通しを歩いていった
母と二人で
縁切り寺もあった
夢の鎌倉で
屋台では
地球駒が不思議な同心円を描き廻っていた
眠り駒……
わたしはその時、
じぶんが自分であることに ....
魂迄ずぶ濡れにされてしまうくらいの雨があがった
のっけから魂なんて書いてしまうなんて
我ながら恥ずかしい
天上では死者たちの霊魂が集まり
火を燃やし始めた
濡れた衣を乾かすためらしい ....
天国へは階段を昇る
人によってはらくらくと天国に辿りつけるが
人によっては途中階段を踏み外すらしい
地獄ヘ真っ逆さまに堕ちる
最初から突き落とされるよりはましかもしれないが
わざわざいっ ....
カッコイイ生き方したい
だけどカッコイイ生き方しようとすると
誰かがイジワルク足を踏みつけてきたりする
人間なんてそんなもんだ
躓いてころんだら気持ちがめげた
気持ちめげて立ち上がれなく ....
あゝ風が吹く と
風を浴びる名無し人は
気流の鳴る音を聴きながら
ひたすら途方に暮れて
あゝ風が吹く と
日々はたんたんと過ぎていく
何も変わらない
何も変えられない
他人の眼には
一見健康な生活に見えているだろう
おだやかな暮らしに思われているかも知れない
私は私の余命を知らない
....
はなしを食べたおかあさん
おとうさんはまだ会社にいる
ボクは画用紙にクレヨンをはしらせる
えんぴつでなまえのつづきを書いている
いろはたのしい
赤や青や黄色
た ....
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