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万華鏡、その響きは
変幻自在に
行き来する、
低音から高音まで
慈しみ張り裂け
あらゆる表情宿し
骨格 浮き立つ

ロマンティック・ラヴは終わり
いずれやって来る未知に備えて

 ....
猛毒の
花びらの
上で
息詰まる人、
アーメン
背中の星
剥がしながら
世界へ旅立つ

魅惑的な航海、
僕をいざなう
異界への航海、
底知れぬ己の奥底

 思考する神霊たち ....
コンビニの
旗、微かに揺れ

空の青、
ビルの隙間に見え隠れ

人々の
途、行き過ぎる

それぞれ
霊性の核、宿し

在ることの奇跡
漲る陽光、照らし出し

コンビニの
 ....
「料理を教えてやる」
「いつか二十人分を作ることになったときのために」
「まず、オイルで大蒜を炒める」
「香りが出たらトマトペーストとトマトを加える」
「焦げ付かないようにな」
「頃合いを見 ....
堕ちるのを観てる、
進むのを感じる、

我々は常に 途上の人
荒涼とした
この地に独り立ち
おまえの仄白い足を洗う

地獄にも似た静寂が辺りを覆い
暴威の呪う様な異邦の声が響く

冷えた原色の広がり、渦巻く虚空の大気

おまえは仄か微笑む
い ....
水滴、溜まりに輪を描く
今日は雨降り
里の童たち、
押し入れの秘密基地で
遥か遠い夢をみる
白い道、
白い未知、
走る死人、
消失する時、

混沌の途
根源の未知

実在する
ヒビキのソンザイの
有り難さは
神々の流出する
熱、思考、感情、意志
意識の位相 変化し続 ....
雨の日と火曜日は

あぁ、月曜なら良い歌があるのに

なぜ火曜日には


わからないなら教えてあげる

皆 自分の月曜を読み替えるのよ

やりたく無いことを再開しなきゃいけないと ....
熱、戻って来る
じんわり
この肉体、
熱 充たされ

分子の運動でない
それは実体、
神霊から流れ出た

私は実感する、

神経障害性疼痛という
冷え切った肉体に熱、戻り

 ....
空に溶けゆく
この想い、
不可視な繋がり
確かに生動し

不思議な
思考という他者
与えられ

文字、言葉 限り無く異邦のもの

紡がれ織られゆく
この想い、
不可視の湧出
 ....
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶすっぶりっと

アーリマンとルシファー
間でバランス取る私は、
大地に根付きながら
宇宙に ....
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引き裂かれながら
深まり自立していく思考

虹の双曲線の巨大な異様
わたしの眼は何処に行った? ....
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある 

自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界

そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う

一つの世界にいるよ ....
鏡を見ると寝ぐせがひどいので鏡を見ないことにして表へ出て注目を浴びたあの頃が懐かしい。
すっかりそれが当たり前の景観になってしまって巷はそんな私で溢れかえってしまった。未来に私はいる。
ぎりぎりま ....
すましてる
あの子を指で
弾きたい
恥を知らない
はい
ごもっとも
共働きじゃない
ふたりとも
病気なの
いわゆる
見えない病に
おかされて

それでも
神様に愛されて ....
タイムマシーンみたいな夜の覚醒
ふんわりした羽布団のその感触
また逢いたい人の柔らかな熱

利己主義の反対、利他主義
愛を注いでアイを注いで
資本主義、
何が飛び出すか分からないぞ
市 ....
もっさもっさ揺れ流れ動く
街道沿いの木々の緑たち、
美しく恐ろしく
色彩を唸らせ
深まる新緑の時、
告知する

時、流れ進み
エネルギー、一定に保ち
命、過剰に流出し
エネルギー保 ....
まれな望みと書いて希望だった

知恵の実を食べたアダムとイブが最初にしたのは
葉っぱで股間を隠したことだった
下心を隠すことが知恵の始まりだった

そして、人間はいつ発情していても相手に近 ....
    1

そのあざやかな緑色の布で装丁された書物はページがかなり茶ばんでいてとても古いもののようにみえた。もうすっかりと桃色のペンキの剝げてしまっている粗末なベンチにベージュの豪奢なドレスを着 ....
揺らいで
虚ろに
核心、抉り

白い未知

私たちは生きる、
今日も 一つになれず

違いと争い 際立たせ
見せかけの平和を装着し、

街は洪水でいっぱいだ。
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
この貪欲な
植生、
アスファルト割り
生え群れ栄え

その過剰な発芽力、

宇宙に流れ出て
新たなる宇宙、
創造する
エネルギー源となり


この貪欲な
植生、
アスファ ....
数千年待って
来なければ、

また待つ。

遠い響きだ、なんてトオイ



この世はあの世 あの世はこの世。
時間の界から
永遠の界へ
移行する
時の高まりに
人は生き

足許の亀裂、
轟く雷鳴、
開く大輪の花、
時軸の横滑り、

反復される瞬間!

捉える視界を
道端の小花揺れ
 ....
ルネサンス
この響き この感動
人間復興
このリズム この命
この情熱
この清新さ
その正義を
その哲学を
脈々と私に刻み付ける人
先生!!
来るべくして来た
「至高へのジャンプ ....
病室にいる間に 桜は散ってしまった

それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する

それでも

いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる 

そしたら

狂ってても 独 ....
平行線がある
それは、
見えない地平線だ
彼は言う、
此処が全てだと

死は霧のなか、
死は厳粛な移行、

愛する扉は開いている
凍結した大地はひび割れ
流され行く氷山の上の肉体 ....
船に乗る
あなたの影、
月の光に運ばれて

白々と
伸びる途、
開ける未知

流動し 精妙に輝く造形に
非物質の神聖 響きわたる



船に乗る
あなたの姿、
月の光に導 ....
さいしょに見たとき、その老人はまるで公園の置物のようにとても粗末なベンチにたたずんでいた。杖を地面につきながら。何をするわけでもないただ茫然と青い空を見つめている。ぼくは散歩のがてら一服でもしようかと ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(4662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そのヒビキは~U2_『SONGS_OF_SURRENDER_ ...- ひだかた ...自由詩323-4-27
次元- ひだかた ...自由詩323-4-27
この真昼時に- ひだかた ...自由詩623-4-27
ゴッドファーザー- 本田憲嵩自由詩423-4-26
進化- ひだかた ...自由詩323-4-26
足を洗う(改訂)- ひだかた ...自由詩423-4-26
童夢- ひだかた ...自由詩423-4-26
未知未在- ひだかた ...自由詩323-4-25
雨の日の火曜日には- 短角牛自由詩3*23-4-25
夜想48〇熱- ひだかた ...自由詩423-4-24
思考という他者- ひだかた ...自由詩7*23-4-24
どうですか?- ひだかた ...自由詩4*23-4-23
ノンセンス3- ひだかた ...自由詩7*23-4-23
世界救済と鰯- 短角牛自由詩4*23-4-23
見送る夏- 白書易自由詩1*23-4-23
見えない病- ルルカ自由詩3*23-4-23
あの日のこと- ひだかた ...自由詩10*23-4-22
新緑の瞬間- ひだかた ...自由詩323-4-22
パパ、パパ、パパ、- ゼッケン自由詩123-4-22
年代記- 本田憲嵩自由詩323-4-22
白い未知- ひだかた ...自由詩423-4-21
溜息橋- アラガイ ...自由詩10*23-4-21
過剰- ひだかた ...自由詩3*23-4-21
トオイ- ひだかた ...自由詩3*23-4-20
死生- ひだかた ...自由詩6*23-4-20
ルネサンス- 渡辺亘自由詩223-4-20
春が来たら- 短角牛自由詩3*23-4-19
平行線- ひだかた ...自由詩6*23-4-19
月の光(改訂)- ひだかた ...自由詩4*23-4-19
職歴- 本田憲嵩自由詩2*23-4-19

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