すべてのおすすめ
お客さん、焼きましょうか?
それとも煮ましょうか?
、そのままで

夢を食べる人がいる
お腹がふくらんでいつも放屁ばかりしてる

愛を食べる人もいる
少し物足りないので自分を傷つけ ....
夕方に米一合の飯を炊き
三食分に分けてラップで包み冷凍する
基本は納豆玉子かけご飯
キュウリの浅漬け
ご飯のお供を数種
コンビーフやウインナーを齧り
3分間の食事は終わる
冷蔵庫の冷凍室 ....
背番号10番が攻めてくる

守りを固める近づいてくるにつれて

巨漢であることがわかってくる

ディフェンダーは薙ぎ倒された

次はどう来るのか

ゴールキーパーは震えていた
夏の遠き
記憶の残照か 、

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の
深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら
幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオドロキ ....
釣り人は絶えず空を占っている

彼は雨模様の日々の間隙を縫って車を飛ばした

渓の入口に着くと水の唸りが聞こえてくる

今日も駄目だと知りながら

狂ったように竿を振り出し続けた

 ....
自分という存在の剥奪、
自分という存在への恐怖、
自分という存在の絶望、

自分という存在が最初から 
見捨てられ遺棄されて居る
この呪われいるという強烈な実感 、

この場に根源的問 ....
人魚の住む海底に
一枚の絵が落ちて来ました
それは人魚のいる瑠璃色の海と空
絵は溶けかけていましたが
人魚の心を打ちその絵を宝のように思いました

ある日人魚が海から顔を出すと
岸辺で絵 ....
冷え冷え立ち上がる声の壁 、

彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し 

冷え冷え波打つ声響き渡り 、

孤独と結婚し私の内懐 ....
 
  
セックス
世界が変わるとき
一人と一人の世界が終わり
あたらしい世界が生まれる

ラポール
貴方を認めるとき
乱暴もネグレクトも精に成り
深きゆえ また我を忘れる

 ....
「冷やし中華はじめました」、それは夏を大まかに括っていた、水色の一枚の暦のように、町中華の古びたガラス製の開き戸に貼られていた、その水色の張り紙を、店主のおっさんの手がゆっくりとひき剥がしてゆく、ぽっ .... カレンダーを眺めると
夏はもうすぐ終わり
隅っこに秋が待機している

ここまであっという間
この先もあっという間
どこに流されていくか
影が差し込んでくる

毎日の明日への不安
そ ....
明滅する{ルビ生命=いのち}の不思議

魂が魂を呼んでいる

前世の約束を果たすまで

追いかけっこを続け

明日を夢みる
過ぎ去りゆくもの
全ての虚しさから
新た在るもの創造され
萌え出る生命たち
ぐんぐんぐんぐん生成する

「思考の遺産を身につけて
私はこの感覚世界に歩み入った。
神の力が私をここに導い ....
白い折り紙
茶色や灰色を裏側にして
折って畳んで持ちあげたら

イノシシの肩甲骨に
トンビの翼に
エゾジカの硬い角になって

歩く
駆ける
羽ばたく

私の手の平に包まれて
 ....
もう、何がなんだかワケワカメ

物静かな人妻のパンティを脱がせたら愛の嵐でワケワカメ
中折れし、拳で殴られ鼻から垂れたワケワカメ

冷蔵庫の中で賞味期限の切れた深い悲しみのワケワカメ
入居 ....
犬も食わない喧嘩
荒れている間は
まるでこの世の終わり
周りにいる者に
最大限の気を使わせる

翌日になると
あれは何だったのか
というくらい平常運転
ノリ遅れてあたふた
使おうと ....
カッピカピ
おひつに水入れず
ひゅぅうひゅゆう
夜に口笛吹き
ウオォッウオォッ
別れた妻の野獣の声、
陣痛室に響き渡る異様
脳裏から剥がれ落ち
ぴちゃりぴちゃり
反復されるこの宵の口 ....
午前五時{ルビ山女魚=やまめ}のポイントに辿り着く
水はゴォー ゴォー と鳴り響き 渦巻いていた
そこには先客が4.5mの竿を振っていた
ぼくは竿を出さず
ボトル珈琲を飲みながら彼から離れ様子 ....
薄汚れた曇空から
ちぎれた臓物や心臓の残骸
パラパラと骨片がふりそそいで

どうしようと
大地に平伏していたら

神さまが耳をかきながら
真っ白い雲のうえ
どうしたあ と
呼んでも ....
土砂降り雨、
それは胸中の無性のそわそわ、
屋内という安全圏から聞く、
トタン屋根を打ちはじめる激しいその響き、
一時的に水浸しになってゆく外の世界に、
人は良くも悪くも予感する、
いつも ....
太く立ち上がる孤独の壁、

声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと

努めながら死につつ死につつ努めながら 、
米米米米 米米米米
買いにいけども
米が無い 米が無い

米の棚にはインスタントラーメン
米の棚にはインスタントラーメン

米が無くても生きていけるけど
心の底辺に流れる不安
インス ....
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に 
哀しい風が吹いている

雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
 ....
捨て鉢な好意
汽車が眠る場所
優しい巨人の愛撫
想像力の山と谷を
土地柄が考慮されたブレーメン
変動しない順位
誰かのおばあちゃん
物語を消毒されないためにも
明日までの措置
電球の ....
早朝の渓を彷徨い歩く

フィトンチッドが心地よい

気温22℃

マイナスイオンに包まれ

日頃の喧噪を忘れる
理不尽に叫びたかった日
拳を握りしめながら目を瞑ると
瞼の裏は草間彌生
体内の粒子が猛スピードで蠢いている

顰の素顔を塗りつぶし
呼吸をゆっくり
数を数えて

瞼の裏のざわめきが
 ....
白銀の輝き無数、
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
等間隔に円周辿り
打ち叩き生き行き

この夜、前に佇む静かさに

意識の視界の深き己の
力動の核心、頂き、中心点 ....
地球が生れて四十数億年

此処に集う人との出会いは

偶然といえば偶然で

必然といえば必然だ

{ルビ生命=いのち}燃やして詩を{ルビ詠=うた}う
地獄の底に住む紅蓮の獅子
炎を纏いて湿地へ飛ぶ
湿原は草原に変わり
根を燃やした跡には道ができ
そこは太陽の匂いがする

架空ではなかった
権化となりこの世に降り立ち
目の前に現れた人 ....
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(4662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩を食う人- アラガイ ...自由詩11+*24-8-29
食卓- レタス自由詩8*24-8-29
ゴールキーパー- 自由詩324-8-29
この沸騰の夏日に(新訂)- ひだかた ...自由詩324-8-29
【渓流】_雨の日の釣り師のために- レタス自由詩5*24-8-28
詩想、「汝自身を認識せよ」?__(改訂)- ひだかた ...自由詩324-8-28
瑠璃色の鱗- 自由詩324-8-28
SOUL・_LOVE- ひだかた ...自由詩224-8-28
シジンとヤッたら終われる- 足立らど ...自由詩624-8-28
「冷やし中華_終わりました」- 本田憲嵩自由詩1224-8-27
次の季節- 自由詩424-8-27
五行歌_因果律_- レタス自由詩5*24-8-27
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地4- ひだかた ...自由詩4*24-8-27
白い折り紙- 由木名緒 ...自由詩11*24-8-27
ワケワカメがワケワカメなワケワカメ- atsuchan69自由詩10*24-8-27
犬も食わない喧嘩- 自由詩324-8-26
メタモルフォーゼ- ひだかた ...自由詩324-8-26
【渓流】_ボウズの朝- レタス自由詩4*24-8-26
どうしたあ- 由木名緒 ...自由詩4*24-8-26
土砂降り雨- 本田憲嵩自由詩424-8-25
五行歌、際の頂きへ- ひだかた ...自由詩2*24-8-25
米が無い- 自由詩5*24-8-25
キリスト- ひだかた ...自由詩224-8-25
等し好みに- なけま、 ...自由詩424-8-25
五行歌_【渓流】_遡行- レタス自由詩5*24-8-24
アンガーコントロール- 自由詩5+*24-8-24
意識の己、ノイズリダクション- ひだかた ...自由詩2+*24-8-24
五行歌__摩訶不思議- レタス自由詩3*24-8-24
紅蓮の獅子- 自由詩324-8-23
都心徴候散策- ひだかた ...自由詩4*24-8-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156