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緊急避難場所を知らない イージス


あらゆる災厄や障害から
           まもってあげたい
イージス、その姿はかがみのよう

みなも、かけた
わけを聞かれると
うつむいてしまう
斜め上を向いて
 ....
まだ腕時計のない頃
パスカルはいつも左手首に
小さい時計をつけていたという

一枚の額縁の中の、夜
机上のランプに頬を照らされた
パスカルの肖像は
銀の時計をそうっとこちらに見せて、云う ....
葉山のCafeに入り
マンダリンオレンジジュースを頼んだ。
瓶に貼られたシールの表示は
「Prodotto in Italia」

おそらくはイタリアの地方の果樹園で
名も無い農夫に採られ ....
鳥でなければ見たことのないはずの景色を
夢で見た

子どもの頃なら
空を慕った記憶はある

宇宙からの信号は
生まれた日から
届いていたのに
地表に張り付いたまま
私の未来は区切ら ....
負けるまで帰れない 手を抜いてオシャレになった フラグが立って何も起こらない まゆ毛を微調節すればするほどズレてゆく
9月の夕方にある方からメールを頂きまし
た。(あなたの詩は結構好きだがかっこつけ
すぎではないか)というような内容でした。
10月は攻撃して11月は防御 ....
君は最近歌を口ずさむ
歩いてきた距離は途方もなく長く、
希望を持って歩いてきたけれど
どうにもうまく行かないことが多くて
それでも前だけ向いて歩いてきた

君の歩いている道は
君が望んだ ....
中一の長女の
突然の登校拒否

いてもたってもいられない

家に着くと
テーブルの上に破壊されたスマホ

LINE外しだか
何だか知らないけれど

俺の娘に何しやがる


 ....
点子にも ほんとうの名前があるらしいです。
しかし
点子と点呼されたときから、わたくし 点子となったのでございます。

汽車ほど、人間の個性を軽蔑したものなどありません。
この明治の世で ....
冬の初め、リンゴの収穫の合間に、友人の車に乗って文化センターの展示を見に行こうとした。時候の挨拶のような何気ない会話をしているうちに、車が急に左に寄って、コンクリートの壁に斜めにぶつかっていっ .... 暗がりのなかの水
灯の無い窓に
階段は増えてゆく
樹に埋もれた塔の上部が
少しずつ空になってゆく


花を見つめすぎて
花になるもの
双つの入口
冷えた川を着て融け ....
逆さまに 微笑む兎が 見えたかい
月明かりの下で 朝露を待つ夜は 程遠く

太陽の訪れを 待ち侘びる事も 忘れたみたい
海岸で咲く 緑の花びらを 見付けたかい

違うよ 其れは 蛇紋岩だ
 ....
固いつぼみを こじ開けようとも
春を待たねば 時期早々
滲み出た 乳白色の液体が
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の
器に混ざり込み 静謐な
長方形の世界に留まってしまう


暖かさを待 ....
冬になる前に
庭のバラを剪定した

咲き遅れた蕾の枝を
花瓶に挿しておいた
膨らみかけていた他の蕾は
次々に開くのに
その白薔薇の蕾は
しばらくはじっと蒼いまま

ある時
限界を ....
何か自分に
とても
くだらなく、
そして
やさしいことを
してあげたくて
3歳児が寝静まってから
缶ビールとスナック菓子を用意した
酒は苦手で飲めない
けれど
時給ベースの仕事で
 ....
 
祈りが、ケーキにすりかわる頃

ベツレヘムの星は、LEDの光となり

讚美の歌は、ソリッドステートの箱に閉じ込められる


 
人助けして空気が悪くなった 最後の店が閉じ
町は死んだ
残された者達は
買い物をする術もない
やがて人も死んでいく

国会議事堂前で今日も汗を流す人々
天下の悪法を廃案にすべく集う人々
大勢の人々
悪法が国会を ....
北風が吹く、この街の
行き交う人々を眺めている
もう皆、すっかり冬の装いで
どことなく落ち着きがない
しかし、私の目に
それは映ってはいるけど
どこか、よそよそしい

その先に続く
 ....
{引用=過去の寄せ集めですが、明日からのために}


手の振りかた


{引用=賛成多数で
人として当たり前のことが
ぼやけてく

白い手袋を振るみなさん
頑張ってください

 ....
駐車場の一角
水面を撫でた風を受け
首を伸ばすと
視界が開けた眼下に湖
列島の海岸線から遙か遠く
ぽつんと置かれた水たまり

湖岸にぽつりと楓の木
秋の風に朱くなり

ここには敗者 ....
古い人よ
あなたの残してきた足跡が
時間の湖に一つずつ落ちる音がして
僕はそこに誰にも使われなかった時計の針を見る
新しい村に深く棲み付きながら
あなたの姿は目に見える姿とは別の姿だ ....
要するに、の辺りで 
くすっとしてしまう 瞬間

何だかんだと 周囲の状況を
こと細かく 説明しようとして

寧ろ その方が 親切だと
信じて 挑むのだけれども

結局 何を言いたか ....
オシャレな店から落武者が出てきた 朝夕の 空気と共に
空が 秋を 告げているのか 

「空き」空に
秋の気配が 漂って いるのか… 

こんな 瞬間の
透明感が 好きです

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・: ....
夜は誰もいない
言葉は誰もいない幻
そして走り出す
道を探す
見えない夜の中
僕はどこにいる
電柱と肩を組んだまま


韓国で旅券を発券し
欧州へ向かっていた
飛行機の電灯の下
 ....
ココロにまで 
モザイク かけたら

言いたい ことも
言わなければ ならなかった ことも

全て 霞に 変わりそうで 

その方が 良かったのか 
それは イケナイ ことなのか 
 ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
緊急避難場所を知らない- 北大路京 ...自由詩313-12-13
イージス- 水町綜助自由詩2*13-12-13
パスカルの時計- 服部 剛自由詩913-12-13
旅人ノ声- 服部 剛自由詩413-12-13
鳥でなければ- Lucy自由詩19*13-12-13
負けるまで帰れない- 北大路京 ...自由詩813-12-12
手を抜いてオシャレになった- 北大路京 ...自由詩813-12-12
フラグが立って何も起こらない- 北大路京 ...自由詩113-12-12
かっこいい散文- 左屋百色自由詩26*13-12-12
君の歌- ……とあ ...自由詩21*13-12-12
深夜の東名高速で出会った鬼たちに憑いていく- ichirou自由詩8*13-12-12
点子が、行く。- るるりら自由詩17*13-12-11
被害- 葉leaf自由詩1113-12-11
ひとつ_うつわ- 木立 悟自由詩613-12-11
彼女の土産- 藤鈴呼自由詩4*13-12-10
花となって競い合う- 小川麻由 ...自由詩9*13-12-9
白い蕾- Lucy自由詩18*13-12-9
くだらなく、やさしいこと- うめバア自由詩2513-12-9
祈り- 殿上 童自由詩20*13-12-9
人助けして空気が悪くなった- 北大路京 ...自由詩913-12-8
町の死- 紀ノ川つ ...自由詩3*13-12-7
見つめる先に- 小林螢太自由詩8*13-12-7
夕焼けより、夜明けに- AB(な ...自由詩413-12-6
諏訪- ……とあ ...自由詩7*13-12-6
古い人- 葉leaf自由詩613-12-6
燻る木- 藤鈴呼自由詩3*13-12-6
オシャレな店から落武者が出てきた- 北大路京 ...自由詩913-12-5
「空き」空に- 藤鈴呼自由詩3*13-12-5
失業手当の幻- 番田 自由詩313-12-5
心モザイク- 藤鈴呼自由詩3*13-12-4

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