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今夜は君の言葉が妙に沁みる
何時も暖かかったり
冷たかったり

眠れないぼくは
あっちに行ったり
こっちを行ったり

何時も君は
ぼくの部屋にルビーのピアスを置いてゆく

無口な ....
東の風が吹いていた
醤油工場から醪(もろみ)の匂いが漂う路地
ぼくはスニーカーの紐を堅く締め直し
重いザックを背負い直した
遠くに行ってしまう前に白い灯台を訪れたかったのだ

乗客は三人だ ....
かつて帰る家路があった
今、帰る家・故郷、喪失し
新たな家路を辿り紡ぎ行く
憧れの地平 確と眼差し
内鳴るフルサト湧く沸くと


土佐の海鳴りカツオの叩き
はりまや橋の赤々と浮き立つ
 ....
ぽっかり
穴、あいて
なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

 すっと黒い円のなかに黒い円が在る

白い点は円のなか
段々広がり破裂し

 ....
#WHO(フー)

聖樹になり仰せた大木も
世代交代の意味を知り
朽ちても若木の行く末を
あんじては身を粉にして
樹木は時代を乗り越えてきたの

世界樹があればいいのに

成人にも ....
北斗七星が傾いて 絵葉書をこぼす
ひらりと指でうけとめる なつかしい君のことば
仙女の写真にうすく 桃の果汁の染み
あいかわらずの筆跡に 白い歯を思いだす

君よりずいぶん遅くに 僕は生まれ ....
・遠く
離れたままで
わたしたち
白い季節を一まい隔てた
(冬の華は六角形に受粉する
その周りを
星の子どもたちが手をつないで
ぐるぐると回りながら
白を蘇生させようとしている
(か ....
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。


この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ....
セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて

向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇

日々青い青い空ひろがる
東 ....
 まったき明るい赤みがかった砂利道をゆく
 砂利道はやがて深い深い森へ至る


感覚され艶めきの外界、確かに在り
直観され浮き立つ内界、確かに在り

この世界、これら二局面から成り在り  ....
熱気籠るこの白い小部屋に
雨が降る、静かに 銀の雨が降る
世界を透明に染め私の意識を覚醒させ

五感の縛りを解き
浮き立つ様々な形象
この意識の最中に在り
私の内底から溢れ出る

精 ....
たくさんの秘密を分け合おうよ。ときには魔女のように下卑た笑みをいっぱいに浮かべながら、沸きたつ好奇心に駆られて、たくさんの楽しいことを。
たとえば小学校の男子用トイレ。その鍵がかけられた個室のドアー ....
清らかな
水流、蒼天を流れゆく

鳥の啼き声、辺りから鋭く響き

きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね

ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
朝に、

緻密に絡まり合う
力動の
自己意識持つ
黄金の
おもちゃ箱

創りつつ

アパートの部屋、外に出れば

とどろきの宇宙大河
意味を凌駕し垂直に流れ
盛んな響き輝き ....
時間、凝縮され
空間と為り
展開される 一瞬にして
その瞬間、瞬間 ソノ強度永劫に
わたし今生かされて在り


あらゆる意味規定
逸脱し破壊していく
創造する力動、
無意味の実在実 ....
遠い地平に雨は降る
逃れいく貴女の声に
憧れ募りひざまづく
この世の果て夜の底、
あの深遠な声の淵

人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
それぞれが自ら造り出した
苛烈な運命を背 ....
一切の耳鳴り幻聴
停止し消えた束の間に
静かさに包まれ
遠き遠かさ
夜闇の底、

 懐かしき声の言ノ葉ヒビキ

未知未来から木霊する。
台所を独壇場にする、
梅干しよりも止めどない、
はるかに暴虐的な唾液の滝、ほとんど果汁にも紛うほどに、
強烈な、そのかおり、
それでいて、
主役の実力を才能以上に引きだす、きわめて個性的で有 ....
味わいに
静かさ奥行き
感じる我、
其処に
静かさト遠さ 在りと。


静かさ遠さ、
〉とおさしずかさ〈
今に在ります

これ、微妙な感性の震え

只今捉えがたく一つに在り。
 アフターダーク 影は踊るよ
張り詰めた宙 小声で歌うよ
 月 星 現れ 宇宙 火花 生まれ
暗くなってゆく 本当の内証…

天高く月が昇ります 白銀の女王よ
 夜の風景に溶けてゆく呪 ....
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ

孔雀と戯れている少女の言う

夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に

あれは何?と少女に尋 ....
孤独、

寄る辺なき
魂の

力と化し、

進む

みちは

とおいとおい

ひらかれた
こころ

言祝ぎ

ぼくはいくよ、

とおくとおく。
 退廃的な茶色い風景は一掃され、どこも白いベールに覆われている。嘘のような本当の話、のような風景がある。
 雪にまつわること。たくさんあり過ぎて語れないほど。雪を心待ちした青年期、悩まされた中年 ....
引き裂き叩き付ける
〉ひたすら進行する時を〈
タタキツケヒキサク垂直瞬間、確かに在りて
光の帯を巻き舞い上がり舞い降りて
漆黒へ降り注ぐ 静やか光の動乱


闇が覆うのだ、
いずれ闇に ....
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける


ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
 ....
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する

数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、

 艶めく若芽の燃え出づる

未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ....
減量中なのでとても持て余してしまう。ような。平日の合間に棚から牡丹餅のように挟まれた、けれどなんにもない、そんな祝日には、少しだけとおくにある鶴の村の露天風呂へと向かう。プラスティックの日常とはちがう .... 清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ


宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し ....
さっさっさっさっ
とんとんとん
かちゃっ
ぱたん

つうつっ て

ぎょろり

ひゃあ
うっ ぐっ
  とん

とんとんとん
さっささっさっ
きゅぅうう

 ばたん
 ....
煌めき音響
コバルトブルー
響の色彩うねり
艶めき貫流する
冷える肉に
熱、熱を感じ
柔ら鮮やか
意識の開く

ひたすらな静かさのうち
雪降る世の あり
ゆるりとした鼓動のうち
 ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(5489)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
書簡- レタス自由詩423-12-4
地の果て- レタス自由詩923-12-4
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銀河通信- 福岡朔自由詩4*23-12-3
Fairytale_Of_Snowland- ちぇりこ ...自由詩1323-12-3
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朝の天使たち- ひだかた ...自由詩6*23-12-2
詩想42- ひだかた ...自由詩5*23-12-1
貴女(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-12-1
- 本田憲嵩自由詩623-12-1
意識の光景10(改訂)- ひだかた ...自由詩523-11-30
おもちゃ箱2(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-11-29
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声の淵- ひだかた ...自由詩323-11-28
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詩想39〇しずかさとおさ、五行歌借り- ひだかた ...自由詩423-11-26
(翻訳詩)アフターダーク- 足立らど ...自由詩9*23-11-26
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冬を旅するために- 山人自由詩6*23-11-26
詩想38〇前提としての〈死〉に_五行歌、借り*(改訂)- ひだかた ...自由詩323-11-25
詩想37、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩323-11-24
未知- ひだかた ...自由詩3*23-11-24
勤労感謝の夕日- 本田憲嵩自由詩223-11-23
意識の光景9、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩323-11-23
無のうた- ひだかた ...自由詩2*23-11-23
無限の眼(新訂)- ひだかた ...自由詩4*23-11-22

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