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憂い寄りの風に誘われ
魂の呪いを麻痺させて
太古の夜の神をたどって

余韻も朝に溶けてストップ
一時永久の遊泳もストップ

資本の蹂躙と混沌の昼間
立ち止まればタチドコロ
悪夢の襲来 ....
ほんのり朝日が差す狭い部屋

人が縦横無尽に眠る中で目覚め

I氏と目が合った

時折蘇る甘苦い記憶


I氏は誰もが認める男前

気さくな好男子

でも

踏み出す勇気 ....
誰かにとっての正しいは
誰かにとっては間違いで
誰かにとっての間違いは
誰かにとっては正しくて

輪郭だけが埃のように
転がってグレーになる

神や仏を信じてみても
何の役にも立たな ....
ふきぬける
ふわっと
そよぎ
よちよち歩き
赤子のむちっと
短き両の腕に
寄り添いて
たおやか凪いで
さやか夏の朝
へっちゃむくれ
ゆえに愛しきかな
あふれ出す時の
今を追い越 ....
スーパーにスイカがたちならび、買い物客は上腕をむき出しにしている
夏至が過ぎた日の日中は、もう夏のような暑さが
巨大円盤となって上空を覆っている
希望というのは、日にあたった蛞蝓のように動かない ....
やっと
やっと
夢のたまごが見つかった

やりたいこと
もしかしたら
自分を活かせるかもしれないこと
ずっと傍らに
ヒントは転がっていたのに
決して気がつかなかったこと

まだま ....
もしも私が
母の言う通り
地元の大学に行き
教職員か公務員になり
家柄・学歴・収入
すべて母が認めた男性と
お見合い結婚をし
子供を二人くらい産んで。

そしたら
こんなにぼろぼろ ....
ベローチェでよく会う君へ

何故
同じ服ばかり着ているのですか?
清潔そうな方に見えますのに
お煙草は吸われないのですね
こんなにお会いしているのに
喫煙室でお見かけしたことがございませ ....
僕が
必要以上に
欲しがるのは
けつけつけつ

わけだから
お前はくだらんでさ
まさ
今朝
わさ
あさ
いさ
てさ
こさ

てめーどーした?
ぶりぶりドーナツの
ま ....
親友に逢う夜

朝からつま先が浮足立つ

去年の秋 中津駅で飲んで以来

大学を出て

四百年以上続く造酒屋に勤め

今や重鎮の彼女

彼女が選んだ店で待ち合わせ

少し遅 ....
真夜中のビル街
隙間を縫うバイクが通り過ぎた
その後は静寂
高層ビルの上層階は
曇り空に覆われ
屋上の赤いランプが
鈍くぼやけて点滅している

誰かはいるのに
誰もいない雰囲気
ガ ....
私のものでありながら
私のものではない想いの束
吹き抜ける風紋のカタチ、
薄日射し蟹走る浜辺の磯の香、

いつか忘却され又想起され
透徹と普き哀しみ通り過ぎる
宙宇の燃焼
映し出されな ....
私のこころには

ちっぽけな美しさがある
ささやかな優しさがある
愛された記憶がある
愛した記憶がある
ただただ
愛するひとの幸せだけを祈った純粋がある

醜さに満ちたこころにも
 ....
私には
いのち以外の何もない
だから
新たな私を構築できる

今からは
幸せな私になろう
料理が同じ食材でも
全く違う料理になるように
喜びをただ喜ぼう

ひとさまに
何かして ....
道は定めた
もう彼に累が及ぶことはない

決意というアドレナリンが
私を支えている
しと しと しと
ざぁざぁざぁ
イッテシマッタネ
イッテシマイマシタ
しん しん しん
ざぁざぁざぁ
アシハミエタヨネ
アシハミエマシタネ

夏空来て 
梅雨のお葬式、遠去かり
 ....
8月6日や8月9日と一緒だという
他国から見たらそういう存在だったんだろうか
今他国ごとのように見ているこの光景は

自分のことがわからないように
自国のことはわからない
わかっているのは ....
職場での問題やら

他色々と

出口が見つからず

地団駄を踏む心持ち

状況がすぐ見えず厄介である

自分を少し見失っているよう

これはいかぬと思い

久方ぶりにお茶を ....
たまいれ
たまいれ
はい
たまいれ
たまいれ

たまいれ
はいって言えよ
すみません はい
たまいれ
たまいれ
はい はい
はいは1回でいい
すみません はい
はい
俺が ....
夜毎の夢に開け入る現、

ほら 一昼夜おいて昨夜の更に
鮮明に浮き立ち
私の思考生命の今に響き刻み込まれ

日々この世の側 遠くとほい此の感触、

残響し続ける大宇宙 詩想し続ける小宇 ....
正しい人は
正しいことを正しいといい
間違っていることを
間違っているという
本当の友は
傾いたバランスをなおしてくれる
想定を超えてまっすぐ
まっすぐ続く水平線
海、あの頃
僕らは ....
吸って
もっと吸って
やわらかくして
揉んでやわらかくして
来て
こっちに来て

クーリッシュみたいに溶けて
飲み込むだけ
みんな真っ白になって
クーリッシュみたいに溶けて
飲み ....
風はゆふぐれの懐かしさを湛えていた
《ア》と《オ》の螺旋が交差し争って
辺りは静に満ちていた

みみのあな

鼓膜を突き刺すくらいキンと痛い

酔いどれ月が
小石となって
ばらばら ....
肌がチリチリと泡立つ
  
       “迫っている”

 危険に囲まれて
 墓場にいる気分

気配を耳で聴いている


 ー 怖いか? ー

沈黙が問う

   ー 怖 ....
俺も、世の中に興味がないし
世の中も、俺に興味がない
俺も誰が死のうが、別にいいし
誰も俺が死のうが、別にいい
OH これは、愛からの解放か?
OH トンネルを抜けるとそこは、深い闇
ただ ....
蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、
蒔かれる時には卑しいものでも、輝かしいものに復活し、
蒔かれる時には弱いものでも、力強いものに復活するのです。
つまり、自然の命の体が蒔かれ ....
夜中目が覚めた
夢の道中から外れて
雰囲気だけを
鼓動と共に纏って
何かと戦っていたようだ

どんな夢だったか
みるみる失われていく
記憶を拾おうとしても
すり抜けて消えてゆく
何 ....
廊下は走るな!
と 、
廊下を走りながら云って居る、
人の無数無数次々と
今日も、何処かで飛行機は堕ち
何百人もの死者の一遍に

 けれども、

廊下は走るな!
と 、
廊下を走 ....
嗚呼、インセル その言葉を聴くのは、怖い
嗚呼、インセル 逆らったら、精神病院
嗚呼、インセル 弱者男性 弱者男性

嗚呼、インセル その言葉を聴くのは、辛い
嗚呼、インセル 逃げ出したら、 ....
気力萎えて 夜の
横顔も暗闇も見えず
風に誘われ風を誘い
揺れて揺らし
ただ微笑みながら

虚脱を眼差す濃密な瞳 、

慄然と立ち上がる
時間を串刺しにし
筋骨隆々と
のた打ち廻 ....
田中宏輔さんの自由詩おすすめリスト(5860)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
I’m_Nothing- ひだかた ...自由詩8*25-6-29
I氏の手のひら- 花野誉自由詩11*25-6-29
埃の色- 自由詩6*25-6-28
夏ノ風- ひだかた ...自由詩725-6-28
夏至が過ぎたから- 山人自由詩6*25-6-28
- りつ自由詩5*25-6-28
ポンコツ- りつ自由詩2*25-6-28
letter- りつ自由詩1*25-6-28
そんなとこなら見れ- 林 理仁自由詩3*25-6-28
親友と飲む夜- 花野誉自由詩9*25-6-27
午前二時の揺らぎ- 自由詩6*25-6-27
主語を欠いた庭園- ひだかた ...自由詩625-6-27
こころ- りつ自由詩10*25-6-27
可能性- りつ自由詩4*25-6-27
アドレナリン- りつ自由詩2*25-6-27
去来・来- ひだかた ...自由詩725-6-26
Bombing- 自由詩625-6-26
茶を点てる- 花野誉自由詩14*25-6-26
たまいれ作業- 林 理仁自由詩325-6-26
詩想、夜夢の現- ひだかた ...自由詩7*25-6-25
プラトン- おまる自由詩4*25-6-25
クーリッシュみたいに- 自由詩8*25-6-25
火群- りつ自由詩3*25-6-25
Sign- りつ自由詩2*25-6-25
愛からの、解放- 鏡文志自由詩3*25-6-24
架橋- ひだかた ...自由詩725-6-24
潜在意識- 自由詩8*25-6-24
るぅーるぅ、、、正しい行い- ひだかた ...自由詩825-6-24
インセル- 鏡文志自由詩3*25-6-24
お年頃の婚姻- ひだかた ...自由詩425-6-23

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