すべてのおすすめ
10年前の缶蹴りの決着ついたな
それいつやねん 前もそんなこと言ってただろう
次は硬式野球な これは時間かかるぞー
それ5年前に決着ついてたがな
悪いね、俺は指導係なんだ、こういう ....
温かな光りのなかで
僕は涙の雨を降らす
柔らかな幻が僕を包むから
差し出された手のひらも
闇に包まれる
もう夢見る刻(とき)は過ぎて
虹色の夢が
微妙な翳を揺らしている
ジ ....
ずり落ちて
キラリと光る
脇の汗
いつでもどんな時でも
文句も言わずに頑張っているヒトがいる
どんなに報われない時でも
自分の信念を信じ、懸命に生きるヒトが ....
今までのいつよりも
今日の私はものごころがついていて
今日より明日
明日より明後日
日毎 呼吸が浅くなって
今までのいつよりも
今日の私はものごころがつ ....
君は爪を噛んで下を向く
白い時間が二人の間に流れてゆく
むなしく流れるジャズの調べ
僕は言葉を切り出す勇気も無く君を見つめるけれど
もうボクの事なんか君の瞳にも映らないんだ
明日になれば ....
人間のやることは
間違いだらけ
仕方ないけど
落ち度のあるプログラム
もう何回目
ブルーライトが
瞳を蝕んでいく
影響範囲が広がっても
エラーの原因見つけられない
時間と疲労の蓄積
....
天空の青 、
輝く新緑に
たるむ肌の
枯れ果てた人
隣に座したる
朝のイートイン、
何というこの落差
「自らに問えば」と
私の内の誰かさん
いったい誰 、
なんだ
朽ちて生 ....
歩き続けたあの先に一体何があるのだろう?
毎日毎日同じ道を歩いて足がまるで棒切れのよう
君に出会う夢もただの幻で
光りの中に紛れた影が君の顔を隠す
ねえ、一体僕はどこへ向かっていくの? ....
白い牙を覗かせて、
獰猛なうねりが崩れ落ちる
老いた小舟は
海の奈落へ吸い込まれてゆく
ゴオオオーと大波は唸り、
水の壁をふたたび聳え立たせる
曇った空には、
騒ぎ啼く海鳥たちが浮か ....
この春日の夜底から
繰り返し木霊しつつ
吾が脳髄に響き来る 、
この肉身の外から絶えず
破滅の流れに曝されながら、
来る来る繰り返し響き来る
声の刻印、しばし遅れつ
次から次に ....
握手をしたら
相手は刃物だった
血が流れても
誰も咎めやしない
悔しさだけが
胸に錆びつき
刃が冷んやりと
血の温度を下げていく
それでも信じたい
人のあたたかな掌
滲む血 ....
あめをくださる
あなたはさて
そこの街の
大概はてな、な、美を
どう捉えますかね
あめをくださるのは
もしかしたら
あなたとは全然違うかも
しれないよ
もしもしー
ではあと ....
僕達は傷つけあうのが怖くて一定の距離を保ってきたけれど
触れ合おうともせずただそこにいるだけでいいの?
何もしなくとも繋がってゆける?
どんな体温もいつか冷めてしまうものだからぎゅっと抱きし ....
猫の尻を追いかけてる犬と僕
世の中には一分と待てない人間がいて、あの日の僕がそうだった。
お金の引き出しや振り込みに関して言えば人はクレイジーだ。
今日引き落とされなけ ....
淡い水色がどこまでも広がる空は僕の心を呼び醒ます
思い出の欠片が瞬くたびに響く記憶
風に乗ってあの山を越えれば苦い感情もやがて甘美な詩となるのだろうか?
蒼い海を渡り君の住む街へと還ろう ....
臆病なボクは傷つく事が怖くて君を愛せずにいる
硝子越しに眺めるだけで君に指一本触れる事の出来ない臆病者さ
君の柔らかな眼差しが鋭い視線に変わるのが耐えられなくて
まるでひ弱な小動物のように震えて ....
はてなはて
はてなはてはて
ぢっと手を見る
一握の階ぶん
ちかづくか
はてなはて
はてなはてはて
はてななては
はてなきはては
はてないて
いきのはて
はてのはて
....
濃くなる春の半袖に踊り
生かされ寛ぎ過ごし生きて
夕闇に心の塗れ始める時頃に
否定の楔、天から振り落とされ
感覚の粉砕され消え透きとほり
不在になる己の内から現れの宇宙
賑の天国も苦の ....
俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす
赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ
子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
....
哀しみは心のなかで少しずつ融けていく
まるで君といた瞬間がウソみたいに消えていく傷痕
ボクは「消えないで」とわざと深く深く突き刺すんだ
痛みは赤い赤い薔薇の血となって流れるけれど
君はそっ ....
失われつつあるものを思うことは、
まるで水のように渇望する、
真っ赤な炎に染まった夕焼けの光景だ、
その時になってそれは何と美しかったのだろうと、
その時になってようやく特別なかがやきを放って ....
強がりな若葉が芽生えたから
車を飛ばして海を見に行こう
お弁当はトマト・レタス・生ハム・チーズのサンド
カラシマヨネーズを効かせて
ほら 遠くに洋紅色の貨物船が浮かんでいるよ
きみは う ....
何度も何度も振り向いて空を見上げた
過去という亡霊にとりつかれていたあの頃
明日なんか見えなかったよ
だけど苦い思い出とは決別して前だけ向いていよう
もう無理して笑う必要なんてないんだ
....
一ヶ月後輩のオバちゃんには「アンタ、ココ長いの?」と訊かれ
係長にまで「ずっとココに居たんだと思った」と勘違いされ
これでもワタシ、半年なんです(笑)
職場に来て一年にも満たないんです
そ ....
シャッターのおりた憂楽街
眠りに落ちた改札口
プラットフォームの底
沈んだレールから
明日が聴こえますように
仕事の夢を見て悪夢だと思う
だから現実も悪夢の中を生きている
崖っぷちギリギリに
目隠しされて立たされている
手探りで伸ばす指に触れるのは
錆びた鉄のマニュアル
黒塗りで
行 ....
甘やかな時の過ぎ去りて
何一つ慌てることなく
渦巻く界の奥に
岩の照り光り
光球の巨大
地平を限りに
のっそりと昇り
どろんと沈み又昇る
奥へいけばいくほどに
打ち降ろされる彩の斧の ....
絶望することに
早々と絶望し
ながらも、
他人へと期待する
先祖返り繰り返しつつ
もはやどうしようもなき諦念に至り
生きる基本的態度としてのこの無関心 、
生まれ故郷すら遥かとほ ....
疲れた体をベッドに横たえ瞼を閉じれば
ごらん、視えてくるよ
骨の十字架
カサカサに乾いた白い表面が
黄色い陰影を作って僕を見つめる
斜めに走るペンキの赤は
そう、僕の血さ
微かな痛みが不 ....
固めた拳を大きく振り上げ
軋む雑音を振り払った
ただひとつはまっすぐと突き進むこと
己の力と人生とを信じて
純粋に野望を実現していくこと
ただそれだけ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190