すべてのおすすめ
市場で首を平らにひきのばした
音がみだれあう青

鳥を目で追いながら
自分も 空がとべる
もう 浮かびあがると
信じられなくなった日のこと
何となく思いだしている

からのポケットで ....
わたしは
わたし以外のわたしに
遭った事はないから

わたしなのだろう

わたしは
連続殺人事件の
被害者にも加害者にも
なった事はなくて

けして
正義の味方だと
声高に叫 ....
昨日までの
不幸なら数えられる

幸せは数字に置き換えられない

明日から先の
幸せは想像でしかない

明日から先の
不幸せなんて
想像したら

自分が可哀想になる

明日 ....
きみの純潔は
透明な水晶のようで
とても傷つきやすかった

ぼくという毒薬を飲み込んでは
嘔吐を繰り返し
それでもぼくに優しさをくれた

十五年という歳月は白色矮星よりも重い

風 ....
何の行列でしょう
いつからやってるのでしょうか
こんな時間だというのに

ずっと通りの向こうまで
途切れることなく
行列が続いていて

手に手に灯りを下げて
歌を歌ったり
泣いたり ....
 数千真白き桜花、
  舞い散る渦の落ち鎮め

明るみ澄む岩清水 、

  真白の声 唯聴き入りて
 浮かぶ花びら数千掬び ゆくり流す
この麗らかな春日に、
白雲ゆくりゆくり
蒼天を流れゆく

名無き鳥の啼き声、
樹木緑の繁りより
真一文字鋭く響き

きらきらり
太陽の光滴、 
水流に飛び跳ね


     ....
現実は
命だけでは
生きられないと言うが
命が無くては
虚しいんだ



へたな
作りものよりも
現実の方が
よっぽど
味わい深い



私の
人生
いちどきり ....
隣りの海で 鯨が髭を磨いてる

海老が抜けない
ささらに破れた尾びれを揺らし
海老が抜けないのです、と

わたしも歯茎を押しひろげ
まぶされた砂をはらい

やせた少年がくらりと傾いて ....
季節変わりの花が
ぼくたちを祝福してくれた

ふたり手をつなぎ
ふたたびこの路を
歩きたい

子供のように石を蹴り
風に吹かれて
夢を話していたい

花びらは散っても

怖い ....
桜花、数千真白き
純白の切り裂く時を
切開し 真っ赤な血潮

 噴き上がる天へ真直ぐ
      、
数千真白き桜花散りゆく迄
咲いてました

満開に

取り立てて
感動はありません

櫻は咲くよりも
散る時が美しい

それは当たり前の
感動なのかも知れません

死ぬのは
人並みに怖いです

 ....
醤油の{ルビ醪=もろみ}が香る港街
岸壁の夜に出没する屋台の中華そば

秘密のスープを覗き込むと

豚骨、丸鶏、ソウダ節、かつお節、
煮干し、長ねぎ、玉ねぎ、昆布、干しシイタケ

出汁 ....
今年彼女は桜をみることはない

大学病院のICUに閉じ込められ
チューブや配線にグルグルと巻かれ
モニターの画面に規則正しい波形が映る

何が悪かったのか誰にもわからない
本当のことは
 ....
エメラルドと石
銀箔の輝き
私は知らない、
無限の時をゆく
煌めき唸り
石とエメラルド

誕生から死へ、死から誕生へ
そして新た誕生から死へ

  断崖絶壁に立ち

浮かび来る ....
自分を
いったん
壊す そして
再構築しよう
生(せい)を進めるために



足るを知る
というのも
出来るだけしか
出来ないな
でも十分だろ



どの道
進む ....
別れを
思う私の
青空は
青く青く
晴れわたるばかりで、
青空を
じっと見つめると
青空の静けさは
このこころにしみてくる
しみてくるう
あはは
どの道死ねる私の
未来は輝くば ....
こころや
思いが
あっての
物事だと思う。
あなたへ ありがとうさま
あやうい花のいのちも誇らしげに
青に浮かぶ梢の淡い紅の清らかさよ
そよぐ風に花は揺蕩い、
霞に煙る吉野を見渡せば、一目千本
賑やかに咲き、忽ちに散る花の錦、
散る道の風情はいつしか夢へとつづ ....
阿吽の呼吸をふたつに割ったら生まれた桃太郎は
詩人は偶然と必然との曖昧なシャボン玉の表面で
立ち回っていました。

さてはて仲間はやってくるのでしょうか









 ....
彼女は桜の咲く夜に死を選んだ

とっておきのワンピースを着て

美しくあの世に逝こうと願った

200錠の薬を琥珀色とともに

サイレンが鳴り{ルビ生命=いのち}は留まった
私の頭の中のかわいい小虫

私の水たまりにぬれた太陽で游ぐ小虫

固い脳の幹がこんなにも目を詰んでは

住めなくなると申し訳なさそうな小虫たち

雷に撃たれた電信柱の記録

なんと ....
倍音、光となり
響き合い
清澄な水流の
激す時、
永劫の大洋
奏で出す

 ヒビキ、
  思惟の響き
   声と声の響き合い
    光となる倍音
     響き合う愛

  ....

在るところに
影はできる
当然の物事が
むずかしい世



光は
光か
闇は
闇か
物は考えようですね



遠い
輝く雲は
私を置いてゆくが、
希望は
 ....
空が紅く暗かった
ヤマタノオロチが来るというので
みんな防空壕の中で息をひそめた
ぼくは写真を撮りたいと思ったので
カメラをぶら下げて
街に出かけた
ヤマタノオロチはキングギドラだった
 ....
人と共に
失われていく
風習
しかし 人のこころは
今もここにある



首無し地蔵の
赤い布
赤には
魔除けなどの
意味がある



村を
見守る
首無し地蔵 ....
{引用=




あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、


次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました

(なった のかも しれません)


その ....
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、 ....
光の視界を
人、人、人、
昇ったり降りたり
ドテラ姿のおじさん
また会ったね、ハローハロー



人、それぞれに
日常の場で非日常の場で
活動し創造しながら
それぞれの可能性と限 ....
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声

 生まれたての現に

触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、

 垂直貫く永久のイノチ

笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(4662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たけのこ- soft_machine自由詩6*24-4-9
わたしは- 原田たけ ...自由詩224-4-9
幸せですって- 原田たけ ...自由詩624-4-9
あした- レタス自由詩5*24-4-8
パレード- ヒロセマ ...自由詩10+*24-4-8
五行歌、お花見に確言2- ひだかた ...自由詩624-4-8
ヒビキ- ひだかた ...自由詩5*24-4-8
※五行歌_三首「私の_人生_いちどきり」- こしごえ自由詩6*24-4-8
隣りの海- soft_machine自由詩13*24-4-8
桜路- レタス自由詩7*24-4-7
五行歌、お花見に確言- ひだかた ...自由詩324-4-7
- 原田たけ ...自由詩424-4-7
中華そば- レタス自由詩5*24-4-6
花曇り- レタス自由詩6*24-4-6
ループ、一見- ひだかた ...自由詩4*24-4-6
※五行歌_三首「生(せい)を進めるために」- こしごえ自由詩6*24-4-6
空高く鳥は飛んでゆく- こしごえ自由詩5*24-4-6
※五行歌「あなたへ_ありがとうさま」- こしごえ自由詩3*24-4-6
サクラ- atsuchan69自由詩9*24-4-6
未来から_始まる絵本_001- 足立らど ...自由詩3*24-4-6
五行歌_一首- レタス自由詩4*24-4-5
わたしの小むし- soft_machine自由詩8*24-4-5
ヒビキ- ひだかた ...自由詩4*24-4-5
※五行歌_三首「光は_光か」- こしごえ自由詩3*24-4-5
【夢の欠片】紅い空- レタス自由詩3*24-4-5
※五行歌_三首「しかし_人のこころは_今もここにある」- こしごえ自由詩3+*24-4-5
あの日- ryinx自由詩824-4-5
豚のこころ- atsuchan69自由詩5+*24-4-4
五行歌、ハローハロー- ひだかた ...自由詩4*24-4-4
ドミナンテ- ひだかた ...自由詩224-4-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156