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{引用=
制作方法について:
2008年10月13日に秩父・ポエトリーカフェ武甲書店にて行った秩父お散歩ツアー&ポエトリーワークショップにて制作。リーダーイダヅカマコト。
参加者がそれぞれ持参し ....
雨よ降れ
ざんざん降れ
と、こいねがう村がある


たった
ひとつぶの雨だれにも
没してしまいそうな
舟がある



 めぐみや恐れや
 あれこれは

 ありえぬ ....
立ち上る煙を見ると
その先に魂を探してしまう
人ひとり死んだのに
山は頬を染め始め
わたしは焼き芋を食らう

パチパチ、と鳴る
時を刻むより不規則で
ずっと我慢していた拍手を
本当は ....
小さな指のさきで
木の実をひろいながら
ドングリ
という言葉を
娘は覚えた

昼間のつづき
眠りの窓をしめて
散乱する
ドングリと戯れていた
ことばと戯れていた

ひとつふたつ ....
  小さな背伸びをしたことがあるか。憧れへ向かって、届かない手をもう
一息伸ばしたことがあるか。


        よせてはかえし、かえしてはよせる、くりかえす吐
息が音列になる。前傾姿 ....

仕事帰りの街灯の下
夜がひたひたと打ち寄せている
その波打ち際に立ってふと
えッと吐き気を催した
げぼッと咳き込んだ口から足元へ落ちたのは
幼いころのお友達だ
あの頃いつも遊んでいた ....
とおい、楽園、探すはアホか。
あーあー、




たすけてくれよは少年の
少年だけの特権です。
どんなに嫌悪を覚えても、
少年だけの特権です。



うんざりするような永 ....
夜、

ベッドの床のドアを開け 
誰もいない真夜中のモールへ向かう
不ぞろいな石畳のゆるい坂道
狭い道の両側に並ぶ石造りの建物
ショーウインドウに灯りが燈る

探せ、

歩け、
 ....
渋谷駅前広場に置かれた 
緑のレトロ電車に入り腰を下ろせば 
クッションみたいな長椅子は 
日頃の腰の疲れを
吸い取るように暖かい 

走ることの無いこの車両に 
集まる老若男女は 
 ....
「幸福の青いベンチ」は 
いつのまにか色褪せ 
人々の重みに板も、折れていた。 

僕はそろそろ背を向けて 
新たな地平に、歩き出そう。 

遠ざかるほどに小さくなる 
「幸福の青いベ ....
 
 
見渡すかぎり牧場でした
穴がありました
さりさりと音をたてて
ショベルカーが掘っていました
人が幾人か落ちていきました
むかし近くにあって駅みたいでした
僕と僕の大切な人は
 ....
誰かが遠くで歌ってる
夕日が沈み 月が光って ほら また朝が来るよ
ねえ 太陽が笑っているね
君も笑って

そんなこと言えるような私じゃないけど
君が沈んでいる日は ねえ
空に力を借りた ....
立ちすくんだ私の頬を
ゆっくりとつたう
何かが、わからなくて
くわぁっと声が漏れる

 
    ※

 
あなたの電話の声は、
どこか戸惑いの輪郭を描く

触れることのない寂 ....
「明るい私」を演じる日々に疲れて 
休日は体を丸めた蓑虫となり 
布団に包まる 

{ルビ転寝=うたたね}の間に 
夢の運転席で僕はハンドルを握り 
並走する左の車線に 
追いついてきた ....
きみに口づける、わたし

隔たったところ
から、きみに
触れる、
そのように
わたしは
死んでいく、その時間がきみの
顔に刻まれて、きみの
顔において、わたしは
死んでい ....
山を歩かなくても
高山植物をいくつも
見つけることができた
お花畑だった
小さな草木が
つける大きな花

青い花が好きだった
眩しいくらい明るい
白や黄の花よりも
吸い込まれるくら ....
うっかりついてしまった
溜息の先端から
滑り落ちたマンボウが
午後3時17分の紙コップの
コーヒーの中に浮かんでいた

セクハラまがいの
丸い横っ腹を堂々と晒して
背びれと尻びれを ....
俺は生まれつきの窓フェチである
いや、窓際フェチと言った方がいいかもしれない
いや、「窓際」より「窓辺」と言った方がもっといい
「海辺」みたいでロマンチックじゃないか よし「窓辺」でいこう
俺 ....
 
羽を跳ねる
パネルを器用にとじて
鳥は止む

空は青く
そのかなたに生えた
おなじ色だけのソーラーを
背中で掴もうとする

てのひらを合わせる
人と人にも似た
ぬくもりから ....
該当する方を黒く塗って下さい。

夜中に誰かを想い、胸が熱くなることがありますか?
□はい
□いいえ

どうせ自分なんか・・・とあきらめた経験がありますか?
□はい
□いいえ

小 ....
色々なものに触れてきたはずの
手はくすんだ色をしている
そして力に満ちている
地上のいかなる節足動物も到達できない
しなやかさを持つ

指を伸ばした手の甲をそっと見やれば
4本の指の2つ ....
 
さわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで

秋の次は冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうな ....
{引用=既に知っていることをまた
振り返って
つまらないことと思い直す
夢は夢
胸に灯された光は
なんだったのか}

キンモクセイの季節と人は云う
小道の角を曲がる時感じた匂いを
記 ....

消費者金融の無人審査機の前で
背筋をこころもち曲げている女
どういう顔をしていたらいいか
分からないのだろう
真っ二つに分けた前髪の間からは
かきまぜたコーヒーに入れたミルク
みたい ....
 
獣たちがさわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで

秋の次には冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうなかった ....
 歌声

【神々】は自然のために歌う
【神々】は人間が嫌いだ
が 自然は好きである
【神々】は自然のために歌う


 雨

赤茶けた
ぬくもりの大地に
無言の歓声を喚げる
 ....
目頭にこびりついた
ノスタル自慰を
擦り落としたら
液晶で描かれた
瑞々しい少年は
皮肉っぽい脂身になっていた

買い置きしすぎた
ファンタ自慰を
解凍し損ねたら
活け作りのつ ....
最後に

風が吹くところはどこだ
視界を扇にして乗せる水平は
歩数の速度で揚力にやられr
あがったままの目蓋も
知らぬうちに寸断されているという
たとえば心音

これは事故だ
 ....
君を愛するということ
手を開いてあげること
朝早く起きてみること
眩しさに目覚めること


目覚めればすべては真っ白で
君も真っ白で透き通るように
笑った、君が笑うと僕も笑う
そして ....
大人になっても
有刺鉄線をひよっと越える
無法者がいるくらいなんだから
子供が「駄目」って言葉を
ぴよっと乗り越えるのは
掃いて捨てるほどある
当たり前の話なんだよ

そう それこそ自 ....
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