すべてのおすすめ
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
このみずに
こだますだましへ
うつりしへ

あまたあまた
ひとつもないのに
お父さんは「泣くな!」と言った
それから泣かなくなった

お父さんは「意気地なし!」と言った
怖いと言わなくなった

殺した感情
言えずに飲み込んだことば

お母さんの声は神様だった ....
雨打つ夜陰、
ただ寂し
他者を求め
他者現れず、

 苦し 、

孤独と云うモンスターと対峙し
絶望の自分に絶望仕切りて

あゝまた自意識目醒め壊れた
あの悪夢の根源悪の
三歳 ....
十代の頃

ドラマで見たもどり橋と

一条戻橋は全く違うものだった

私が見てみたいと言ったから

連れてきてくれたけれど

逢魔ヶ刻  

短い夕立ちの後

蒸し暑さ ....
苦痛から解放されている時間に

異者が居る、
私のなか
自らを思考する
異者ガ居る 、

苦痛に繋縛され始める折に識る
(影の様な声が次第にはっきり響き入り出し)

 私の中で宇宙 ....
詩の門はいつも開かれている
ただ入ってゆけばよい
そしてただ詩を書けばよい
たとえ命を失っても
詩は墓標のように残るだろう

誰かが書いた詩を読むこともできる
知らない世界観を旅して
 ....
終わりから眼差し
送り送られ
行き交わす合図
斜光、優しく
この地に散らばる
無数の屍照らし

すべてもう終わったこと
終わりからまた始める
始めからまた生まれ出る迄、
また再び終 ....
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で

朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く

どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
痩せ細っていくの
けれどもそんなの
へっちゃらで
三度三食共に納豆を
ねっちゃぐっちゃ掻き混ぜて
クソッタレと云いながら
生きていく 、
知ったことかよ
退化していく奴らのことなんて
 ....
時に運ばれ時を運び
眼前眼下にヌッと拡がる
巨大な大地のパノラマ、
極彩色帯び鉄の鉛のうねり
剥き出し断崖成す無機鉱石群

 限りなく開ける意識の
  肉体の我離れ最早別の位相
 生命 ....
るーるー、カチ・カチ・カチ・カチ・
うめくようにきつく、くぐもった、湿る声で許しを請う、どうして?、静夜のからくり、まだ内側を掴んで離せない、風が占める、時は鳴り続ける、果てる波と砕ける{ルビ過去= ....
怒りへの心掛けを知りたい

ほんの些細なことに

火が付いたように激怒する人がいる

何をもってしても許さない人がいる

そんなに怒って

何か佳いことが待っているのかしら?
 ....
唇が触れるたび
焼けるように疼く
吸って
内出血させて
あなたのかたちの

闇で見えないところに
恍惚を誘う息遣い
次第に獣になっていく

この瞬間だけの恋みたいな
不確かさでも ....
土佐の海辺の村で
毎日毎夜薄暗い電灯の
野外畳の上にでんと座り
鍋に茹でられた貝という貝
爪楊枝でほじくり出し
それぞれ異なる磯ノ味覚
噛み砕き引き裂き食い喰らい
瞑黙ひたすらに味わい尽 ....
光をおびて歩き来し
われの如くなれと仰った
光の如来
現われた
永遠に続く幸福
皆が従え
真理の下に
 

今回の旅は残念ながらキャンセルしよう


かすかに春の日の香りの漂う
やさしい眩しさの世界への旅

なにが起こるかわからないから浅く眠る
かすかに揺れた涙の手前の悲しみは
 ....
法律は知らんから
そこら辺の
バカはいつの間にか
テレサテンなわけ

違う俳句の歌の中でも
笑う俳句の夢を見る

一粒の 米を作る 100の汗

上手いねみよちゃんさてたくんは?
 ....
君が笑った
太陽のように笑った
だから

仕事がどうだとか
難しい話はやめよう
君を笑わせよう

燦々とした君と
過ごす時間
短くても
なくすことはできない時間

いつも大丈 ....
{引用=(𝘭𝘦𝘵𝘵𝘦 𝘳)
ユウヒはとてもかわい よね さいきんなにしてすごしてる の ぼくはさいきん読みものしてる さいしょはわから なくて しらないことが少しずつわかるようになると これまでそう ....
恋人が蝶だった、ひらひらと羽搏きながらじゃれ合って、夏のあおぞらへとどこまでもどこまでものぼってゆく、その陽と風と葉はとても明るかった、ぼくはたしかに蝶だった、やがてそれぞれの夏空へと旅立っていってし .... 暮れ泥みに目覚めて
初夏の夕暮れ、残光に
湧き立つ薄紅の大雲
放射状に拡がり在る

 眼前 、

あっちこっちと
散り散りばらばら
皆んな皆さん、
娘も息子も別れた妻も
それぞれ ....
時に感じた物語
頭の内をくらぶれば
夢幻の如くなり

届かぬ場所は地にはなく
唇湿して
愛を持つ

交わせぬ夢に
働かせるは
己の良心
ただひとつ
自分の周りを
あらゆるものが巡る
当たり前のこと
そう思っているけど

自分が誰かの
景色になっていることは
どうして想像しにくいのだろう

かつての天動説は
都合が良かった

 ....
ざらついた耳触り、
壮大なるもの
壮大と感じ取る
繊細な素直さを
育て立ち上げる
意志の息遣い 、

自分なんて大したことない
単なる思い出の集積
だからこそ
その奥処に眠り在るも ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった

北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
今日の投稿で1年経ちます
明日から2年目の1日目

三日坊主にならず
365日続けられた
毎日詩を書くということ

また次の1年
続くように
楽しんで書いていきます

読んでくだ ....
結局のところ
比べるのは
いつも自分だ

昨日の自分より
今日の自分が好きとは
到底言いがたい日々

後ろ向きに歩くのも
また良し
この
あとに残った感情は
なんなのだろうか

手を差し伸べたい甘さ
引き留めたい恋しさ
助けてあげたい愛しさ


まだ愛していたのだろうか。

私が?


まさかと笑おうと ....
豊かな世界は
どんなものだろう
足りないものばかり
数えている

衣食住
満たされ目盛は
どんどん上がって
一向に辿り着けない

今の足元
掌にあるもの
心細くて
もっと何か ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(5860)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題- wc自由詩15*25-7-6
たなばた- wc自由詩5*25-7-6
コールタール- りつ自由詩1+25-7-5
詩想、無限反復・ざぁざぁ_サァ!!- ひだかた ...自由詩7*25-7-5
もどり橋- 花野誉自由詩9*25-7-5
詩想、永遠なる無限・触れていたい夢幻*- ひだかた ...自由詩525-7-5
Gate- 自由詩6*25-7-5
廻るカルマ、一日の残光に- ひだかた ...自由詩6*25-7-4
生きていた- 自由詩10*25-7-4
詩想、納豆進化ノうた_- ひだかた ...自由詩6*25-7-4
詩想、変遷スル自己意識- ひだかた ...自由詩5*25-7-3
羽化- 唐草フウ自由詩10*25-7-3
即今只今- 花野誉自由詩11*25-7-3
闇に啼く- 自由詩6*25-7-3
底の記憶- ひだかた ...自由詩9*25-7-3
如来- 杉原詠二 ...自由詩2*25-7-3
夢をみた- 秋葉竹自由詩325-7-3
まないたのよろこび- 林 理仁自由詩325-7-2
燦々と照らして- 自由詩9*25-7-2
(letter)- ryinx自由詩17*25-7-2
蝶の夢- 本田憲嵩自由詩1125-7-1
夜想、モニュメント・沸騰手前の静かさに- ひだかた ...自由詩725-7-1
届かぬ場所なくして- 杉原詠二 ...自由詩4*25-7-1
天動説- 自由詩10*25-7-1
デモテープ- ひだかた ...自由詩725-7-1
犬の名前- atsuchan69自由詩23*25-7-1
1年続いた- 自由詩13*25-6-30
自分VS自分- りつ自由詩3*25-6-30
さいご- りつ自由詩3*25-6-29
豊かな世界- 自由詩7*25-6-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196